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僕の父は、世間を知っていると僕は、思っていた。
では、僕の母は?
母も、世間を知らないことは決してないと僕は、思う。
いや、それどころか、母も、世間を、よく知っていると僕は、思うが、父の、それと、比べてはいけないように僕は、感じていた。
本日、午後から友達と会う予定になっていた僕は、午前中、1人、自分の部屋で、自分の昨年の日記を見ていた。
ある日付の、自分で書いた文を読んでいた。
『格闘ゲームの世界大会で、世界チャンピオンに、なったヤツが、ハーバード大卒のヤツらしい。
僕は、それを知って、ムッとした。
ここに正確に書き記そう。
あまりに、他の格闘ゲーマーが、不甲斐なくないか?
僕は、そう思ったんだ。』
僕は、日記を閉じて、
自分のデスクに閉まうと、
閉じた引き出しに、
「対人戦なら、全然、勝てないから、レベル設定を極端に下げたCPU戦ばかり、やってたヤツが、よく言う…」と吐き捨てるように、言い、
自分の部屋を出た。
僕は、現在、格闘ゲームは、おろか、テレビゲームという類いのものを全く、やっていなかった。




