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委員長と副委員長の校内探検

更新が遅れてすみません><


昨日の天気とは全く逆

今日は快晴だ


香奈「あの、委員長」


玲子「うん?」


香奈「『氷結』とは、どのような本なのでしょうか?」


玲子「内容の事を言ってるの?」


香奈「はい」


玲子「本の中身は、知らなくていいわ

あなたはただ謎を解いてくれればいいのよ」


香奈「は、はい…」


委員長は、何故か焦ってた

そして、何かを隠したいような気がした


香奈「それで、今日は?」


玲子「まずは、準備室に行ってみようと思うの」


香奈「準備室に?」


玲子「香奈ちゃんは知らないと思うけど、そこは文学部の部室だったのよ」


香奈「それでは、文学部の誰かが持ち去ったって事になりますね」


玲子「そうとも限らないわ」


香奈「え?

だって実際に、文学部の部室から見つかっているじゃないですか」


玲子「今は、準備室として使われているじゃない

昔の話よ」


香奈「あ…そうですよね…」


玲子「それに、文学部が持ち去ったとも限らない

他の部活や、部活に入っていない生徒かも知れないし…

文学部の中で、犯人を探すのは難しいわ」


香奈「じゃあ、一体どうすれば…」


悩んでいると、香奈は一つ思い出した


香奈「あ、そういえば…

文学部って言う部活、今もありましたっけ?」


玲子「事実上(''')、1年前に廃部

だけど…」


香奈「だけど…?」


玲子「廃部になる前の文学部の生徒達で、まだ続けている様なの…」


香奈「ええ!?

でも、続けたいなら先生達に申し出ればいいじゃないですか

私は、新しく部活を作れば、思いのままに部活動ができると思います」


玲子「確かに、普通は『一度廃部にはなったけどまだ続けたい』と思うなら、顧問となる先生を探して新しい部活として活動するけど…

文学部はそうじゃなかったみたい」


香奈「何故、そうしなかったのですかね…?

窮屈だと思わなかったのでしょうか?」


玲子「私だったら、窮屈だと思う

だけど、わざわざ文学部が窮屈と思う方法を選んだ理由は、私にも分からない

何か意味があって、そうしたかも知れないし、意味は全然なかったかも知れない

理由を探しに、準備室に行くのよ」


香奈「『氷結』が無くなった理由のヒントも、見つかるかも知れませんしね」


玲子「そうね…

ほら、話している内に見えてきたよ」


階段を上ったり、降りたり…廊下を行ったり来たりしている内に、生徒会室に近づいて来たようだ


香奈「生徒会室、生徒会室2、生徒会室3って…

生徒会室多くないですか?」


玲子「まあ…生徒会のためにじゃない?

会長さん達も、多く用意してくれって言ったみたいだし」


玲子は苦笑いをした


香奈「え…

言ったら用意してくれるんだ…」


玲子「先生達も生徒会任せなのよ

委員会から学校の整備まで…」


香奈「全部生徒会が仕切ってるってことですか?」


玲子「そういうこと

この仕事の多さじゃ…

生徒会がいつ狂ってもおかしくないわ」


香奈「狂う…?」


玲子「2年前、私がまだ1年生だった頃に整備委員会が狂っちゃったの」


香奈「整備委員会が…?」


玲子「その頃は生徒会も自分達の負担にあまりならないように、多くの仕事を委員会に押し付けていたの

委員会の中でも、整備が一番多かった」


香奈「整備委員会には、どんな仕事があったんですか?」


玲子「私が知っている範囲では、整備委員会だから学校の整備とかだったかな…

結構、辛かったみたい

聞いた話なんだけど、学校の美化をして、少し綺麗じゃなかったからって、先生達とか色んな人から生徒会にクレームが…だけど生徒会はやってないから無意味に怒られたと思うだけ、だから整備委員会を呼びつけてお説教…

と、ずっと続いていたみたい

まあ、他にもキツイ仕事があったみたい」


香奈「うわ…」


整備委員会の辛そうな様子が浮かんでくる


香奈「説教とは…精神的にキツいですね…」


玲子「ええ…

当時は図書委員でいてよかったわよ…」


香奈「委員長は1年生の時も図書委員会に入っていたんですか?」


玲子「うん、あの時の図書委員会は楽しかったわ」


香奈「どんな感じだったんですか?」


玲子「当時、図書委員会には6つの課があったの…

長くなるから、また今度言うね」


香奈は今すぐ聞きたかったが、今はそんな時ではない


香奈「あ、はい

その時はよろしくお願いします」


玲子「あはは、はーい」


香奈「当時、文学部の部室だった教室ってどれなんですか?」


玲子は誰かから貰った紙切れを見て、


玲子「えっと…

生徒会室2だって」


香奈「生徒会室2の鍵は…」


玲子から「生徒会室2」と聞いて鍵の束から生徒会室2の鍵を探す香奈


色んな教室の鍵が束になっているため、香奈は鍵を探すのにてこずっていた

それを見て、玲子は


玲子「ある?」


と香奈を気遣った


香奈「ありました」


香奈は鍵の束から、生徒会室2の鍵だけを取り外した

その鍵を玲子に渡して、玲子は生徒会室2の鍵を開けながら


玲子「全く、麗香も…

生徒会室2の鍵だけくれればいいのに…」


(麗香?

麗香って生徒会長の名前…

なんで委員長が?)


不思議に思った香奈は玲子に聞いてみた


香奈「あ、あの…」


しどろもどろに聞く香奈に対して、玲子は笑顔で受け答えた


玲子「なに?」


香奈「今、なんとおっしゃいました?」


玲子「え…?」


玲子は何かを思い出したようにハッとした

そして、慌てて


玲子「な、何も言ってないけど…?」


香奈「そう…ですか

すみません、変な事聞いて」


軽くお辞儀する香奈

少し引きつった微笑を浮かべる玲子


玲子「ううん、大丈夫よ」


生徒会室2の鍵も開いたようで、玲子と香奈は生徒会室に入っていった…


夕日がより一層、玲子と香奈を照らす

生徒会室2のカーテンは閉まっておらず、夕日は生徒会室内も明るく照らしていた

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