原宿サクマ②
原宿サクマ、14歳。
メイナとの戦いに敗北。
★★注意★★
ーこの作品の主人公は川崎タスクですー
原宿サクマ。14歳。
東京都渋谷区生まれ。
僕は原宿駅付近の家で生まれた。
両親は両方教師をしている。
幼い頃から英才教育をしていて、基本なんでも出来た。
おかげで親は僕の欲しい物はなんでも買ってくれるようになった。
そんな親の期待に答え、将来は教師になろうとしていた。
★★★★★★
中学校入学、部活見学に行った時僕は、サッカー部の顧問【渋谷瞳】先生に一目惚れした。
瞳先生の普段の清楚さからは想像が出来ないほど、彼女はサッカーになると熱血教師になる。
そんなギャップも彼女の魅力だった。
瞳先生は生徒からの評判も上々で、隠れファンクラブが出来ているほどだ。
だが僕の愛は本物だ。
ファンクラブどころではない。
ーーいつか瞳先生を自分のモノにしてやるーー
そんな独占欲が心の中を渦巻いていた。
僕はもちろんサッカー部に入部した。
なんでも出来る僕は一年からエース。
先輩方は面白くなさそうだった。
「瞳先生!僕…上手くシュートが出来ないんです…部活が終わったら教えてくれませんか?サッカー部の部室で待ってるので…」
目に涙を溜めて上目遣いで先生を見上げた。
僕は自分の使い方がよくわかっている。
身長も低く、見た目は小動物系なので、可愛らしくおねだりしたら先生もコロッと落ちるだろう。
「ええ。もちろんいいわよ。サクマ君も部活熱心で私嬉しいわ!」
ほらみろ、この女もチョロい。
早く自分のモノにしたい!教師とか関係ない!
「ありがとうございます!瞳先生!」
僕は溢れ出る衝動を抑え、深々と頭を下げた。
★★★★★★★
キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーン
部活の始まりのチャイムが鳴る。
僕は急いで校庭に飛び出し、部室でユニフォームに着替えていた。
『あと部活が終わるまで2時間か…待ちきれないな』
ここの学校は職員室から校庭が見えるので僕は真面目にサッカーの練習をしていた。
もちろん瞳先生へのアピールだ。
本来なら練習しなくてもサッカーくらい出来る。
1、2、3、4、5、6…
「おい!原宿。ちょっとこい。」
リフティングをしている最中に先輩に呼び出された。
『なんだよ…アピール中だっていうのにさ』
ここで断ったらあとあと面倒臭いと思い、渋々ついていくことにした。
チク…タク…チク…タク…
部室に呼び出された僕は横目で時計を見た。
先生との約束の時間まであと30分か…。
早く終わらせたいな。
「で…なんですか?先輩?僕、練習に戻りたいのですが…」
サクマは自分より身長もガタイもいい先輩に質問した。
「お前、このあと瞳先生にシュート教えてもらうんだって?さっき職員室で聞いてたぞ?瞳先生の時間を独り占めするとは許さんぞ!!」
『なんだ…聞かれてたのか…面倒くさいな』
サクマは心の中でそう思った。
「しかも一年坊主の癖にエースとかムカつくんだよ!チビで女みたいな顔してるくせに!」
『お前がヘタクソなんだろう!』
サクマは心の中でつっこんだ。
だがしかし、外見の事を言われたのには少し腹がたった。
女みたいな顔つきも、今では自分のチャームポイントだが、少しは気にしているからだ。
「すみません。言わせてもらいますが、先輩が下手だからエースになれないんですよ。わかりますか?なぜエースになれないか?先輩が下・手だからですよ。」
はっ…!
つい本音を言ってしまった。面倒臭くなる前に軽く流すつもりだったのに。
「な、な、な、なっ」
先輩は、激怒した。顔は怒りで真っ赤になり鼻息が荒くなっている。
「な、な、な、なんだと〜〜!?!?先輩に向かってなんて言う口の聞き方だぁあああっ!!!」
先輩はカバンの中から徐にピンクのスプレーを取り出し、サクマの頭におもいっきり吹きかけた。
シューーー!!!
…!?
いきなりの事に目を瞑った。
「お、お前みたいな女男はピンクがお似合いなんだよぉおおお!!これで次の試合には出れないなぁ!?ガハハハハ!!」
そういうと先輩はスプレーを放り投げ、部室を逃げるようにあとにした。
★★★★★★★★
「サクマ君?」
先輩とすれ違いで部室に入ってきたのは、
紛れもなく僕の好きな人、瞳先生だった。
川崎タスク→相棒神獣 (狸)ムモ
能力不明。目の前が赤くなる?
新宿メイナ→相棒神獣 (ハクビシン)ミニュ
能力、血を吸う。
原宿サクマ→相棒神獣 (狸)キリ
能力、足でハートの穴を開けることが出来る。
キリリリリリ〜〜♪読んでいただきありがとうございます!
個人的にサクマ君好きです(笑)
誤字脱字訂正、感想、ブクマしていただけると非常に喜びます!
最後までお付き合いどうぞよろしくお願いします★