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29 - 簡単そぼろ丼

ブックマークありがとうございます!

お礼に早口言葉言います!

東京特許許可局局長きょう急きょきょきゃかっきゃ

朝なのに早くも深夜テンション...

牛そぼろ丼を作ります。

そぼろ丼っていったら二色丼だけれど残念ながら卵がない。

まあ養鶏は近いうちに始めようと思うけどね。

牛は...どうだろう。

まあいつかやるかもしれない。

牛乳は欲しいし。


という訳でまあまずは料理に必要なものを揃えていきます!


みりん2L 800円

だしの素400g 400円


そして用意していくのはこちら!


調理酒 大匙一杯

だし(水に溶かした) 小匙四杯

醤油 大匙一杯

みりん 大匙三杯

砂糖 小匙二杯

謎鹿のすね肉 25g

謎牛の肩ロース肉 50g

謎牛のばら肉(カルビ) 25g

謎牛のもも肉 25g


ハンバーグの時と同じようにこれらの肉たちでまずは挽肉を作っていくよ!

でも今回はコンソメや塩は振らないけれどね。


挽肉が出来たらフライパンを用意。

そこに調理酒、だし、みりん、醤油、砂糖を入れていきます。

まだ火は点けない。

それらの調味料をすべて入れたらしっかりと混ぜ合わせよう!

しっかり混ぜ合わせた?

そしたら挽肉を入れまーす。

点火っ!

そのまま調味料とお肉を混ぜ合わせていくよー。


じゅうぅー


しばらく炒ります。

火が通るまで待とう。

赤かったお肉全体が茶色になってきた。

完全に茶色になったらそれでもう十分だよ。

後の焼き加減はお好きにどうぞって感じかな。

私はカリカリとしたのがそぼろの中に混ざっている状態が好きだからもう少し火を通す。

この間に追加の味付けをしたい人はしてもいいかもね。

このレシピだと結構甘いそぼろが出来上がる。

それがあまり好みじゃないって人はみりんや砂糖を抜いて塩を振りかけたりとかそこらへん変えていっていいんじゃないかな。


まあそんなこんなで完成です。

結構早くできるよね。

忙しいときとかにちょうどいいんじゃなかろうか。

今は別に忙しいってわけじゃないけれども。

何だろうな。

今まで敷かれたレールの上をただただ走って来ただけだから突然道路にほっぽり出されても走り続けることが難しいみたいな。

いきなり自由な時間が増えたらどう使っていいか分からない。

勿論やることは山ほどあるはずだ。

だけどそれが思いつかないんだよなぁ。

ポン酢に浸けた生でんぷんを食べているときみたいな心情。

どんな心情だよ。


そうしたらどんぶりにお米を盛ります。

私は今平たい大皿しか持っていないのでどんぶりを買わなければ。


美濃焼どんぶり 200円


ご飯を入れる。

お。

今までこの一週間五合まで炊ける炊飯器を私一人で使っているからか全然お米が減らなかった。

だけれどようやく底が見えたようだね。

この後お米も炊こう。

下宿だと一合半の一人暮らし用の炊飯器を使っていたので底が見えるまでの速度はそう変わらなかったし実家では一日で五合半が消えるのでもっと早いし。

だから違和感を感じるね。

実家では毎日私がご飯を炊いて下宿では二日に一回のペースで炊いていた。

ご飯は好きだしたくさん食べたいと思うけれども体がついていかない。

あえかな私の体にそんなたくさん食べられるような体積はなかった。

あれ?

「あえか」って悪口だったっけ。

まいいや。


炊飯器、ちゃんと消費速度に合った大きさにした方がいいかな。

炊き立てがあんまり食べられないし。

でもなんかこの炊飯器のお米いくら時間が経ってもほしいい出来ないし何時までもふわふわしたままなんだよね。

そういえ小学校の国語の教科書で知ったんだけれどほしいいって昔は保存食として食べられていたんだね。

ちょっとあんなものを食べるって想像できないけど。


って!

また話が大幅に脱線した!

おかしいなー。

そぼろ丼作っていたはずなんだけどなー。

なんで保存食の話なんて出てきてしまうんだろう。


答え:集中力がないから


さて、そんな私のぐにゃぐにゃとした線路を軌道修正いたしまして再びそぼろの話に戻っていきます。

ご飯をよそいだどんぶりにそぼろをかけていく。

でけたー!

最高の時短料理だよね。

適当に作ってもおいしく作れるし。

ただそぼろのかかった御飯だけど絶対美味しいよこれは。

後はここにねぎと生卵があったらもっともっと美味しくなるに違いない!

ねぎならあるけど。

でもねぎだけでは駄目なのだ。

生卵とセットでないと。

ではそぼろが冷めてしまわないうちに頂きます。

冷やしたそぼろ丼もおいしいんだけどねー。



おー!

甘い!

だしが和風の風味を出していていいね!

だしは御飯の中にも染み込んでおり甘味がしっかりと喉の奥まで伝わっていく。

これならご飯だけでもおいしくいただけそうだよね。

歯応えはみちっとしていて噛むと口の中でほろほろと崩れる。

そのたびに甘味と一緒になって濃厚な肉の味も一緒に主張してくる。

味はちょっと単調と言わざるを得ないけれどうま味の密度が高いので口の中でしばらく味が躍っていて悪くない。

お肉の肉汁がお米のうま味と調和してお米の味が幾段もアップしていく。

甘い!

とにかく甘い!

だしが少ししょっぱさを持っているけれどそれも甘味を引き立てる役の一つである。

いいね!

おいし~!


だけれどさっき言ったように少し味が単調になってしまっている。

そりゃあお米にそぼろオンリーなのだから。

という訳で味変です。


てってれー

ラ~油~


と言いう事でラー油です!

これをかけるなら七味で炒めた細切りの玉ねぎとか足しちゃってもいいかも。

あればの話ね。

中華風になっていいんじゃない?

辛めの味付けで。


ん!


ラー油をかけて口に含んだ瞬間さっきまで甘味で占領されていた口の中が一気に辛味一色になった。

甘味ももちろん強い。

全然違う味だけれど喧嘩することはなくお互いにその味を引き立てていく。

甘辛いってやつだね!

ピリッとしたホットな辛味がグサッと口の中に突き刺さる。

そしてそれを覆うように甘味が。

味のふり幅が大きい!

ラー油と肉汁がお米を液体にしていく。

お米を掻き込むとするすると喉の中へ入っていく。

定番であるご飯の飲み物化。

美味しいです!


もぐもぐ


ごちそうさま!



ちょっと食休みしたらお米を炊いていきます。

美味しいご飯はお米がないと始まらないのでね。

お米だいじ!

なのでまずはお釜を用意!

もう既に保温モードは切ってあるのでぬるい感覚。

洗いまーす。


じゃー


拭きまーす。

そうしましたらお米を入れまーす。

お米用の計量カップも付属していたよ!

コンテナパックから米を入れていく。

ん?

コンテナパックに何か書いてあるな。


「半径100㎞以内に一切米の害となるものを寄らせません?」


どれだけ強力な呪い振りまいてんの?

首都圏だいたい入っちゃうじゃん。

直径だと札幌から函館まで余裕であるよ。

まあなぜかこの世界に来てから一切虫を見ていないから害虫の心配はもしかしたらしなくていいのかもしれないけれど。

ってことは虫以外に何か米の害になるような生物がこの世界にいるってこと?

やっぱり異世界はまだまだ未知なものが多いなと思いながら米をお釜に入れていく。


ザラザラザラー


取り敢えず三合くらいでいいかな。

成人男性は一日に米を一合半食べるというけれど私はそれをニ日で食べる。

だから四日分だね。

お米を入れたら洗うよ。


じゃっじゃっ


両手でお米をもむようにして洗う。

この洗い方って拝み洗いって名前がついているんだね。

これが普通だと思っていた。

今の水を捨てて再び新しい水を入れる。

そんな感じで洗えました。

そしたらお米をお釜にセット!

炊飯スイッチオン!


てれーれれーれれーれれーてれーれれーれれーれれー


完了!

さて、では言う事があります。

畑ができたときに言った一つ目の畑のとある変化。


家の外に出る。

そして一つ目の畑に行く。

するとそこには!


「芽が生えていまーす!」


三センチくらいの小さい芽が地面から出ていた。

実はもう少し前から芽は出ていたんだけどね。

もう一か月分の時間が過ぎた。

いや、正確には48日分なので一か月半?

つまりもう芽が出てきても十分不思議じゃないよね。

そして育ったのは小麦だけではありませーん。

野菜も順調に育っているよ!

もう結球していて明日には多分収穫できると思う。

野菜は早いねー。

まだ苗が定植できる程育っていないので収穫してからもう一回植えるまで一日程間が空くけど。





+現在の資金 4627960円+

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