「心」
「聴こえる心」
聞かずも聴こえる心の声
不安に疑えばスグに悪鬼が唆す
心の声を聴く耳とは信じる心
信じ合えば心も通じ
それがテレパシーなのかもしれない
故に信じる心をバカにし嘲笑う者には聞こえず
人を他と思う心が淀みを生み出し
自分は違うと人を蔑む
病む心に闇は巣食い
救い求める心を喰らうは悪鬼
「人の道と餓鬼道」
人は間違うからこそに
転ぶも起き上がる者を称え
起き上がる者を救うが人
現世は人ならざる者が増え
人であらんとする弱き者に対し自責だのと一つの間違いで叩き潰し
強く責任を持つ者が責任を弱者になすりつけ逃げる人で無し
強く美しく小さな心の声を持つが人
人ならざるが怯えるは人の道を外した餓鬼道が故
餓鬼が餓鬼に同じ非道をされたなら
餓鬼は餓鬼に何を思うのか
餓鬼は人の道を外れ餓鬼道で人を嗤って尚
餓鬼の自覚もなく人と自負する餓鬼
餓鬼は己が餓鬼と気付く事も出来ぬのだろう……
人で無しにはならぬ為
人で無しを払い除け
人であらんとする勇気
人で無しと違えるその道こそが人の道
「心掛け」
四人がけテーブル席で箸薬味
壁近い人箸橋渡し
出来た順配られ食し待つ上司
美味しい料理気不味い空気
病院で空いているのに席詰める
お前絶対頭の病気
夏掛けをお腹にかける親心
暑さに目覚め腹立て怒る
年寄りへ席を譲りに席を立つ
スグに座った中年女
「高層階層」
子供の頃観た高層ビルからの展望
今や乱立し山並みも観えぬ程の壁
広い空求めビル影が街を侵食する
遠き山並みも観えず陰る灰色の街
降りた下階の空気淀み漂う腐敗臭
高所に集る乞食志向はハエの如く
高さ競い窓の向こう見るどんぐり
山にどんぐり消える高層ビルの壁
海風封じて偉そに語る環境保護と
展望楽しむ子供の高層ビルは減り
高さ求め集るはやはり○○ばかり
高層階住み見下し望むは下を向く
高僧怪僧高層階住む術坊主丸儲け
見下す嗤いも天が観てると願う民
「卑しい心」
私が批判したエッセイを本人が読んだかは知る処にない
けれど明らかに私のエッセイの内容に被る話を自分が考えたかの如くに語るクズ
自分で考えたなら解る答えがズレていた
独り戦う人権侵害をされている人に向け
テレビを通して優しい教育者を着飾り語るに落ちる
見え透いた卑しい心で私が記した言葉を叫ぶ
【いじめではなくこれは人権侵害】
まるで己が聖人君子かの如くに同じ台詞ばかり
「逃げて、これは人権侵害」
けれど決して言わなかった大事な一言
私はエッセイに記してある
【今行くから待ってろ!】
自身で考えてないから出て来ない言葉
本当に考えたのなら絶対出て来る言葉が彼にはなく
薄っぺらく優しい教育者の皮を被った卑しい心が吐く台詞
「逃げて、これは人権侵害」
いじめを止めないのは上にやる気が無いからだろ
止める気が無いのは卑しい心が変わらないお前もな!
優しい教育者の称賛欲しさに叫び世間の目を集めて嘲笑う
世間の目を向けるべきは独り戦う人権侵害されてる者にだろ!
世間の目で人権侵害してる者を咎め止める為にだろ!
その立場は称賛欲しさにあるものか?
上から物言うよりも上に物言えクズ教育者!
いじめが失くなったら仕事も失くなるってか?
卑しい心がダダ漏れだぞ!
盗み読みしたかは知らないけど読むなら全部ちゃんと読め!
「卑しさに集う餓鬼」
弱気を見せれば付け入る隙が生まれ
スゥっと近付き心の傷を舐めて侵入
侵入されて傷口が塞がったと勘違い
付け込む輩に侵食されては傷口開き
仲間も呼ばればい菌までも繁殖する
気付いた頃には傷口は拡大していて
侵入者に立ち向かい出てけと言えば
輩が抜ければ血が噴出し痛みは甚大
侵入者なくして堪えきれぬと勘違い
尚更に付け込まれる地獄を堂々巡り
己の弱さを恨んだ処で変わる事無く
気付いた時点で手遅れになっている
強い決意に痛みを我慢し堪えるのみ
弱気を見せれば近寄るは餓鬼ばかり
「修羅場」
くぐり強くなったかのように話す者
強くもなく道の意読み違えた馬鹿者
人は様々な顔を持ち時々に使い分け
その使い方を間違えた者が堕ちる所
優しい顔で人を騙し貶め嘲笑う悪心
怒った顔で人を威嚇し脅し奪う暴力
悲しい顔で人を利用し心を騙す醜悪
悪手に染まる手を隠して拳を向ける
修羅道に堕ちるは顔や手を違えた者
修羅場は回避してくぐり抜けるもの
修羅道に堕ちた者は決して強くない
地獄の修羅道で仏教警護する阿修羅
顔を違えぬよう手を合わせ日々精進
修羅場はくぐれ地獄は覗く必要ない
「落ちるが餓鬼道下らない」
角
慢心
腐る心
被害者面
嘘を重ねて
人貶める悪習
私欲を満たせず
何処までも他責で
餓鬼同士の惨めな志
餓鬼が餓鬼と慰め合う
知り合う仲間も餓鬼道で
悪いは他人で自責を認めず
己を鑑みず責を他人に恨み言
独り善がりの悪臭漂い人は去る
気取るも醜悪な思考は邪気を放つ
人を嘲笑い嘘を纏って善人を着飾る
己を一番とする為他者を貶め傷を付け
生を受けた人世を巣食う道を外れし餓鬼
己より下を従えお山の大将に満持す愚かさ
人の生を馬乗りに調教だ拷問だのと鞭を打つ
他人を貶め格下げ鬼畜にニヤけ有能を自認する
他人を羨み蔑み虛偽に罪を創り価値を奪い続ける
天馬を見ては群れて狩りほくそ笑み羽を切る餓鬼道
被害者面し虛偽に罪を創り人を貶め価値を奪い嘲笑う




