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「人間」の魅力
コメディにできなさそ…
楽しくしたいですね笑
私は、あの日から狂い始めた。
…いや、もともとの本性だったのかもしれない。
私は森に行き、いつものように動物達を呼んだ。
「綺麗な花をもう一度…もう一度だけ…」
…私は森に、沢山の花を咲かせた。
とても…とても…とても…とてつもなく…綺麗だった…
それからも、毎日毎日花を咲かせた。
でもそれから種は無くなってしまった。
「花を見たい…みんなの…綺麗な…花」
とうとう私は森を出た。
沢山の種がある街へ…
もう服はボロボロ。
身体のあちこちは切れている。
まるで死人のよう…
もちろんそんな姿で街に出ているのだから、みんなの目線が女の子に集まる。
「あの子何?捨て子?」
…うるさい
「服汚いし何あの匂い。死人みたい。」
…うるさい
「えっ、気持ち悪い。野生の人間?w」
消えろ…
私は隠し持っていたナイフを握った。
そして、花びらが舞った。
悲鳴があちこちから飛んでくる。
今までで一番綺麗…だったかもしれない。
そこで初めて私は「人間」の魅力に気づいた。
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