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Planetarium  作者: モク
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世界観

 舞台は宇宙こと、星界、その星界にはいくつもの惑星がありその一つ一つに、人が住んでいる、ただ一つ大きな問題があり、惑星によって資源の差がもの凄く激しいことだ。

 そのせいもあって惑星ごとの戦争が起き続けている。

 何十回と起きた戦争の中で主人公シリウスは恋人をなくしてしまう、恋人をなくしてしまったシリウスは、戦うことをやめ色々な星を転々としていた。

 そんなある日、昔からの、惑星は敵惑星同士だったが、戦友であるレグルスから連絡が入る、レグルスは、昔はただの兵士だったが、戦いで戦果を挙げていきとうとう王様になったという、やばい奴だ。

 レグルスからの連絡の内容はこういったものだった。

 シリウス、お前がもう戦いたくないのは知っている、ただ今お前の力がどうしても必要なんだ、頼む俺の惑星にきてくれ。

 シリウスはしばらく悩んだが、断らずに無視するのも、悪いのでとりあえずレグルスの惑星にむかうことにした。

 惑星につき、レグルスがいるであろう王宮に向かう、王宮に着くとレグルスが王座に座り待っていた。

 で用事ってなんだよ、どうでもよかったらすぐ帰るからな!

 レグルスはまぁまぁ落ち着けと言いながら腰に刺さっている、鞘から剣を抜き始めた。

 とりあえず、一回勝負しようぜ、シリウス。

 ふざけんなよと思いながら、お前連絡に戦いたくないのはしってるとか書いてたのに、なんで真っ先に戦いを吹っかけてくるの?

 あーあれね、あれとりあえずシリウスに来てもらうために適当に書いたんだ。

 ごめんねと言うように両手を合わせて、謝ってくる、昔からなりふり構わず戦いを吹かってくるので、心の奥底では気づいていたはずなのにここにきてしまった、ということは俺の中でも戦いという気持ちが多少はあったのだろう。

 それに気づいたのをレグルスも気づいたのだろう、剣を持ちながらこちらに走ってくる、シリウス自身も炎でレグルスとは違う形の日本刀という剣を作り、レグルスの方向に走っていく。

 剣を互いの剣にぶつけ合う、カキンという轟音が王宮に響き渡る、そのまましばらく沈黙が続いたが、互いに顔がだんだん笑っていくのを感じていた。

 シリウスは、自身の剣でレグルスを突き放す、ずさっーと後ろに下がっていくレグルスは、剣をもう一度鞘に戻し集中している、これは斬撃を飛ばすつもりか、あいつ自分の城を壊していいのかよ、そんなことを考えながらシリウスは対抗策として、自分の手元に炎の塊を作り出し、それを自分の剣で突く、すると炎の塊はもの凄い勢いでレグルスに向かっていく、それを見たレグルスは顔をニヤッとし鞘から剣を思い切り振りぬく、するとレグルスの剣から斬撃が地面を削りながら飛んでくる、俺の炎塊とレグルスの斬撃がぶつかり合う。

 今回は先ほどのカキンという音じゃなく、ドゴーンという爆発音が王宮に響いた。

 爆発の煙だんだんと消えていく、王宮はなんとか無事だったみたいだがすぐさまレグルスには驚かされる。

 煙の中から現れたレグルスは先ほどの剣を大剣に変え煙が消えるのを待っていた、あれはレグルスの奥義だ。

 奥義を使われるとなると、こちらも奥義を使わなければ太刀打ちできないのだが、もし二人の奥義がぶつかり合えばこの王宮はすぐさま壊れてしまうだろう、だが久しぶりにレグルスの奥義を受けてみたいという気持ちが、勝ってしまい顔がニヤついてしまう。

 レグルスも早くぶつけ合いたいという気持ちが顔にでているのだろう、こちらをにらみつけている。

 シリウスは、日本刀を片手に持ち、もう片方の手に新たに作り出した、レグルスの剣によく似た剣を持ち、構えをとり集中するために瞼を閉じる。

 数秒後、瞼をカッと見開きレグルスに向かって走り出す、レグルスも同じタイミングでこちらに走り出して来る。

 一歩一歩歩くたびに戦いでの記憶が蘇ってくる、楽しかった記憶、辛かった」かった記憶、もの凄く辛かった記憶、色々あったが結論戦っている間が一番楽しいということにやっと気づけた。

 いくぞ! レグルス、おうシリウス! 二人は戦っているはずなのに顔は満面の笑みだった。

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