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35 - 山脈の向こうに向けて

12月前半に更新速度を戻すと書きましたが1月前半になりそうです。

日常系何書けばいいか分かりません。

何も考えずに書いていると作者の雑談になってしまいますし。

...それでもいいですか?

駄目ですか...

しゃっ!

カーテンを勢いよく開ける。

なんかこの勢いよくカーテンを開けて陽の光を浴びる動作が日課になりつつあるけど別に勢いよく開けなけれだならないという訳ではないよ。

ただ朝は爽やかな方が良いよね。

爽やかって言ってもまだまだ暗いけどねー。

そして空はー


「快晴ではないかー!」


まさに登山をするための日だ!

まあ快晴くらい珍しいものでは無いけれど。

今の私は毎日がお休みみたいな感じだから快晴プラス休みといった稀有な日も普通にある。

実家にいた頃、晴れの日は毎日畑仕事だったから雨の日以外休みなし。

大学行ったら遊べるって聞いたけれど一年生は忙しいし。

まあ恵みの雨なので雨の日は嫌いでは無いけれど。

それでも雨の日に登山するのはなんかヤダ。

危なそうな気がするし。

というわけで晴れてくれて嬉しいです。


山脈の方を向く。

険しい山々が壁のように連なっている。


...

やっぱりあれって飛行機とかで越えるものじゃない?

素人の人間が簡単に行ける所じゃないって。

まあでも行くけどさ!

っていうかあの光、地形についてそこまで考えていなかったんじゃないの?

そもそも人と会うことすらできないんだけれど。

北は森。

南は川。

東はどこまでも続く平原で西はあの山脈。

どれも徒歩で越えようとしちゃいけないやつ。

だからって安全に越えようとするとお金がかかるんだよねー。

またお金。

あれにもそれにもこれにもお金。

施設の欄から川に橋をかけることができるんだけれど建設費用が億を超えるし。

飛行機は農薬散布用ので6000万とか。

あの光は何を思って私をここに送ったのだろうか。

まあいいや。

考えても分からない事は考えない主義だから。

とりあえず行こー!


昨日用意したリュックの中に登山杖を放り込んであるき出す。


登山杖二本セット 2000円


リュックの中にはそう大したものは入っていないよ。

銃。

鴨ロースト。

カレー。

お肉。

米。

その他食材や調味料。

方位磁石。

水筒。

トイレットペーパー。

その他諸々である。

まあつまるところ私の持ち物だいたい持ってきたってことだよ。

ライフルは家に置いてきたけど。

銃は重いからね。

ショットガンだけで十分です。

あとは必要になったときに随時買えばいいでしょ。

それでまあ色々入っているわけだけれども。

一応まだまだ容量に空きがあるん。

結構大きいバックを買ったからね。


防水&軽量ザック70L 5000円


身体にフィットしているかといわれれば微妙だけれど。

でも大きい方がいいかなって。

ではいきまそー!

そー!


と言っても山登りは結構後の方だよ。

まずは山まで行かなければならない。

車で行くわけにもいかないしね。

山まで車で行って放ってきたら帰ってくる頃にはスクラップになっているかもしれない。

家も窓のシャッターを閉めておいて家にいない間に動物とかに荒らされないようにしておく。

まあそれまでは今までと同じように普通の散歩ですねー。

朝霧漂う野原をお散歩です。

昨日のダメージは寝て起きたら直っていました。

会社員の腹痛と同じよ。

一過性の物。

まあそんなことを言えるのは修羅の国出身の人のみだとは思うけれどね。

北海道農家社会はいつでも君の農家参入を待っているよ!

普通に生活していてもボディビルダーみたいになれるよ!

ごめん誇張した。


「ん!」


鹿の声が聞こえた!

さっと背中に手を回す。

しかし今銃はバックの中にしまっているので手に取ることはできない。

って!

今日は狩りじゃないし!

バードショットじゃ何も狩れないし!

血の気が多いって思われちゃう!

否定できないけど!

もうほとんど神経反射なんだよねー。

コヨーテを助けた慈悲はどこへ行ったって感じ。

や、でもあれはただの気まぐれだしー!

元々慈悲なんて持ち合わせてないし―!


頭が...

頭が退化している...


元々だろって?

うるさい!


フィーユフィーユフィーユ


ピピピピピピピピピピピピ


チッチッチチッチッチッチ


クルルィクルルィクルルィ


針葉樹がぽつぽつと生えている山なのか丘なのか原なのか微妙なところを歩く。

歩いているだけで心が癒される環境です。

天国かな?

まあ私一回死んでいるから確かに私にとっては死後の世界だけれども。


日差しも結構強いなー。

あ。

帽子かぶっていない。

あれ?

登山って帽子かぶるもんだったっけ?

まともな知識がない。

ザックに入っている本を引っ張り出して帽子の項目でも探せばいいわけだけれども...

めんどくさいのよねー。

でもまあなんかみんな山に登る人たちって帽子かぶっているイメージあるから。

という事で適当なハットタイプの帽子を買う。


ハット 3000円


帽子って7000円とか普通にするのね。

高いなー。

安いの選んだんだけど。


それにしても全然山に近づいている感じがしない。

結構歩いてきた気がするんだけれどな。

あー。

でもよーく見てみると少し山が大きく感じるかな。

これは長くなりそうだね。



そよ風が気持ちいい。

時間の経過も早いものでそろそろお昼です。

歩いているうちは少しの変化なので気が付かないけれども改めて見てみると確かに山脈に近づいていたよ。

明らかに大きくなっている。

まあ、まだまだ遠いんですけれどもね。

でもお昼なのでお昼ごはんです。

何をしていようがお昼は必ずやってくる。

そして私はお昼になったら必ずご飯を食べる。

誰も私を止められないのだー!

さて。

持ってきたものの中に米がある。

まだ炊く前の米。

アウトドアマイクロクッカーとか言う小さな鍋が生活用品の欄にあったので米が食べたくなったらいつでも食べれるようになっていますよー。

どう考えても日用品じゃあないのは突っ込むべきだろうか。

多分どこからも答え返ってこないだろうけれど。

米は重いから少ししか持ってきてない。

あと水にも限りがある。

足りなくなったら湖や川から補給すればいいのだ。

ペットボトルキャップくらいの大きさの浄水器とかもあるからね。

だけれど川の水を直で飲むとかしてみたいという思いが私の中に存在する。

憧れみたいなのがあるんだよねー。

本州の人だとそういうの出来るでしょ?

沢の水を飲むみたいな。

北海道だと寄生虫とかでそのまま飲むなんてできないから。

憧れと安全性どっちを取るかっていわれたら圧倒的に安全性なのでそんなことはしないがね!


湖の近く、平らな所に適当に折り畳み椅子を置く。

テーブルも。


キャンプバーナー 3000円

アルミ製アウトドアクッカーセット 2000円


キャンプ用品は高くつくなー。

ザックの中からお肉の入ったタッパーを取り出し、クッカーセットの中でも比較的に底の浅いものを選んでお肉を置く。

今回のために取り敢えず火を通しておいたものではあるけれど食べるときにはもう一度ちゃんと火を通す必要がある。

というかたとえ火を通しておいてもお肉はすぐ悪くなって食べられなくなってしまうので今回の旅ではお肉から早いところ消費していこうかなと思っているよー。




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