七話 (3+1)+1の発光
そろそろ用語や設定が増えてくるので、毎回前書きである程度説明しておきますね。
『ラムス』武器を出すための指輪の名称。指輪に触れると出現されるようになっている。誤用を防ぐため、指輪の使用は司令官の許可が必要とされる。しかし、例外も在る。
『スナイパーライフル』遠距離武器。射程の一般平均は、500mとされている。
『三連バズーカ砲』中距離武器。重量30kgと重く移動が遅くなるので、戦闘では真っ先に狙われやすい。しかし破壊力はもちろん、爆発範囲が着弾地点から半径100mとかなりの広範囲である。なお、曲射型というものがあり、三連バズーカ砲の性能と比べるとはるかに衰えるが、乱射が可能で、高い場所から撃たれるとかなり厄介である。
こんなもんかな?では、本編どーぞ!
「一時限目は・・・、訓練実習かぁ。」
「弘~、一緒に行こうぜ~!」
声の主は、例のうるさい大樹だ。
その後ろには、いづる、まどかさんも待っていた。
「移動しながら聞きたいこともあるからね~。」
いづる、こいつ裏ありそうでこえぇよ
「なぁなぁ、僕の名前忘れてないよね?」
「もちろん、いづるでしょ?」
「よかったぁ。あ そうそう。さっきは言えなかったんだけど、僕はスナイパーライフルを主に使ってるんだ。」
「へぇ~、確かにいづるって狙撃手っぽい感じだよね~。ちなみに、大樹やまどかは何使ってるの?」
「俺は、メインで三連バズーカ砲。サブで曲射型バズーカ使ってるよ!」
おいおい、完全にオラオラ系の奴か・・・。
「あの・・・まどかは?」
「・・・私は盾と短剣。」
「ふむふむ、じゃあいい感じの部隊編成になりそうだね。」
なんてことを話しているうちに、訓練施設に着いてしまった。
「じゃあ、訓練を始める。いづる、大樹、まどかの三人はいつも通り武器を出しておいて。・・・で問題は弘だけど・・・、武器あるんだよね?出してもらってもいいかな?」
「ハイ!」
そう言って、僕は左手にはめてある指輪の触れ、武器を呼び出す。
「おぉ~!カッケー!日本刀じゃん!!」
相変わらずの声量で褒めてくる。
「しかももうひとつが鞘に収まってるってことは、二刀流も出来るんだね!」
いづるは冷静に分析する。
「・・・、これで剣士増えたし負担が少なくなる♪」
まどかはまどかなりに喜んでいるらしい
「じゃあ、新生・第三部隊、結成だな。」
先生もどこか嬉しそうだ。
これから、少なくとも卒業まではこのメンバーとやっていくんだな。
今回は色々用語や設定が出てきましたね
覚えれましたでしょうか?
自分で作っておいてですが、作者はまだ無理です笑