お尻は七色の味…すべすべやわらか締まり抜群、キュッとはさんでイカせます!
小泉さんは、このところとてもキレイになっている。
それを感じているのは僕だけじゃない。まわりの男たちもウワサしている。
「小泉のんちゃんってすごくいいよな。そばにいくといい匂いするし」
「毎晩のんちゃんがオカズだよ。ああっ、パンチラ見たい!」
女の子たちも、
「ノンチ可愛くなったよね~」
なんて言ってる。
そんなところにサッカー部の松本英司が入ってきた。おまえ他のクラスだろ。
ただ彼のことは全校生徒が知っている。サッカー部のエースで滋賀県の国体選抜にも入っており、最近はJリーグの下部組織からもスカウトされているそうだ。しかもルックスも悪くない。やんちゃ系の兄ちゃんな感じだ。彼は小泉さんに近づいてきて、
「のんちゃん、俺と付き合ってくれよ」
と周りに聞こえるような大きな声で言った。
クラス中の視線がその2人に集中する。
のんちゃんは目を丸くして驚いた表情だったが、すぐに笑顔をよそおって、
「でも私たち中学生だから、そういうの早いよ」
とやんわり断る。
「いや、俺と付き合えばいいことあるって。すべて俺に任しておけよ。もう付き合うこと決定な! ヨロシク」
そう言い放って松本英司は去っていった。
その話題はその日じゅうに校内を駆け巡った。松本英司と小泉のんが交際し始めたと。
小泉さんは学校中に注目される存在となったが、嬉しそうではないのは明らかだった。彼女は目立つのが好きではない。僕は彼女に声をかけた。
「大丈夫?」
小泉さんは、
「えっ、何が? 私は元気だよ」
と平静をよそおう。小泉さんはこう続ける。
「もうすぐゴールデンウィークだね」
あっ、確かにそうだ。しばらく彼女に会えない。その間に本当に小泉さんは松本にさらわれてしまうかもしれない。焦る僕に小泉さんが言う。
「休みの間、遊びに行こうか?」
僕はあわてて言う。
「うん、行きたい」
「じゃあ、空いてる日教えて」
ちなみに、僕は全部空いている。ぼっちで究極のヒマ人だ。
「いつでもいいよ」
出かける日はすぐに決まった。行き先は大阪のユニバーサルスタジオジャパンになった。激混みだろうけど。
USJは人だらけだったけど楽しかった。さすがは夢の国だ。アトラクションはすべて夢中にさせてくれるし、長い待ち時間も彼女といるだけで楽しかった。
帰り道、なんとか彼女に、僕の思いを少しでも伝えたかった。
でも電車に乗るとGWのにぎわい、人で人で激混みだった。
小泉さんに他の男がくっつきそうになる。僕はそれが我慢できずに、正面から彼女を抱きかかえるように守ろうとした。
僕の両手は小泉さんの背後に回っている。その手は彼女のキュッと引き締まったお尻を両サイドから抱え込むように着地した。
スカート越しに彼女のお尻の感触が感じられる。すべすべで、きめ細かい肌感の横尻だ。僕の指がめり込むと、弾力で優しく押しかえしてくる。彼女のパンティの布地も味わえる。ふちにはセクシーなレースが入っていて、僕はそのレースに指を這わせてみる。ああ、色っぽい。この目で見てみたい。
電車が揺れるたび、横尻にいた僕の指は彼女の丸みを帯びた上向きヒップのふくらみの中央へと進んでいく。その頂点は横尻のしなやかさと比べると、よりやわらかで、やさしい感触だ。まるでマシュマロのように気持ち良い感触で僕の指の動きに合わせて変形していく。 そして僕の両方の手のひらは彼女のお尻をわしづかみする。小泉さんのお尻は女の子にしては小さめだけど、見た目よりもボリュームがあってプリンプリンしている。柔らかですべすべな感触を指をまさぐらせて味わっていると、興奮が高まって思わず荒思いきり揉みしだいてしまいたくなる。
と、電車がカーブで大きく揺れた。乗客たちの体が大きく傾く。周りにのしかかられて、僕と小泉さんの姿勢が入れ替わった。
今度は僕が小泉さんの背中に僕が正面からびったりくっつくような姿勢になった。
そして僕の下半身は彼女のお尻に密着している。左のお尻のふくらみの、ちょうど中央あたり。僕が右手でつかんでいたあたりだ。その柔らかですべすべの感触が僕の下半身を、やさしくぴったりと包んでいく。まるで僕の熱くなった部分に吸いついてくるようだ。すべすべ、すべすべ、ああ気持ちがいい。その部分が温かいお風呂の中で、やさしくなでてもらっているようだ。
少しずつ電車が揺れて、僕の下半身も小泉さんのお尻をすべるように移動していく。やがで僕の熱くなったところは、彼女のお尻のふくらみの間に、すっぽりと収まって落ち着いた…と思ったら、そこはもっとすごいスポットだった。
締まった上向きのお尻が、両方から僕の下半身を絞り上げてくるのだ。
ああ、柔らかくてすべすべだけど、そんなに挟まれたら…
「ううっ」
と僕が小さく声をあげてしまうほどの刺激だった。
いや、僕だけではない。
小泉さんも
「あふぅ…」
と甘い吐息を漏らしている。
さすがに僕も、少し密着をゆるめようと体をのけぞらせた。
しかし逆効果だった。のけぞらせたことで下半身はより強く彼女のお尻の割れ目に深く侵入するように押し当たっていく。
「ああっ」
小泉さんが声にならないような小さな声を漏らす。
小泉さんものけぞるように、上半身を僕に預けてもたれてきた。頭も僕にゆだねて、僕は彼女の髪にキスする格好になった。シャンプーのフローラルな香りに包まれながら、僕は小泉さんのツヤのある黒髪の感触を唇で味わった。さらさらで上品な味わいだ。
つむじからは彼女自身の甘い体臭もかぎとれる。彼女自身の香りとシャンプーの香りがブレンドされて、もうたまらない匂いだ。ぼくは興奮して小泉さんの髪にキスしまくってしまった。
気のせいか小泉さんも、さらにお尻を僕に押し当ててきているような気がする。
柔らかなお尻はときどき左右に小さく回るようにうごめいて、彼女は
「ああん」
と聞き取れないようなため息をもらす。
キュッと締まったお尻に挟まれて、くねくねと絞り上げられて、僕はもう99%まで来ていた、ヤバい。
そのとき――
「瀬田、瀬田~」
ドアが開いて、僕たちの降りる駅が告げられた。
僕たちは体を支えあうようにして電車を降りた。
「すっごく楽しかった。また行こうね。じゃあ学校でね~」
小泉さんはいつもの笑顔で手を振りながら帰っていく。
小泉さんにあんなことをしてしまったけど、そもそもきっかけは他の男に彼女に触れてほしくなかったからだった。
小泉さんはとても可愛い。ステキな人で男にとって極上の女の子だ。性格も、彼女自身も。彼女をめぐって世界戦争が起きても不思議ではないほどだ。
だからもう彼女はほかの誰にも触れさせたくない。もちろん、あの松本にも。
小泉さんをもう、誰にも渡したくないんだ!
みなさまからのブックマーク、そしてご評価、とても励みになります。
まことにありがとうございます!