ヌン活バンパイア
【ヌン活】
アフタヌーンティーを楽しむ活動の略称。
休日の朝9時……リビングのソファでゴロゴロ寝転がり、スマホをいじっていた俺の側で、手を合わせる音が鳴る。
パンッ!
「おねがい! 臣君! 今日、アイツとお出掛けして欲しいんだーーっ!」
「……」
仰向けに寝そべったまま、ちらりと視線だけ動かすと……眉をハの字にした困り顔で、親父がウルウルと懇願ポーズをしてきた。
う……うぜぇ。拝むなよ。
「ったく……朝っぱらから、いきなり何だよ?」
「実は今日、美雨ちゃんが更紗と約束してたらしいんだけど、〆切で修羅場……ごほん、何でもない。とにかく、行けなくなっちゃって……で、オミ君! 代わりに行ってきて欲しいんだよぉ〜〜!」
あぁ、そういや昨日の夕飯時に、母さんがそんなこと言ってたっけ。
『明日はお出掛けするから、今夜中になんとしても仕事終わらすぞーー!』って息巻いてたのに……駄目だったのか。残念。
息子の俺は、母さんが何の仕事をしてるか実はよく知らない。基本が在宅ワークみたいだけど、徹夜することもしょっちゅうあるようだし、なかなかブラック労働。
それなのに、母さんを超溺愛している親父が、その仕事を辞めさせてないから不思議だ。それくらい、本人が大好きなことなのかもな。
一生のうちで、全力を賭けて打ち込める『天職』に出会える人が果たしてどれだけいるか。そう思うと、母さんはずば抜けた強運の持ち主なのかもしれない。
「ってか、何で俺? 母さんが無理なら、親父が代わりにサラサさんと行けばいいだろ?」
「ゔっ‼︎ そ、それは……」
俺も一応、彼女とは面識がある。だけど、二人きりで出掛けるほど近しい間柄ではないから、正直めっちゃ気まずい。親の友人と一体何を話せばいいんだよ?
「だってぇ〜〜、大事なミウちゃんという奥さんがありながら、他の女とほいほい二人きりで出掛けられるわけないだろう? それにサラサと一緒にいて『パパ活』と間違われたら困るし……」
「あぁ……まぁ、確かに……」
実年齢は知らないが、小柄でかなり童顔な彼女。見た目は俺と同じ中学生くらいに見える。
うちの親父も年齢不詳で、かなり若く見える方だ。それでも、この二人が並んだら、怪しい関係性を疑われちゃうかもな。
「でも……自分の眷属なのに、そこ気にするの? もう結構、長い付き合いなんだろ?」
「そうだな。サラサとは、かれこれ600年くらいになるかな?」
「えっと……それ、何時代から?」
「戦国時代より前だから……室町時代くらい? 簾原や日疋達を拾うよりも前だからなぁ……」
「……あっ、そう」
指折り数える親父を、呆れた目で見つめる俺。
ウン百年前のことを、一昨日くらいの感覚でさらっと話す、この男……お察しだろうが、人間ではない。
俺の親父は吸血鬼だ。だけど、母さんは普通の人間。そんな二人の間に生まれた俺は混血吸血鬼……だと、つい最近知った。
それまで俺は、普通の人間と変わらずに生きてきた。今だって、突出した身体機能なんてない。唯一、特殊能力といえるのは、吸血鬼を索敵する能力だが……ただそれだけだ。
ちなみに親父には、眷属の吸血鬼が七鬼いる。サラサさんもその中の一鬼だ。
「二人が予約してたコラボカフェのフェア期間が今日までなんだよ! チケットはここにあるから、ミウちゃんの為にも限定品のノベルティグッズをゲットしてきて欲しいんだ。ね? ね? お願い、オミ君。お小遣いあげるから〜〜!」
「ゔっ……し、仕方ないなぁ……」
まだバイト出来ない中学生の俺にとって、お小遣いは生命線。目先の金に釣られた俺は、親父の頼み事を渋々引き受けたのだった。
◇◇◇◇
ザワザワ……ザワザワ……
コラボカフェの会場は、異様な熱気に包まれていた。初めて来る場所に戸惑いながら、俺はキョロキョロと周囲を見回す。年齢層は幅広く、比率としては女性客が9割を占めているようだ。
既に着席しているお客さん達は、皆そろって持参のぬいぐるみやらアクスタをテーブルにセッティングし、食べ物と一緒にカシャカシャと写真を撮っている。
店内のそこかしこ、壁や柱にもポスターやら装飾やら……作品の世界観をなかなかに表現しているのか、キャアキャアと皆さん楽しそうに盛り上がっている。
「こちらへどうぞ」
「あ……ありがとう……ございます」
予約していた席に通されるやいなや、衛兵のような格好をしたウェイターさんが手際よくテーブルにアフタヌーンティーセット一式をセッティングし、静かにカップへ紅茶を注いでくれる。
この彼の格好も、この作品中に出てくるキャラの衣装を模したものなのだろうか? 俺にはさっぱりわからない。
「あ、あのぅ……何か?」
「あっ! いえいえ、なんでもありません!」
「では、ごゆっくりお過ごしください」
慣れない空間に気圧され、無意識のうちに、給仕してくれる彼をジロジロと凝視してしまっていたようだ。いかんいかん。
視線をそっとテーブルへ逃がすと、そこにはまた、別世界が広がっていた。
これ、コース予約だそうだが……圧巻だ。背の高いグラスにはウェルカムドリンク。三段ケーキスタンドにはミニケーキやスコーン、プリンにマカロン、豪華なオープンサンドまであるなんて! テーブル全体がキラキラ輝いてるよ、眩しっ!
きっと、この料理一つ一つに、キャラクターイメージを設定してあるのだろう。
俺はこの作品を観ていないけど、人気作だから主要キャラの名前と大まかなあらすじくらいは、なんとか知っている……でも、その程度の知識。
熱烈なファンの方からしたら『お前みたいな無礼なヤツが、なぜこのような神聖な場所に紛れているんだ⁉︎』とか、言われちゃうかもしれない。どうもすみません。
なんだかひどく場違いな感じがして、ソワソワと気持ちが落ち着かない。そんな俺の心を見透かすように、向かいの席に座る彼女が男前な口調で話し掛けてきた。
「そう気負うな、小僧」
「サラサさん……」
「『さん』はいらん。『サラサ』でよい」
「じゃあ俺も『オミ』で……」
「あぁ。わかったよ、オミ」
クールに俺の名前を口にしてから、彼女はフリフリな装飾のカバンから、おもむろに何かを取り出した。
トン、トン、トン、トン…………トンッ!
主要キャラ全員のアクスタを料理の横に並べると、スマホでいきなり撮影を始めた。
カシャカシャカシャカシャカシャーーッ!
「れ、連写……」
「うむ。これでミウも浮かばれるだろう」
「勝手に母さん殺さないでよ」
とりあえず一通りの儀式が終わったのか、サラサはスマホとアクスタをカバンへしまい、そして一旦、合掌した後、何事もなかったかのように紅茶を啜り始めた。
ゴスロリなお洋服を見事に着こなしたリアルお人形さんのティータイム。ここだけを切り取ると、まるで芸術的な絵画のようだ。
先程、キャッキャと騒いでた他のお客さん達ですら、この浮世離れした美少女のことが気になるのか、チラチラと視線をこちらに向けてくる。
まさかこの彼女が吸血鬼だとは、誰も思わないだろう。
「最近、私は『ヌン活』にハマっていてな……一人もいいんだが、今回のこのコラボフェアが、たまたまミウの推し作品だったから……」
「ヌン活?」
「『アフタヌーンティーを楽しむ活動』のことだ」
そう言って、サラサがふっと笑う……が、笑顔がなんとも邪悪。ちょっと……いや、だいぶ誤解されやすいタイプだな。
彼女は普段、ハンドメイド作家として活動しているって、親父が言ってたっけ。細かい作業で力のコントロールが難しいから、逆に燃えるとかなんとか。
人間を遥かに凌駕する身体機能を持つ吸血鬼にとって、大概のことは思うがままだからか、それとも終わりがないからか、人生にだいぶ飽き飽きしているらしい。
ままならないことに情熱を注ぐ、だとか……ある意味、すごく贅沢な悩みだ。
「まぁ……長い人生、楽しみがあることはなによりだね」
「オミ、お前には何か無いのか?」
「俺? 俺は……特には……うぅ〜〜ん……」
尋ねられて、思わず首を捻る。言われてみると、これといって熱中できるような趣味はないな。
顔を傾けた拍子に、ポスターの中でウインクする女の子のキャラと目が合った。
母さんの推し作品『混血の勇者』……元々はネット小説らしいけど、今じゃコミカライズからアニメ化のメディアミックス展開してるから、情報に疎い俺でも少しは知っている。
勇者が吸血鬼の王を倒しに行く冒険ファンタジーだったかな?
教会の前に捨てられていた赤子が、実は王の血を引く混血吸血鬼で、彼は自分の父親だと知らずに討伐へ行く。
そんな勇者に、七名の眷属を次々と差し向けてくる王。だが実は、自分の息子だと気づいていて、後継者育生の為に刺客を送ってきていた。
そして最後は、勇者が人間を守る為、自らが吸血鬼の王として生きる道を選び、世界に平和を取り戻す……だっけ?
これ……情報量が多いな。母さん、バンパイアモノ好きなの? 吸血鬼の親父が息子に倒される話なんだけど、いいんすか?
「どうした、手が止まっているぞ? 安心しろ、毒は入っていない。どれも、なかなか美味いぞ?」
「あ、いただきます!」
サラサに促されて、目の前のごちそう達に視線を戻す。別に、毒の心配をして止まっていたわけじゃないんだけどな。
すでに彼女の前に置かれた数多の皿から、スイーツの半分は消えていた。所作は上品だけど、すんごいスピードでパクパク食べるね、サラサ。その細っこい身体の一体どこへ入るの? 足りなきゃ俺の分もあげようか?
「そういや、オミ。最近、他のヤツらとはどうなんだ?」
「他? あぁ、なんか皆、それぞれ個別に連絡をくれるよ。サラサと同じで、『今、流行りの○○活にハマってる』とかって……」
『ヤツら』というのは、言うまでもなく他の眷属達のことだ。互いに仲が良いわけではないが、頗る悪いということもない……いや、この前、ヒビキくんはサラサにちょっとビビってたっけ。親父の眷属になったタイミングが違うから、先輩後輩的な関係性はあるのかもしれない。
「我等は長いこと血生臭いのを散々繰り返しやってきたからな。もうそちらは腹いっぱいじゃ」
そう言って、真っ赤なフランボワーズソースのかかったレアチーズケーキをぱくりと頬張り、舌なめずり。彼女の愛らしい小さな口から飛び出た真紅の舌に、思わずドキリとする。
そんなちょっとした仕草で、彼女が人間ではないことを、改めて見せつけられたような気がした。
「っつうか……外でこんな会話してて、大丈夫?」
「そんな狼狽えんでも平気だ。最近の同胞共ときたら、現代の便利さに慣れ、身体機能もだいぶ人間寄りになっている。せいぜい超聴覚を発揮できるのは、そうだな……昔、シグレと戦った、あの赤毛の男くらいだろうか? 彼奴は強かったなぁ」
………………
「ちょっとやめてよ。なんか固有名詞出てきそうな回想……少年漫画的なバトル展開のフラグ立てないでくれよ〜〜」
「そんなつもりはなかったが、すまんすまん。まぁ、今お前が気をつけるべきは、その辺にゴロゴロいる弱いヤツらだな。狩られることにひどく臆病で、追い詰められると何をしでかすかわからんからな」
「また、そうやってすぐ脅す」
「ははっ!」
そう言って笑うと、彼女はピンク色のマカロンをひょいとつまんで、小さな口へと放り込んだ。
◇◇◇◇
カチャッ……
「ふぅ……」
カップ内の紅茶を飲み干して、俺は小さく溜息をこぼした。どうやら俺の腹は、甘い物をそれほど多くは受け付けないようだ。
残りをサラサに譲り、彼女が皿上の軽食達を綺麗に食べ尽くしてくれた。もうそろそろお開きの時間かな。さっさと帰ろう。
「オミ、最後に飲み物のおかわりを頼もうか」
「いや、いいって。もう大丈夫だから……」
「紅茶もいいが、珈琲で締めるのが私は好きだな。アフタヌーンティーは自由である。すみませーーん!」
「……」
俺の断りを全く聞かずに、サラサが手を上げ、珈琲を二つ注文する。去っていくウェイターさんの背中を眺めながら、彼女がポソッと呟いた。
「それにしても……シグレは本当に過保護野郎だな。『終活してる』って手紙にあったが、相変わらず、どこまでを見据えているのやら……」
「⁇」
彼女の言っていることの意味がわからず、俺の頭に疑問符がポポンッと浮かびあがる。
すると、たいして待たずして、先程のウェイターさんが注文の品をサッと運んできた。
「お待たせ致しました」
静かにカップ&ソーサーが俺とサラサ、其々の前に置かれ、中の黒い液体がゆらりと揺らめいた。
あぁ……予想通りかよ。
「ふむ。オミ、どうだ? この香りは……」
「……だから遠慮しようと思ったのに」
「ははっ! 合格だ!」
そう言うとサラサは爬虫類のように目を細め、テーブルクロスの端をいきなり両手でガツッと掴んだ。
「おっと、うっかり手が滑って転んだーー!」
バサッ! ガシャンッ!
棒読みな台詞を吐きながら、一瞬にしてテーブルクロス引きを披露する!
ガッチャーーン!
「ちっ!」
あぁ、惜しい! 彼女の前に今置かれたばかりのコーヒーカップだけが失敗。地面に落下して、白い陶器は激しい音を立てて割れた。
「だ、大丈夫ですか?」
声を掛けてきたウェイターさんへ、サラサの対応は早かった。バサッと翻したテーブルクロスで周囲の視界を遮った、刹那、彼の姿が忽然と消える。
コンッ!
「!」
次の瞬間、俺のスニーカーに何かがぶつかり、反射的に足元へ視線を動かす。すると、バッチリ彼と目が合ってしまった。
そう、床に転がったのは、数秒前までそこに立っていたウェイターさん……として働いていた、吸血鬼だ。
サラサに足払いで素早く倒されると同時に、テーブル上に並んでいたナイフとフォークを目玉やら脳天やら心臓やら、急所に一気に突き刺されたのだ。シルバーは苦手だと聞いていたが、どうやら本当みたいだ。
下から俺を見上げてくる真っ赤な瞳。それが怯えたように哀しげに揺れ……たと思ったら、すぐに彼の身体はザァッと砂に変わった。
「大丈夫ですか、お客様?」
「お騒がせして、すみませんでしたーー」
駆けつけた別なスタッフさんに、心のこもっていない謝罪をするサラサ。
ちらりと床を見遣ると、割れたカップから流れた珈琲にも、少量の砂が混じっていた。受け皿に添えられていたシルバースプーンが黒く変色している。
「予想通り、毒血だな……おっと、騒ぐなよオミ」
「‼︎」
声を上げてしまいそうで、慌てて自分の口元を右手で押さえた。そんな気はしていたけど、改めて言葉にされると、やっぱり気分のいいものではない。
「すみません、カップの弁償を……」
「お客様。大丈夫ですので、お気になさらず」
「ありがとうございます。では、お会計をお願いします」
「かしこまりました。お帰りの最後に、ノベルティグッズをお一人様一つずつお受け取りください!」
中身のわからぬよう真っ黒なビニール袋に包まれた非売品をカゴから一つずつ選び取り、俺達はそっと会場を後にしたのだった。
◇◇◇◇
「私としたことが失敗するとは、くそっ!」
帰り道、サラサは随分と悔しがっていた。練習したんだろうな、テーブルクロス引き。思うようにいかないことに燃えるっていうから、興味を惹かれて挑戦していたのかもしれない。
彼女が黙々と練習する光景を勝手に想像したら、なんだか微笑ましくて、小さな笑いが口から漏れた。
「ふふっ。コーヒーカップがあの位置になければ、パーフェクトだったのにな」
「全くだ! それより、オミ。お前は油断し過ぎだ。座席に通された時、お前は菓子や飲み物ではなく、ヤツ自身をずっと目で追っていた。だから、気づかれた」
「あぁ、うっかりガン見しちゃったからね」
いつもはあちら側に、俺が気づいたことに気づかれないよう振る舞うんだが、今日は驚くことが多くて、冷静ではいられず失敗した。彼には悪いことをしたな。
「追われる者達は視線に敏感だ。もう少し上手くやれ。お前の行動如何で、ヤツらの動きも変わるのだからな」
「はぁ〜〜い」
吸血鬼側にも色々と事情があるらしい。あのウェイター吸血鬼が、もし俺に危害を加えてこなければ、そのままスルーするつもりだった。
だが、彼は俺達の珈琲に一服盛ってきた。吸血鬼は己の血を使って、他者を操ることがあるそうだから、たぶんそういうことだろう。
そして、サラサが餌をまいた。紅茶では色合いでバレてしまうので、何かを仕込みやすい珈琲をあえて注文するという些細な罠。何もしてこなければ、彼は今も変わらぬ生活が続いていたのに……。
「おい、甘いことは考えないことだぞ、オミ。お前がダンピールだと己を理解した時点で、『普通』という世界はとうに失われた。降りかかる火の粉は?」
「払わねば……死ぬ」
「よくできました」
ダンピール特有の索敵能力というのは、現代で密やかに暮らす吸血鬼達に取って、畏怖な能力なんだそう。
また、吸血鬼と人間のハーフというのがそもそも希少であり、狙ってくる輩もいるとかなんとか。
今日、サラサがいたから無事だったわけで、いつも誰かが俺の側にいてくれるわけじゃない。経験を積んで、自分で自分の身を守る術を磨いていくしかない。
「そういや、最後にもらった限定品、オミは何を引いたんだ? 私はこれだ!」
そう言ってサラサは黒い袋を破り、中から『王』のラバーキーホルダーを取り出した。ドヤ顔な彼女が、ふふんと鼻を鳴らす。
「おぉ! 俺のは、えっと……これたぶん、主人公じゃないかな? 母さん喜ぶかな?」
「は?」
俺もサラサ同様、袋を開けて中身を取り出す。思った通り、『勇者』が俺の手に摘まれてゆらゆらと揺れた。
………………
「はぁ? お前、それ一番数少なくて、なかなか出ないんだぞーー⁉︎ 適当そうに選んで、なぜそれを⁉︎」
「たぶん……俺がダンピールだからじゃない? 身体がなんとなく吸血鬼に反応するから、それを外して選んでみたんだけど?」
「さ、索敵能力って……無機物に対しても発動するのか? この年になって、まだ驚くことがあるとは……ははっ! オミ、お前は実に面白いのう! また一緒に茶を飲みに行こうぞーー!」
そう言って、サラサはケラケラと楽しそうに笑ったのだった。
おしまい
最後までお読み頂きありがとうございました。




