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4 - 畑作り

感想とかどんどん下さい!

ごめんなさい!

4話抜かしていました!

さて、食料の確保は終わった。

だけどまだ昼ご飯を食べるような時間じゃない。

だから農業の準備でも始めますか。


さて、農業といえばみんなが最初に思い浮かべると思う畑。

今からその畑を作っていこうと思います!

最初っからそんな大きい畑を持っていても管理が間に合わなくなってしまうので、取り敢えず半町くらいあればいいかなって思っている。


「開墾だー!」


と言っても現代の機械があるしここの土地、そこまで木が多くなく散発的にしか見られないので結構簡単に終わると思う。

だけどこれから沢山農業機械を買っていくつもりなのでお金はそこまで使いたくない。

つまり林業用ハーベスタ等を買うような余裕は無いのだ。

という訳で作業用具の項目からチェンソーを買います。


チェーンソー 10000円


邪魔な木を切り倒します。


ウィーン!

ガガガガガガ

ドーン


切り倒しましたー。

そしたらトラクターを取り出しまーす。

ほんとにプレゼント有り難い。

トラクターって新品だと数千万円するからね。

家が買えちゃう。

トラクターのスペックは。


メーカー:神界中央大学

名前:ホビット10

値段:七百万円

馬力:140馬力

燃料:210リットル

最高速度:時速20キロ


となっている。

本当はショベルカーの方が木の根っこ引っこ抜くにはいいんだけど一番安いミニのやつでも二百万とかするから。

それだけで初期資金が結構無くなってしまう。

ショベルカーって限られた事にしか使わないけどトラクターはほんとに何にでも使うから。

これないと何も始まらない。

本当に有難いなー。

取り敢えずトラクターでできることはトラクターでやる。

お金を節約するのだー。


そうしたらトラクターに鎖を取り付けて、その鎖の反対側をぐるぐると切り株に巻き付けまーす。

他の根っことかに絡ませるようにすると外れません。

この鎖は五千円で買いました。


しっかりトラクターと鎖が繋がっているのを確認したら......


「発進!」


ボコッ


ぬけました!

小さい木だったから簡単だったね。

それを繰り返していき、ある程度の空間を確保する。


それが終わったら、残っている木の根っこや石を退かしていく作業に入る。


ぶちぶちぶちっ


ぽーい


ぽーい


ぽーい


ぽーい


......

....

..


「これくらいでいいかな?」


さて!

ここからいよいよ畑自体を作り始めていくよ!


「畑づくりターイム!」(適当に読み飛ばしてもらって結構です)


いい感じになったら整地を開始します!

必要なのはプラウとロータリー!

プラウは土を混ぜっ返して栄養分を地表に露出させる事ができるよ!

分かりやすく言えば鋤みたいな物だね!

というか鋤だよ!

ロータリーは砕土して整地する事ができるよ!

他にも整地にはカルチを使ったりもするけど、このロータリーは耕起・砕土・整地を同時に行うことができるから楽だよ!


カルチことカルティベーターは開墾やすき込みはできないし。

田起こしの元祖はプラウで昔っから使われてきていたけど最近は土壌流出の対策のためプラウは使わずに最初っからロータリーやカルチで整地するところも多いよ!

カルチは除草役だよ!

プラウは粗く、ロータリーは細かくって感じかな?

私にはよく違いがわからないけど。

あと最近は機能がどんどん統合されて行ってるからなー。

耕す機能も持ったシーダーとかもある。

だから何もしていない畑にいきなり種を蒔くことができるらしい。


どれもほとんど一緒じゃん、ってなる。

特に思うのがパワーハローとディスクハロー。

何が違うのかよく分からない。

形がほとんど同じものだってあるし。


だって私農家になるつもりじゃないし、農業高校にも行ってないし。

やっていた事って言ったらほんとに手伝いだけだから。

そこまで農業に詳しいって訳じゃない。

間違っている知識もたくさんあるし。

で、今から畑を作っていく訳だけど。


「プラウって面倒臭いんだよねー」


めんどくさいっていうか......使いにくい?

土が横に移動していっちゃうから、後で埋め戻しとか均平にする作業をしなきゃいけないんだよね。

あと変な形になってるから運転に困る。

斜めだよ!?

斜め!

それにここの土、凄く柔らかいから正直このまま種撒いちゃってもいいくらいなのだ。


「草刈りは...まあいいでしょ」


注意して欲しいのは、これは私のやり方だってことだ。

正しい訳じゃない。

他の人から見たら間違っているところもある。

何なら全部間違っている。

出来ればいいんだよ、出来れば。

私の場合は土の状態に合わせてロータリーとプラウを使い分けてきたけど。

という訳でプラウとロータリーを購入!


プラウ150万円+ロータリー100万円


ぽんっ


さて、これからプラウで開墾してロータリーで整地していくよー。

と、その前に土作りをしよう。

土が良くないと作物に成長障害が起こったりしてしまう。

勿論作物によって合った土の状態は変わってくる。

だからまずなんの作物を作るか決めたいんだけど。

最初だけど何を育てようかなー。

やっぱり最初は世界三大穀物かな?

小麦!

米!

トウモロコシ!

まあ、もう決めているんだけどね。

米を作るには田植機という機械が必要。

トウモロコシを作るのにはプランター。

そして小麦はシーダーだ。

この三種の機械で最も多くの種類の作物に対応している機械はシーダーなのだ。

いや、まあメーカーによっても違うけど。

私の使っていたメーカーの機械だと、プランターはトウモロコシ、ヒマワリ、ビート、あと何がある?

まあこれくらいかな。

と言っても私が知っていてうちやよそで一般的に作られていた作物の例しか知らない。

それに対してシーダーは大麦に小麦、オーツ麦やラディッシュ、大豆、菜種などなど。

資金が十分とは言えない現在、最小限の機器のみで畑を回していきたい。

ならシーダー選ぶでしょ。

ちなみに田植え期は米のみなので論外です。

それに私稲作の知識ないしねー。


「じゃ、小麦作るかぁー」


小麦の種を購入する。


秋蒔き小麦3t 5000円


「ん? 秋蒔き小麦? そういえばこの麦ってなんていう品種なんだろう」


なんにも考えずに買ってしまったけど。


「Neeley異世界改良種?」


えーと。

説明文は......?


ハードレッドウィンター種。

パンや中力粉を作るのに丁度いい種。

秋蒔き小麦だが異世界の気候に合わせて改良してあり異世界における秋、冬、の季節で育つ。

肥料、堆肥を混ぜた直後でまだ馴染んでいない土でもすくすく育つ。

というか早く播種やって育てて収穫しろ。

収穫周期は一ヶ月。


......

ん?

え?

え?

ん?

......


「え――――――!?」


うーん?

どういうこと?


「一ヶ月!?」


誰だって理解できないでしょ。

こんな訳のわからないこと。


「え? 芽が出てくるまでの時間じゃなくて?」


一ヶ月だとまだ芽が出てくるくらいだよ?

いや、それは遅いか。


「大丈夫? これ。 放射能汚染とかしてない?」


そんなことが心配になってくるほど異常。

え?

もしかして私、この世界から見た未来の農業だと思っていたけど違って、実は前世よりも遥か未来の技術を使った農業だったりする?

それとも異世界補正か何か?

魔法の植物かな?


あ!

もしかしてあの光が言っていた『いずれ分かる』っていうのはこれの事!?

作物が一朝一夕で成らないならばなるようにしようってこと!?

君達のもといた文明でも後に実現することってこういう事?

技術が進歩すれば農作物だって一か月でできるようになるって?

あながち、実は前世よりも遥か未来の技術を使った農業だったりする? っていう私の考えは間違っていなかったわけだね。


分かったよ。

確かに光の言った通りに分かった。


「この小麦は異常だって事がね」


通常の十二倍の速度で成長するのだ。

これを異常と言わずして何が異常か。


「まあ、早く育って困る事っていったら土の疲弊が早くなるくらいだから有難いっていえば有難いんだけどね」




~今日のまとめ~


農業器具買って農業トークしたよ!

なんか小麦が一か月で育つ特別製だったよ!

おしまい!

あれ?

何もやってなくない?


~~~~~~~~




+現在の資金 11458100円+

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