59 - 初めての友達!セリシアとレシティアだよ!
今絵を描いているんですよね。
主人公の。
でも初心者なので全然進まないんですよ。
絵も下手ですし。
それで絵を書いてから次話を投稿しようと思ってたんですが。
あと何ヶ月かかるかわからず、このままだとエタったと思われそうなので投稿します。
ていうかもうエタったって思われてますよね。
安心してください。
この話は作者が自分で心を癒やすために書いているので作者の心が荒んでいるうちは続きます。
多分。
あとこの話改稿するかもしれません。
全く推敲してないので。
カランカラン
ドアベルを鳴らし私たちは外に出る。
「じゃあ、市役所に行こうか。この都市の中心にあるよ」
「はい」
町を歩いていると様々な人が歩いている姿が見れる。
辺境だからだろうか。
武装した人がかなりいる。
彼らの装備は使い込まれていて歴戦の戦士なんだろうな―って思った。
道の途中、食べ物などを買って食べながら歩く。
このフライドポテト美味しいなー。
私は塩が一番だと思うけれどコンソメ味もなかなかおいしいものだね!
そうして歩いていると隣を歩いていたレイチェルさんが突然声を上げた!
「セーリシーアちゃーん!」
ぶんぶんと手を振って道を歩いていた包帯まみれの少女に声をかける。
少女って言っても私と同い年くらいかな?
そしてそのセリシアさんはレイチェルさんを見ると露骨に嫌そうな顔をした。
「何? 忙しいんだけど」
「嘘つかないでよ? どっからどう見ても忙しそうには見えないよ?」
「空気を吸うのに忙しいから近寄らないで」
「非道っ!」
そのような話を二人がしていると遠くの方から一人、こちらに向かってきている人がいた。
「セリシアさーん! フランクフルト二本買ってきましたよー! って、レイチェルさんじゃないですか。 どうしたんですか? そちらの方は?」
「レシティアちゃんは今日も元気だねー。 実は今この子をエルメ人にしてあげようと思って市役所に向かっているところなんだ」
「へー。何人なんですか? その方」
「どこの国籍も持ってないよ」
「え?あ、そういうご家庭に生まれてしまったとか?」
「いや、山脈の向こうから来たんだって」
え!?
普通に言っちゃうの?
レイチェルさんあなた山脈から来たって言ったとき結構重大そうに受け止めてましたけど?
プラティストーンとやらを返す時も結構周りの目を気にしてたじゃないですか。
「またまたぁ。冗談が上手ですねー、レイチェルさんは」
「「はははははは」」
何この人達。
ん?
視線を感じる。
レイチェルさん達から目を離すと包帯だらけの人、セリシアさんがこっちをじーっと見つめていた。
「じー」
「あ、あの? セリシアさん? どうしましたか?」
「じー」
「んー???」
どうしたんだろう、この人は。
「名前は?」
「森園淡輝です」
「モリソノ……」
「あ、モリソノは名字でステラの方が名前です。 だから……ステラ・モリソノ?」
「ステラって呼んでいい? 私も呼び捨てにしていいから」
「え? いいですよ?」
「敬語止めて」
「わかったよ」
いきなりすごい距離を詰めてくるね。
嫌いじゃないけど。
っていうかめっちゃ可愛い。
目は真っ赤で髪は奇麗な銀色。
アルビノかな?
銀色のまつげと赤い目のコントラストが効いててとても印象的。
髪はショートかな。
レシティアさんの方は活発なイメージに反して奇麗なゴールデンのロングにお姫様みたいな三つ編みハーフアップ。
髪型とイメージが全然合ってないけどめっちゃお嬢様って感じ。
「セリシアちゃんは僕とレシティアちゃんしか友達がいないから新しい友達が欲しいんだね」
「お前は友達じゃない」
「ええっ!?」
あれ?
おかしいな。
レイチェルさんのイメージがどんどん残念な人になっていくんだけど。
「それで? 二人の方は何をしていたの?」
レイチェルさんが聞く。
「……息を吸っていた」
セリシアめっちゃレイチェルさんに冷たくあたるやん。
「いや、セリシアさんが依頼の仕事をする以外に一日を過ごす方法を知らないって言うんでこうやって連れまわして遊んでいるんですよ」
「結構楽しい」
+現在の資金 4351360円+
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