学園物語?Ⅱ
前作は思った以上の方に読んで頂いていて、とても感謝しています!
おはようございます。今日は土曜日!
つまり昨日あきちゃんと約束していた日です。
あぁ、初めての方には自己紹介をしておきましょうか。
私青波結菜と申します。高校2年、理系がニガテなのに理系に進んでしまった(行動が)男まざりな女の子デス。
あきちゃんとは私の彼氏兼担任の先生。林旭、24歳、若くてきれいな顔立ちをしているせいもあってか、学校にはファンクラブもある。噂では男の子もいるとかいないとか。
去年から付き合ってたんだけど同じ学校じゃないから大丈夫かなと思ってたら、今年赴任した。ばれないようにがんばっていマス。
今、どこにいるかと言うとあきちゃんが一人暮らししているマンションの部屋前。合い鍵を持っているのでマンションの中にも一人で入れる。合い鍵って便利だね。
ついでにあきちゃんを驚かせるために何時に行くとか連絡していない。
どうせまだ寝てるだろうし、ネ。
さ、とっとと部屋に入るか。
鍵を開けて部屋の中に入る。すると仔猫がこっちに向かってきた。
「おはよ、ちび」
この猫の名前はちび助。理由はもちろん小さいから。そのうち大きくなるのにと思ってたけどあえて言わなかった。私もあきちゃんもだいたい略してちびと呼ぶ。
ちびを抱えてリビングに向かう。
さて、今から料理を開始します。料理が得意かって言うとあんまり得意ではない。
そりゃ勿論、理由としては親が作るときに手伝わないから。ははは。
できる料理と言えばスパゲッティーとハンバーグぐらい。
それに比べてあきちゃんは料理が得意。バイトとかで覚えたみたい。
ということで、お昼ご飯にスパゲッティーとサラダを作ることにしました。
あ、料理の前にちびにご飯あげなきゃ。
ちょうどお昼ご飯ができた頃にあきちゃんが起きてきた。
私を見ると目を見開いて、行動を一時停止したのを見て悪戯成功だと思いました!
「おはよ、あきちゃん。吃驚した?」
「おはよう。あぁ、連絡がなかったから午後からくるのかと思ってた」
「やりぃ!成功!!吃驚させようと思って連絡しなかったんだ」
あきちゃんはその言葉をきいて苦笑している。私が悪戯好きってことを思いだしたらしい。
「お昼作ってくれたのか?ありがとな」
そういって頭をなでてくれる。私はあきちやんに頭をなでてもらうのが好き。
少し照れ笑いをしながら返事をした。
「へへへ。ちょっとがんばってみた。おいしくなかったらごめん、ってことで食べよ」
「そうだな」
二人とも席についく。実はあきちゃんの家には私のお箸や御茶碗、コップがおいてあるので、いつもの様にそれを使う。
「「いただきます」」
「うへー。作りすぎた。おなかいっぱい」
食べ過ぎで気分が悪い。ぐでーとしてるとあきちゃんが苦笑しながら食器をキッチンまで運んでいる。
「そうか?俺には丁度よかったが?」
「そりゃ、あきちゃんとは食べる量が違うから」
一緒だったら駄目でしょ。運動もあんまりしていないんだから太るじゃん。
「皿にのっている量は俺のと違っただろ」
「でも、多かったんだよー」
「じゃぁもっと減らしとけばよかっただろ?」
「後からそう思った・・・・」
「くくく、しばらく横になっとけ。食器は洗っとくから」
「ありがと」
ふらーとご飯を食べた机の近くにあるソファーに向かい、そこに横になり目を閉じる。
「ベッドじゃなくていいのか?」
心配して声をかけてくれるがあまり元気がないので適当にしか返事ができなかった。
再び苦笑が聞こえてきたかと思うと何かを上に掛けられた気がしたのでうっすらと目を開けるとあきちゃんがブランケットを掛けてくれていた。あきちゃんはそのままキッチンに向行ってしまった。
ありがとうと言いたかったのにロを動かすのも億劫になってしまい言うか言わないかの所で眠ってしまったのでした。
ふっと目が覚めるとあきちゃんの顔が見えた。どんな状況か説明すると、あきちゃんに膝枕されて、頭を撫でられていました。道理で気持ちよく寝られた訳だ。ってか、あれ?普通って私が膝枕するんじゃないのか??まぁいいか。
「起きたか?」
「うん」
頭撫でるのを止めようとしたので、慌ててそれを止める。だって気持ちいし?
ついでに頭を撫でながら本を読んでいたみたい。器用だね。
「あれ?眼鏡・・・」
「たまにはいいだろ?」
そうなのです、あきちゃんは目が悪いので普段コンタクトをつけているんだけど、家だと裸眼でがんばるか眼鏡を掛けている。この頃あきちゃんの眼鏡姿見てなかったので思わず照れてしまう。
「・・・・うん」
「顔が赤いぞ?」
にやにやしながら言われたが無視。その時、にゃぁと聞こえたので発生源をみるとちびが寂しそうに座っていた。
「ちーび。おいで」
私がそう言うとすたすたとやってきて私の上に乗った。
「ちびかわいいなぁ。ちび大好き」
思わずぎゅーっと抱きしめる。
「お前が来るとちびは絶対お前の方に行くんだよな」
「ヤキモチ?」
「あぁ」
ひょいとちびを取り上げポイと向こうに投げた。猫なので華麗に着地はしたんだけど・・・。
「ちびを投げたな!」
私が軽く怒ったように言うと
「せっかく来たんだから、ちびばっかりに構うなよ」
といって、軽く唇にキスされる。何回かされた後急に深いキスになった。そうされると文句なんていえないんだ。
「あきちゃんのばか」
「それでいいよ。」
このままこの日は二人でまったり過ごしましたとさ。ちゃんちゃん
実は終わりが書けなくて1年以上放置してました。無理矢理終わらせました。
だって終わってくれない=いつまでたつても掲載できないなんですもん。もっと溺愛物にしたかったのになってくれないし。学校が出てこないし。いちゃいちゃしてないし。ペンタブで書くのめんどくさくなつてくるし。(マウスのかわりにペンタブを使用してまして、この頃文字を書くのもペンタブ)
もっと数を書いて練習します。数をこなせば上達するって信じている人間です、はい。
この「学園物語?Ⅱ」を読んて頂き本当にありがとうございます。誤字脱字がありましたら教えていただければ嬉しいです。