44 - バイソンに囲まれた!
なんかあの二人のお話不評だったようでまた別の機会に別の形で投稿する事にします。
投稿すればするほどポイントが減っていくんですよ?
まあ確かにこののほほんとした作品にはあっていませんでしたけど。
あと誤字報告ありがとうございます!
それとまた来週辺りからその三週間後辺りまで投稿速度が遅くなりそうです。
オカシイナ...
ヤスミッテナンダッケ?
やーすーまーせーろー!
「はあ、はあ」
すっごい疲れる!
なるべく高いところには上りたくないから結構大きな山とか迂回して進んでいる。
だけれど山を迂回するとなるとすごい距離歩かなければならない。
だからすごく疲れる。
やっぱりトンネルは交通の面において必須なものだったんだね。
この道をまっすぐ進めたらどれだけ楽なことか。
あとそれに高い山を迂回しているとはいっても完全に平坦な道を歩けているわけではない。
登ったり下りたりしていると普通に歩くより何倍も体力を使ってしまう。
最初のコルみたいに迂回できない壁とかもあるし。
「あ、バイソンだ」
自然の擬態能力がすごいなー。
結構気が付かなかった。
双眼鏡で覗いてみる。
バイソンを飼ったことはないから良くは分からないけどオスのバイソンって結構気性が荒いでしょ?
最初の時もそうだったし。
まああれは私の方から撃ったんだけど。
だから極力近寄らない方がいい。
あれ多分雄だし。
首が太い。
今はこっちが風下なのであちらも気が付いていな――――――
ドガッドガッ!
「え? え? なに!?」
バイソンがこっちに向かって走り出した。
「何もしてないんだけど!?」
ドガッドガッ!
「え? ちょっちょっちょっ!」
速い!
すぐに近づいてくる。
頭突かれる!
ガスっ!
「痛っつ!」
避けようとしたけどちょっとかすった!
血は出てない...かな?
いや、出てるかな?
結構痛い。
「え? 何? 何もしてないんだけど」
咄嗟に肩に掛けていた銃を手にする。
パコォン!
Uターンしてこっちに向かって来ようとしていたバイソンは突然の音に驚いて慌てて逃げていった。
なんかバイソンってみんな行動パターン同じだよね。
「何なの...」
バイソンに突かれたところを見てみる。
「赤くなっているけど...血は出てないね」
ドガッドガッ!
「んっんっんっ?」
またバイソンの足音。
その音の方を見てみるとバイソンが横を通り抜けていった。
「ガウ!」
更に後ろから別の鳴き声も。
「いつの間にか囲まれている!?」
やばい。
多分私が軍隊の指揮官とかになったらすぐに敵部隊に囲まれて全滅するよ。
「えっ、どうしよう!」
偶蹄目に群れで獲物を狩る習性があるなんて聞いたことないんだけど。
取り敢えずファーミングの画面を開いて武器の購入画面に行く。
「スラッグ弾...あった! これだ」
購入!
スラッグ弾 20発 1500円
え、安くない?
関税もないし単純に金属を使っているライフル弾よりプラスチックの方が安いのは当たり前だけど。
まあ安い分には問題ないしいいか。
あとこれも。
バックショット弾 20発 800円
こっちはもっと安いし。
バックショット弾の方が一般的だからスラグ弾より安いのかな。
価格が低くなるのは作るのが簡単なものじゃない。
沢山作っているものなのだ。
よりポピュラーなものの方が安くなる。
スラッグ弾は簡単に言うと私が今ショットガンに込めているバードショット弾よりも強い弾。
ショットガンの弾には三つ種類がある。
バードショット弾、バックショット弾、スラッグ弾。
後に行くほど強くなっていく。
何が違うかというと弾の大きさ。
バードショット弾は大きさの小さい弾を沢山放つ。
一号弾とか十号弾まで細かく大きさは分かれているんだけれどもまあ細かいところはいい。
で、バックショット。
これも00BとかBBとか大きさが分かれている。
勿論一発一発の大きさが大きくなっていくのだから弾の数はバードショット弾より少ない。
そしてスラッグ弾。
大きいのを一発だけ。
大きさは一円玉くらい?
まあそんな感じの大型動物用の弾を買ったのだ!
本当はやっぱりライフルがいいけど。
と、すぐに弾を変え――――――
ドガッドガッ!
「あっぶな!」
背中からバイソンが私を頭突こうとしてきた。
すぐに横へ避けたので当たらなかったけれど。
そのバイソンは私の左側を通って抜けていった。
+現在の資金 4369060+
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