秘密の見せ合い…恥じらいの純白パンチラ、ブラをずらして可愛いピンク、…で、キミが見たいのは僕の×××⁉
GW明け、5月6日に学校に行くと、みんなが噂話をしている。
みんな、「ここだけの話だよ」だとかいいながらヒソヒソ話しているんだけど、テンションが上がっているから声の調子も上ずっていて、周囲も「ウソ~」「キャー!」とかわかりやすく反応している。結果、まる聞こえで、校内にたちまち拡散していく。
で、話の内容だけど、なんと小泉さんのことだった。
小泉さんに交際宣言をした、あの松本英司が、小泉さんの家に行って部屋まで上がっていったというのだ。
僕がいちばん恐れていることが起きてしまった。
気持ちを伝えることができないまま、小泉さんは他の男のものになってしまった。
小泉さんの横顔を見る。女の子たちと何か話している。彼女が今日は遠くに見えてしまう。もう手の届かないところにいる。彼女はもう、他の世界の人に戻ってしまった。
もとにもどっただけだ、たぶん…。
追い打ちをかけるように、別のルートのウワサ話が聞こえてきた。
「松本は小泉さんにペッティングをした」
「Bまで行った」
性をあらわす隠語だけに、みな言い方はさまざまだが、つまりは、松木が小泉さんのバストを揉むまでの関係性にすすんだということだ。
ああ、終わった――。
それからは何も覚えていない。授業はまるで耳に入らないし、体育はぼうっと突っ立っていただけだった。
6時間目の授業終わり、小泉さんが1人だけ即座に教室を抜け出した。
女の子たちが耳打ちをしている。
「松本くんのことで職員室に呼ばれたみたい」
僕は耳だけはいいらしい。他のことはまるでダメだけど。
掃除の時間にみんながウワサしていたのは、職員室に呼ばれたのは小泉さんだけではなく、松本もだった。学校のスター2人が並んでの事情聴取だったらしい。
結果、2人とも否定したとのこと。
そりゃそうでしょ、先生たちの前で、
「私たち、仲良く乳繰り合いましたぁ」
なんて言うわけないでしょ。
先生たちはウワサについて「事情聴取はしました。2人は否定しました」したというアリバイが欲しかっただけだ。それに対して2人が形通り否定しただけ。
僕は世界が終わったような気持ちでカバンに教科書を入れていると――
突然、花のやさしい香りがかすかに感じられた。
小泉さんが僕のそばに来ていた。僕の顔を見て、
「今日、いっしょに帰ろ。4時5分にカドヤの前で待ち合わせね」
と行ってすぐに去っていった。
僕たちの10秒間の会話は周りの誰にも見られていない。早ワザだった。
カドヤというのは学校そばの文房具や雑貨を扱う小さなお店だ。そこで待ち合わせをしようなんて生徒はまずいない。
僕が先に到着して、彼女もすぐにやってきた。
僕は何か口にしようとしたけど、言葉が何も出てこない。
小泉さんが優しい表情を浮かべて言った。
「今日、遠藤君、元気なかったよね」
そうだよ。当り前じゃないか。君がサッカー部のエースに奪われたんだから。僕はようやく、自分が何を言うべきかを思い出した。
「松本が小泉さんとの家に行ったって聞いたから…」
今日初めて僕はしゃべったんじゃないだろうか。
すると、小泉さんが真顔になった。すこし間を置いて、こう言う。
「松本くん、おうちに来たよ」
僕は再び、目の前が真っ暗になった。
僕を待ち合わせに誘ってくれたんだから、15パーセントくらいは否定してくれるかと期待していたのに。ウソでもいいから…。なのに…。
僕が暗い表情でうつむいていると、彼女がこう続けた。
「何か誤解してるみたいだけど…松本君とは何もなかったよ」
「ウソでしょ」
僕の口から、小泉さんを責めるように言葉が飛び出した。
まるでアイドルのスキャンダル記者会見で、ゴシップ記者がアイドルを追い詰めるように。
つくづく僕はちっちゃい男だ。
小泉さんは立ち止まり、腕組みをして、両方のほっぺを膨らませた。
「私をどんな女の子だと思ってるの? 怒るよ⁉」
小泉さんはまた両方の白くて可愛いほっぺをふくらましている。透明感があってつやつやな肌は、ほんのりピンクに染まっている。
僕は戸惑っている。
すると小泉さんはやっと、ほっぺをもとに戻して、こう言う。
「松本君は、GW中に確かに私の家をたずねてきたよ。でもね、玄関で帰ってもらったの」
どうやら松本は玄関で追い返されたにもかかわらず、自分が小泉さんの家まで行って、一緒に過ごしたと生徒たちに吹聴して回ったらしい。確信犯だ。
噂はどんどん尾ひれはひれ、背びれ胸びれまでついて、学校中を走り回ったというわけだ。
僕の顔がぱっと明るくなる。つくづく単純な人間だ。
小泉さんが言う。
「遠藤君も私の家に来たいの?」
テンションが上がってしまった僕は
「うん」
と即答する。
「いいよ。今日は両親も7時までは帰ってこないから」
小泉さんが微笑む。
なんと彼女の家に行くことが決定してしまった。
小泉さんの家は新築っぽい大きめの2階建てで、駐車場には外国車の白いゴルフが停まっている。
彼女は僕を玄関で追い返さず、家に上げてくれた。
彼女の部屋は2階だった。僕にこう声をかける。
「紅茶入れるから、少し待っていてね」
白とピンクを基調にしたキレイな部屋だった。ほんのかすかに落ち着いたアロマの香りがする。
「おまちどおさま」
彼女がティーカップと、クッキーを白いテーブルに置く。ティーカップもお皿も英国調で上品な感じだ。
紅茶はいい香りがした。砂糖をいれずに飲んでみたが、舌の上に滑らかに茶葉の味が広がっていき、すごく美味しい。
「こんな美味しい紅茶、初めて飲んだよ」
小泉さんが笑顔で言う。
「フォートナム&メイソンのアールグレイティーなの。私の今いちばんお気に入り」
フォー?メー? 横文字ばかりでよくわからんが、紅茶もクッキーも美味い。
僕が喜んで味わっていると、小泉さんがこう言った。
「松本くんのこと、気になったの?」
「うん。小泉さんとは、もう終わったかと思った」
上機嫌な僕は、とにかく口がすべってしまう。小泉さんは少し笑ってこう言う。
「遠藤君も私と何かしたかったの?」
「そ、そりゃあ…」
うろたえる僕に、小泉さんはこう言う。
「私、みんながウワサしていたようなこと、まったく経験ないからわからない」
えっ、そうなの? って意外そうな表情を浮かべる僕。でもそのまま口には出してはいけない。彼女に怒られるに違いない。
小泉さんがこう続ける。
「だからそういうのはダメだけど、少し見せるだけならいいよ」
意外すぎる小泉さんの大胆発言だった。でも今しかない。彼女の気が変らないうちに。
「見たい。小泉さんのきれいな脚をもっと見たい――」
小泉さんはカーペットの上に脚を伸ばし、僕の体が間に入るぶん少し開いて座ってくれた。
彼女の脚は足首がキュッとすごく締まっている。ふくらはぎは柔らかく曲線を描きながらほんの少しふくらんで膝の手前でまたキュツと締まる。白くて透明感のある美しさだ。
そして、ふとももも、やはりスリムではあるんだけど細すぎず、女の子らしく柔らかいラインだ。白でほんのりピンク、肌つやは新鮮で輝くようだ。圧倒的なスベスベ感。もし触ったらきっと手にすいついてくるだろう。
そのふとももは、脚の付け根に行くにしたがって、もっともっとやわらかく、なまめかしい色つやを漂わせている。僕が思わず、
「脚の奥をもっと見たい」
つぶやくと、小泉さんは、恥ずかしそうに顔を赤らめながら、
「…いいよ…」
と答えた。
彼女のお許しを得て、僕は彼女の制服の紺色のスカートに顔をだんだんと近づける。そして頭をスカートの中に潜り込ませた。
紺色のスカートがふんわりと僕の頭を包み込むと、優しい花の香りが僕の鼻に入り込んできた。僕はその香りを思い切り吸い込んで味わう。
スカートの奥にパンティの布地が見える。純白だ。小泉さんらしい、清潔感があるけど、いちばんエッチな色だ。
清楚なんだけど、そんな子がこんなことを…というのがいちばん興奮度をそそる。
上品なシルク製で、ところどころに美しいレースの装飾が入り、彼女の秘密の部分をやさしく包んでいる。
でも誤算もあった。スカートの中に頭を突っ込んでいるだけに、少し光量が足りない。
僕は小泉さんにお願いした。
「スカートの布地だけ、触っていい?」
「うん」
小泉さんが答えると、僕はスカートから顔を出して、今度は小泉さんのスカートを少しまくり上げた。
すると彼女のふとももの奥のパンティの秘密の三角地帯がくっきりと見えた。
目にやさしい純白に輝く三角地帯。こんなに鮮明に見るなんて感激だ。これをナマで見るなんて、こんな機会、もう人生で二度とないかもしれない。
そして次は、彼女にしゃがみポーズをとってもらった。
今度は僕はうつぶせになって、アゴを地面にすりつけながら、彼女のふとももの奥に顔を近づける。
彼女のいちばんの秘密地帯を包む純白の布地へと近づくと、スカートの花の優しい香りに交じりつつ、バニラのようななまめかしい甘い香りが漂ってきた。
この香りはもしかして彼女自身の…と思うと僕の興奮メーターがますます上がる。
シルクの布地はたてに少しカーブをえがく形のタテじわを何本も描いている。
そのしわは、彼女の秘密の部分の形にそうように描かれている。
純白の布地にくっきり浮かぶ、彼女の秘密の部分の形状…。
こんな形をしていたのか…。
ああ、たまらない…。
小泉さんは思わず、
「もう、そんなにじっくり見ないで…」
と恥じらう。
でもいつまでも見ていたい…。
「もうちょっとだけ」
そのやりとりが何度も繰り返された。
結局、10分以上は、彼女をなめまわすような視線で、彼女の秘密の部分を見続けてしまった。
「今度は小泉さんのブラを見てみたい」
僕が言うと、彼女は黙って、制服のシャツのボタンをふたつ外した。
小泉さんのブラは純白のパンティとおそろいの白だった。上品な装飾も入っておりキュートでセクシーなデザインだ。カップも自然な感じで、彼女の乳房のきれいなラインをそのまま再現している。
肩にかかるストラップはシンプルで細め。彼女の白くて小さな肩にかかっている。
そういえば教室で小泉さんのシャツから肩ひもが透けて見えるとき、僕は何度も、それを口にくわえてみたいと思ってしまっていた。
ブラの上品なカップに包まれた、たわわでまんまるな2つのふくらみは、互いに押し合って変形して、すごい迫力の谷間を作っている。
スリムそうに見える制服の奥には、こんなセクシーな秘密が隠れていたなんて。
男子では僕以外に知るヤツはいないと思うと、すごくうれしい。
ぷるんぷるんと弾力あふれるバストは、肌つやに透明感があって、手触りもモチモチそうで、揉んだりなめたりしたら、きっと、すごく美味しいだろう。
そしてそのやわらかなふくらみの頂点はどんな色なのだろう?
僕はそれを知りたくてたまらなくなった。
「ブラの中も少しだけ見たい。死ぬほど見たい。ブラの布地を少しだけ触らせて」
必死に懇願すると、小泉さんは目をとじ、顔を赤らめながら、そっとうなずく。
僕は彼女のブラのカップに指をかけ、少しづつ手前に引き始めた。
小泉さんの白くまんまるなふくらみが、ちょっとずつ、そのままの生々しい豊かな形をあらわし始めた。ああ、すごいボリュームだ。そしてその頂点には、うすい桜色の丸くてセクシーすぎる突起があった!
ああ、これが夢にまで見た彼女の大切な部分なのだ!
僕は興奮の頂点に達していた。
すると小泉さんはおもむろに、
「今度は、わたしの番」
と言って、僕にあらためて向き直った。
「私、男兄弟がいないから、男の人のあの部分、見たことないの。少しでいいから見せて」
あれだけ小泉さんに見せてもらった後だから、断れない。
「いいけど、今、小泉さんの見たばかりだから、興奮した状態だよ」
僕が言うと、小泉さんはいらずらっぽい笑顔で、
「実は、その状態を見てみたかったの」
僕はパンツを脱いで、彼女の前に仁王立ちした。
「あっ、すご~い!」
立っているのは仁王だけではない。彼女が、
「すごい、すごい~」
と繰り返すたび、僕自身も気持ちが高ぶって、ピクン、ピクンと角度が上向く。
そのとき――、
壁にかかっている時計が、18時50分を迎えているのが見えた。
「あっ、お母さんが帰ってくる時間じゃない?」
僕が言うと、珍しく彼女もあわてる。
帰り支度をすませ、僕が小泉宅の玄関を逃げるように出たのは18時55分だった。危機一髪であった――。