四話 衝撃の事実
「校舎でかいな・・・。」
そういって、校門の前に立つのはスクラリア学園へ転入してきた青年、山寺弘である。高校一年生。
つい最近までは近くにある丘の上にある公立高校へ通ってたのだが、そこを辞めてここ、スクラリア学園へ転入してきたという。
高校とは思えない校舎に入ると、先生だろうか20代後半ほどの女性が話しかけてきた。
「もしかして、山寺くんかな?」
「はい、そうです。」
「話は聞いてるよ!私は牧本くずはといいます!そう言えば君すごいんだってね~。なんてったって、編入試験である実技試験を・・・」
「おーい。山寺くーん!理事長室まで来てもらっていいかな。」
牧本先生の後ろの方で、僕を呼びかける声がした。
「じゃっ、いってらっしゃい!」
おいおい、そこまで言われたら最後まで言ってくれよ・・・。
理事長室は扉からもオーラっぽいのが漂っている。
それでも入るしかないよな・・・。
「失礼します。」
「はーい、どうぞ~」
「!?」
その声は聞き覚えのある声だった。
しかしいつ聞いたのだろう・・・。
扉を開けると、いかにも偉い人が座っていた。
「はじめまして~・・・でもないか。正確には久しぶり かな?」
「あの・・・どこかでお会いしたことありますか?」
「あー、流石に覚えてないか・・・。」
なんだこの人。焦らすの好きだな。
「焦らさないほうがいいって?わかったわかった。最後に会ったのは、四年前、君のお父さん、あつしさんのお葬式だったかな。」
なるほど。思い出したぞ。
確かこの人は父さんとなにかの開発室仲間って聞いてたな。
「改めて、僕は武野晋也です。どうぞよろしく!」
「お願いします、、、」
すると、理事長は姿勢をただして、
「実は君に謝らないといけないことがあるんだ。」
「!?」
「君のお父さん、あつしさんが亡くなったのはぼくのせいなんだ・・・。」
え?どういうこと?急展開が多すぎて上手く頭が回らないや・・・。
急展開が次から次へと来ましたね笑
どーも作者です!
もう4月も後半にさしかかりましたが、どうですか?
作者は、腰を痛めまして部活が出来なくて困っております。
皆さんも無理なく、体操はしっかりしてから運動しましょうね笑
なんの話だよ笑