39 - 双眼鏡トークって需要ある?
遅れてごめんなさい!
誤字報告ありがとうございます!
浄水ボトルを持って川へ行く。
浄水ボトル 4000円
ボトルを川に沈めて中に水を入れる。
「冷たっ!」
川の水は冷たかった。
秋だからねー。
でもさー。
山を越えている間ずっと体を洗わないわけにはいかないしさー。
...こんなに水が冷たいのにどうやって体を洗おう。
ま!
先のことは置いておいて今はとりあえずご飯を作ろう!
ボトルいっぱいまでお水が入ったらふたを閉める。
そうしてチャック付ビニール袋に入れてきたお米をクッカーに入れる。
ザラザラザラザラザラザラ
無洗米ではないので洗わなくてもいいといってもやっぱり洗いたくなってしまうんだよねー。
なんか信用できない感じ。
だから家ではいつもちゃんと洗っているんだけれど。
でも今そんな余裕はないんだよね。
と、一合入れました。
続いてさっき取ってきた水ですよー。
本によると200mlほど入れればいいらしい。
最近の炊飯器はここまで水を入れればいいって最初っから書いてあるから一合当たりいくらの水が必要だとかそういう知識がないんだよね。
いや、昔のお釜もそうだったのかな?
知らないけど。
クッカーの中にメモリがあるので200mlの所まで水を入れる。
私の場合水より先にお米を入れてしまったのでそのお米の質量分ちょっと入れる水の量を多くする。
考える前に動くタイプです。
ちょっと考えれば水より先にお米入れちゃいけないって気が付くんだけどねー。
私はそのちょっと考えることすらめんどくさいのだ!
水を入れたら蓋をします。
かぽっ
そうしたらバーナーの上にのせて。
強火!
チッチッチ
ボッ!
このまま沸騰するまで待ちます。
沸騰しているかどうか確認するためにまめに開けよう。
そういえば今気が付いたんだけど調理にはバーナー使うんだね。
本に書いてあることだから何にも気にせず従ってしまった。
焚火の火は使わないのだろうか。
よくキャンプ動画とかで焚火の火とはんごうを使ってお米炊いているのとか見るけど。
それに林間学校とかでも焚火の火でお米を炊いていた気がする。
疑問に思い、さらに調べることができる環境がそこにあるなら調べなければ。
キャンプ本に載っていないだろうか。
あった。
料理に焚火の火を使わない理由。
なになに。
すすが付くから。
火力が安定しないから。
調理時間の目安がつけにくい。
へー。
そーなんだー。
知らなかったー。
確かに林間学校の時ずっと同じ力加減で団扇を煽り続けろって言われた覚えがある。
火力安定させるためだったんだね。
かぽっ
蓋を開いて沸騰しているかどうか確認する。
下の方からつぷつぷと泡が昇ってきているから沸騰まであと少しかなー。
まだかなーまだかなー
そろそろ沸騰したかな?
かぽっ
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく
おお。
沸騰している。
それを確認したらまたふたを閉めて火を弱火にする。
こっからあと15分だって。
タイマーセットしまーす。
それまで何していよう。
火から目を離しちゃまずいと思うし。
あんまり遠くに行くような事はできないかな。
キャンプは好きなことをやって過ごせばいいとは言うけれど何も思いつかない。
という事でこんな時は本の出番でーす!
キャンプでみんながやることまとめ!
マウンテンバイク?
無理ですねー。
ハンモック?
眠っちゃったらもっと不味いでしょー。
でもまたいつかやろう。
面白そう。
釣り。
やりたいよっ!
凄くやりたいよっ!
またあとでね!
ハイキング。
これも無理ですねー。
マジックの練習?
...なんかいきなりすごく具体的になったよ?
まあでもそれなら確かに座りながらでもできるしいいかもね。
バードウォッチング?
それもよさそうだねー。
目は塞がるけどとにかく火の近くにいれば何とかなる。
それに今何か買わなければならないという事はない。
いつも狩りに使っているレンジファインダーを鳥狩用に持ってきているから。
それにバードウォッチングって秋にするといいって言うじゃん。
辺りを見回してみるとそこら中に鳥の姿が見える。
そのうちの一匹に狙いを定めて...
「って追いつけないよ」
飛んでいる鳥をレンジファインダーで観察するのは難しいですねー。
「え、バードウォッチングってどうやるの?」
生態観測どころかその姿さえ見ることすらできないなんて。
キャンプの本にはやり方とか書いていないかな?
んー。
ちょっと書いてあった。
まあこれはバードウォッチングの本じゃなくてキャンプの本だからね。
少しでも書いてあるほうが凄い。
で、どうやら高倍率なのが悪いらしい。
このレンジファインダー狩り用の倍率高いやつだから。
普通に双眼鏡のほうがいいらしい。
倍率低めの。
なんかバードウォッチングに適した双眼鏡の選び方も書いてあった。
でもその条件にあった双眼鏡ってどれも一万超えは普通で五万円超えのも多いんだよね。
一番高いのは50万もしてたよ。
やっぱり趣味っていいのはお金を食うものなんだね。
...低倍率にしたレンジファインダーでどうにかならないかな。
あとここの注意すべき双眼鏡欄に倍率変更できる双眼鏡は買っちゃだめって書いてあるけれどこれは大丈夫なのかな。
普通に倍率変更できるんだけど。
像もはっきりとしているし視界も明るいし。
トップラウ レーザーレンジファインダー 4-15×45 防水 測定限界1.5K
ちなみに買ったのはこちらである。
なんとなくで買ったけれどいいのを買うことができたんじゃないかな?
今のところ質が悪いと思うようなことはない。
中にはこんなのもあったし。
エゼット 軍用双眼鏡 マゼンタコート 高倍率 50-1200×100 フリーフォーカス
...これは流石にブレ過ぎてまともに見えないのではないだろうか。
こういうのは別に高倍率がいいって訳ではないらしい。
倍率を高くするってのは別に技術力が必要なことでもないらしい。
それなのになぜ有名メーカーが高倍率の双眼鏡やレンジファインダーを作っていないのかというと単純に高倍率は使い物にならないからだって。
視野が狭くなるしブレが酷くなるから。
へー。
私高倍率なら高倍率なほどいいって思ってたよ。
でもまあ確かにそうだね。
何でもかんでも数字が大きければいいってものじゃないし。
通帳の残高は多ければ多いほどいいけど。
あ、でもあまりにも多すぎると命とか狙われそうで怖いな。
それにマゼンタコートって。
別に夜に狩りをするわけじゃないからマゼンタでなくてもいい。
昼に狩りをするんだったらマゼンタコートは何の意味もないし。
普通にブルーやグリーンでいいかなー。
あとこの双眼鏡も普通に倍率変更できるけど。
まあ小麦が一か月で育つ世界。
双眼鏡の倍率が簡単に変更できたとしても驚かないかな。
ていうか実際にどうなの?
倍率が変更できる双眼鏡って一般的なの?
私双眼鏡量販店とか言ったことないからそういう事に疎い。
っていうか双眼鏡量販店とか訳わかんない事っている時点で無知なのがばれているけど。
やばい!
思考が脱線しすぎてもう大惨事になってる。
双眼鏡トークなんて誰も興味ないと思うのに!
しかしどうやって鳥を観察しようか。
もう「鳥を観察して何かを得ること」じゃなく「鳥を観察ること」が目的になってしまっている。
でもいいのだー!
飛んでいる鳥は無理に決まっている。
追えない。
じゃあ木に留まっている鳥はというと...
見つけられない!
適当に木の枝とか見ていてもいないし。
いつもあれだけ鳴いているのに!
っていうか今も鳴いているのに!
一体どこにいるの!
水飲み場とか作って遠くから待っているのがいいとかいうけどそこまで本気でバードウォッチングできないし。
なんとか楽に見つけられないもんかねー。
いや、楽して趣味をしようというのがそもそも間違いすぎているのでは!?
+現在の資金 4381860円+
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