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決闘

 ウォーー!いけぇー!やっちまえー!


 闘技場の待機室に俺はいた。待合室から聞こえる野次馬の声に俺は後悔した。


「これは少し連れてきすぎたか?」


「いいや、これでいいんじゃないか?」


「ウルガか、でもギルドにこんな大きな闘技場があったとは驚きだな。」


「そりゃお前、ギルドつったら喧嘩の耐えねぇところじゃねぇか。こういう場を設けないと上で暴れまわられても物が壊れたり人が怪我したりが絶えなかったからな。だが安心しろ!この結界の中では誰一人として怪我することはねぇ!この中での怪我は精神にダメージかはいるようになっていて死ぬような攻撃を受けたり気絶したりすると結界の外へ転移させられるんだ。」


「なるほど…よく出来てるな。」


 ということはあらゆるものを消滅する俺の力(黒雷)を使っても大丈夫という訳か。


「よし、ここから先はお前一人でいけ。応援してるぜ。レイヤ。」


「おう、俺の戦いをよく見ておくんだな。」


 そう言って俺は闘技場の中へと足を進めた。


「よく逃げずにここにきたな!全てを失う覚悟は出来たか!」


「逆に自分が失うとは考えないんだな。」


 俺達が言い合ってると体の大きいいかにも強そうな人が現れた。


「俺はギルドマスターのガンドだ。この決闘の審判をすることになった。よろしく頼む。ではルールを説明する。相手を殺すか気絶させた方の勝利とする。だが安心したまえ。この結界内で人が傷つく事は無い。この結界は特殊で死ぬような攻撃を与えられたら自動的に結界外へと転移させる。そしてこの中での攻撃は精神にダメージかはいるようになっている。なので結界外に転移させられる時は大概が気絶していることがある。これよりレイヤ対パブの試合を始める。」


「両者構えて」



「はじめぇぇぇえええ!」


「うぉぉおおおおお!しねぇぇぇぇええ!」


 パブが俺に短剣を向けて走ってくる

 だが俺には止まって見える。パブの行動が。

 ここはひとつ、あの能力を使わずに終わらすか。


「これでおれの勝ちだぁぁぁあああ!」


 パブが短剣を振りかざす。


 刹那、時が止まる。


 否、俺がそれを錯覚する程に速く動いたのだ。


 瞬時にパブの隣に移動し、渾身の蹴りを撃つ。


 ドパァンっ!


 パブが消えた。


 次に姿が現れたのは結界の外であった。


 パブが気絶している。


 俺に蹴られたことにより肉体が弾け飛んだのだろう。


「しょ、勝者レイヤっ!」


 うぉぉおおおおお!


 こうして俺の勝利が決まった。


「なお、決闘の報酬は後日受け渡しとする。」


「後日?何故だ?」


「決闘した本人があんな状態だからな。」


「なるほどそういう事か。」


 そうして俺は地下の闘技場からギルドに戻った



 のはいいが…



「お、おい!今のなんだよ!どうやって移動してこうげきしたんだ!?」

「お前さっきの見えたか?」

「馬鹿野郎見えるわけねぇだろあんな速いの」

「君っ!今度パーティーを組まないかい?」


 そうこいつらの処理である。


 ギルドマスターからも


「今のは俺ですら見えなかったぞ。さっきのをやられたら俺ですら勝てるかどうかわからん。」


「お、おい、あのギルドマスターが認めたぞ!?」

「おいおいアイツ何者だよ…」

「レイヤ…聞いたことねぇな。」

「いや、こんな強いやつが今まで知られていないことがおかしいんだよ!」


 etc.....


 いちいち聞いていたらキリがない。


 よし、逃げよう。


「んじゃ、ギルドマスター。明日報酬をもらいにくるから、アイツ逃げないようにしといてね。」


「ちょっと待て!さっき何をしたか説明を!」


 シーン


「逃げやがったぁぁぁああああ!」

戦闘シーン難しいですね

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