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はじめまして。

作者: 一般市民

 無意味だと思った。

 

 自分の中でだけ鳴り続ける鼓動、自分の為だけの呼吸、自我やら心、自分の好きなもの、嫌いなもの、自分の将来と過去、叶えたい事、果てには、自分の命。

 

 無意味だと思って、終わらせようとしたり、しなかったり。

 

 一度死のうとして、一度それが出来なくて、もう一度死のうとして、もう一度それが出来なくて、と同じことを繰り返して生きていた。

 

 無意味だと思った。


 自分のその思考回路すらも、考え至る結論も、無意識に学習していた今までの事が間違っていたのだと悟ったことも、その間違いは気が付かない方が良かったのだと後悔することも、それら全てにたいしての答えがやはり、考えても仕方が無い、考えること自体、やたらと疲れるだけの言葉遊びに過ぎないのだと気が付くことも、そしてこの結論も。


 無意味だと思った。実際、無意味だった。


 自分は特別だろうか、一般的だろうか。

 自分は天才だろうか、非凡だろうか。

 自分には価値があるのか、無価値なのか。 

 夢を見る権利があるのか、無いのか。

 いつからか暇の潰し方を忘れたから、そんなことをよく考えている。


 自分には夢がある。


 それはまだ叶っていないし、少しも芽を出さない。

 

 でもそれは自分の中で既に叶うと確定していて、自分は愚かにもそういう確信を得ていて、仮にその確信が妄想だったとしても、自分にはそれはどうでも良い。

 兎に角、自分は一般的に見てイカレ野郎なのかもしれないが、自分の中で100%信じているのだから、それは真実に違いなかった。

 

 それはいつ叶うのかは分からないが、必ず叶う事を自分は知っている。


 だがやはり、そんな確信も無意味である。

 

 例えそれが真実だったとしても、そうなっていない現在の自分は何だろうか。

 

 ただただ、惨めだ。ひたすらに惨めで、存在すらも恥ずかしい。


 現状、生きる事も出来ないのに、覚悟を決めて死ぬことも出来ない。

 

 天国にも地獄にも、現世にも居場所が無いのだと感じている。

 

 でも、今息をしていて、パソコンに向かい合っているのだから、自分は現世で辛うじて、存在することが出来ている。

 

 今日、このいつも通りのこの思考が、今まで自分の中だけで完結していたとても惨めなこの惨状が、なんだか抱えきれなくなって、日記みたいに残したくなった。


 誰も見ていなくても構わない。


 だからこのサイトの、ほんの端っこの一部にだけ、家の隅に溜まっている埃のひとつみたいなもので構わないから、場所を少し、借りたかった。


 これも無意味に終わるのだから、許してほしいと思っている。



 

 

 

 
















 

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