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最終話

あれから数日、どちらの関係者も見ることは無かった。

涼にとっては喜ばしい事だったが

彼の知らない所で、事件が頻発していたようだ。

入学式の帰り道で彼はその事を体験する。

その日は雑誌の発売日で、コンビニで買って帰ろうと

小さな公園を通り抜けようとした時にそれは起こった。

公園の入り口から入ると、まるでサウナに入ったような

熱気に包まれる。

異常を感じて引き返そうとするが公園の入り口に

近づく事ができない。

その時、気配を感じて後ろを振り向くと

スーツを着た若い男性がベンチで頭を抱えていた。

その姿を見て涼の本能が警鐘を鳴らす。

早く逃げなければ、頭ではそう思っているが

体の反応が驚くほど鈍い。

まるで水中で動き回っているような遅さだ。

すると男がうなり声を上げ始め、その声に呼応する様に

体が変化し、最終的に牛頭の怪人に変貌を遂げた。

それは涼の存在を確認すると彼に襲いかかって来る。

怪物の素早い動きに対して、涼の動きは緩慢なままだ。

あっさりと涼の正面に立ち平手打ちを喰らわせる。

その攻撃で五メートル程離れた地面に叩きつけられ

意識が朦朧とする。

まだ生きていることを悟った怪物が止めを刺すために

今度はゆっくりと近づく。

殺される。

そう思った涼の脳内ではエンドルフィンが生成され

怪物から逃げるために何とか立ち上がった。

その姿を見た怪物は嗤ったように見えた。

その時、彼らの間に一人の少女が立ちはだかる。

それは涼のよく知っている後ろ姿で

さらに怪物の後ろには、見知らぬ男性の姿もあった。

その二人に気をとられている間に、自分の隣にも

いつの間にか人が立っていることに気が付いた。

そして涼は彩香の後姿を見ながら崩れ落ち、意識を失う。

意識を失った涼の側にいたぼんが彼を抱え、そのまま治癒を始める。

常人であれば絶命していた攻撃を、無意識下で防御していたようで

命に別状はないようだ。

後は、彩香が怪物を始末し怪物の結界から解放される。

そして意識を取り戻した涼は、彩香たちから事情を説明された。

その話によると、ここ数日で白昼夢に関する事件が頻発している。

夢が現実世界へと影響を及ぼして被害者が増えているようだ。

これは主にナルコレプシーという症状を持つ者が過度のストレスから

悪夢を現実に具現化させていると思われた。

このような事件が頻発するために彩香たちは夜は夢で悪夢と戦い

昼は白昼夢と戦うという過酷な生活を続けていた。

このせいで最近の涼の周りは平穏だったが

このままでは、その平穏も奪われてしまいそうだ。

そう思った彼は、彩香たちと戦うという結論を出す。

それを聞いて、彩香は一言

「足、ひっぱらないでよ!」

笑いながらそう言って、新しい悪夢との戦いに向かって行った。

こうして彼らの戦いは、誰かの夢の中で日々行われている。

私たちもそれを見てはいるのだが、他の多くの夢と同じように

目が覚めると忘れてしまっているようだ。

そのために、現実の世界でその戦いが人々の話題になることは無いだろう。

彼らの物語の続きは、あなたたちの夢の中で繰り広げられています。

ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。

夢の中の話、悪夢と戦う話。

そんな物語を書いてみたい!

ただ、そんな思い付きで何も考えず書いてしまいました。

しかし、能力不足でうまく表現ができません。

なので、中途半端でヘコたれてしまいました。

また、機会があれば本当の完結に向けて

書きたいと思っています。


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