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46 - あっ(諦め)

誤字報告ありがとうございます!

いつだったかな。

この世界に来て結構初期の方。

これは私を攪乱する気か!?(そんなことはありません)

そうして山道に迷ったところを後ろから音もたてずにガブっと!?(冗談です)

とか冗談で言っていたけれど今回はそんな感じだね。

本当に罠でしたー。

まさかバイソンが私を誘い出して倒そうとしてくるなんて。

いやそんな知能あるかどうかわかんないけど。

何にも知らない私がバイソンの群れに突っ込んでいって勝手にバイソンに追いかけまわされているってだけかもしれないし。

っていうかそうだろう。

幸い木が生い茂っているから何とか逃げられているけれど。

あとなんか怪我しているから私でも辛うじて逃げられているのかな?


えー。

どうしよう。

この状況。

体力は絶対にあっちの方が多いと思うし。

このまま走っていて逃げ切れるかな。

ちょっと疲れてきた。


ドガッドガッ!


「はいぃ!?」


更に横からバイソンが。

君たち絶対に知性あるよね!?

いや知性あるのはこの大きいのだけかな?


「それはどうでもいいとして私を追い詰めるのやめてもらっていいですか!?」


...


「いや駄目だ! こいつら私みたいに人の話聞かない!」


取り敢えずここは偏西風の力を借りてバイソンと逆方向に曲がって。

偏西風の力加わる必要あった? というコメントは間に合ってます。

ちなみに季節風じゃなくて偏西風なのは今が恐らく秋だからです。

っと、逃げるのに丁度よさそうな岩場を発見!

岩の隙間を縫って逃げていく。


ガゴッガゴッガゴッ


...


なんか追ってきてない?

後ろには(悲報)か(絶望)が付いています。

しかも岩場だと私の足も不安定になるし!

やっぱり岩場じゃなくて森に行った方が良かったかな?

よし!

ここは方向転換して――――――


「グオッ!」


「あれっ?」


ダガダッダガダッダガダッ


「あれれ?」


ドゴッドゴッドゴッ


「あれれれれ?」


んー。


「完全に囲まれてますやん」


いやなんでこの岩場で普通に走ってこられるの!?


「って目の前壁ー!」


何という事でしょう!

目の前には土の壁が。

崖ですねー。

岩崖を下から見上げる。

絶望だぁ☆

え、どうしよう。

取り敢えず引き返――――――


バイソン達と目が合う。


「あっ」


えーっと。


「すいませんちょっと隣通りますねー」


「グアァ!」


「あ、ハイ。駄目ですかそうですか」


うーん。

終わった?


「誰か助けてくれないかな。 助けてくれたらお礼にエッ○スボックスシ○ーズエックスあげるよ? 私の友達が」


自分の身を削る気ゼロっていうね。

するとそんな気持ちが天に届いたのか...


「ゴガァ――――――!」


もう鳴き声だけじゃ何だかよくわからないな。

今度は何の登場ですか?


声は後ろ。

つまり崖の方から聞こえてきた。

そちらの方を見上げてみると。


...


「熊――――――!?」


ファンタジー世界というかクレイジー世界?

もうやだこの動物地獄。

北海道以上なんですけれど。




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