28 - さらにさらに拡張ー
そろそろ異世界人出さないとなー。
タイトル本当にこのままでいいんですかね?
ブックマークもありがとうございます!
「でけたー!」
これでさらに半町の畑が出来ました。
さて、この次どうしましょうか。
まだまだ畑の面積は足らない。
今ある二つの畑はちょっと離して置いてある。
小麦畑と野菜の畑ね。
なんとなく畑を分けたけれどその必要はあったのかな。
多分ないと思うのだけれど。
という事で新しい畑はつなげていこうと思います。
もとある畑にくっつけないのは新しい畑を耕そうとして播種した畑にトラクターのタイヤ跡をつけるのがいやだったからだよ。
3日経てば一か月分の時間が過ぎたことになる。
ここで踏んでしまったら収穫できなくなってしまうからね。
あ。
そういえば一つ目の畑についての話だけどとある変化があったんだ。
まあその話は後でしようかな。
まあとある変化っていったら一つしかないんだけれどね。
っと、畑を耕していく。
あー!
またずれてしまったー。
一つ目の畑での失敗はあんまりなかったけれどこっちだと結構多くなってきた。
何故だろうか。
まあ多分いちいち気にしようと思わなくなってきたからだと思うけど。
端っこさえ奇麗にすればあとは好きにしていいという事に気が付いてしまったのだ。
枠さえ奇麗な四角にしてしまえば後の畑のぐちゃぐちゃ具合はロータリーで何とかなる。
家では速度重視で私の潔癖症もその力を発揮できなかったから。
もう何にも気にせず取り敢えず範囲内を耕す。
どんなにぐちゃぐちゃでもいい。
ってそんな感じだった。
自分の畑だっていう感覚もなかったしね。
でもこれは明らかに自分の畑。
なら奇麗にしたいじゃん?
トラクターもしっかり洗っておきたいよね。
車庫入れも丁寧にしたいし。
この家にあるのは車庫というより...
何だろう...
屋根のみの何か。
まあそんなところに車を入れているんだけれども。
前世では取り敢えず入ればいいって感じだった。
ていうか車庫にきちんと丁寧に車を入れること自体が珍しかった。
そこらへんに乗り捨てだってよくあったし。
だってそんなん誰も盗んだりしないもん。
泥棒だって業者のふりして農作物を持っていく事は出来ても堂々とレッカー車でトラクター持っていく事はできない。
そんなことしていたら一瞬で通報されちゃうからね。
作物の積み込みは日常茶飯事だから堂々とやる泥棒もいるけどトラクターのレッカー移動が日常茶飯事な農家はいない。
...いるかもしれないけれど。
まあそんな感じで耕していく。
何がそんな感じなのかは気にしない方がいいと思うよ!
「折り返しまーす」
畑の耕耘は今まで適当にやって来たから技術なんてものはない。
だけれど私が長く農業をやって来たことによって習得した技術もあるんだよね。
それがこれ!
折り返しです!
折り返しは実にめんどくさい動作である。
トラクターはくるっと簡単に180度回ることはできないから一々切り返してトラクターを反転させる必要がある。
子供の時はこの作業にどれだけ早くできても20秒くらいかけていたものだけれど今なら6~7秒くらいでできるよ!
果たしてこれが早いのか遅いのかは私には分からないけどね!
そしてこの早さに意味があるのかどうかも。
他の人のターンなんて見たことがないから。
井の中の蛙かもしれない。
他の人はもっと早くターンできるのかなー。
でも奇麗でしょ?
この動作。
すっすっすっとターンしていく。
昔取った杵柄?
まあ昔っていってもたった4年前の話だけれど。
あとこの応用で車庫入れもがんばったらきれいにできる。
後ろに物の付いた車両って車庫入れがすごく難しいんだよね。
車庫入れっていうかバック全般が。
まあ私ならできるけどね!
はい。
突然の自慢タイム終了です。
ですがまだ耕耘は終了していません。
ので耕し続け...
◇
ました。
一町耕せましたよー。
どうしよう。
このままもっと畑を広げていこうかな。
そうしようか。
もう2・3町くらい。
取り敢えず今日はこれやって過ごそうと思う。
それ以外のことは明日になってから考えればいいかな。
いけない!
無計画さがばれてしまうっ!
いやもう十分ばれているんだけれども。
がー
あー。
考えることがないー。
今、口開けてぼーっとただ耕しているだけなんですけど。
無心で耕している。
でもそれだと困ってしまうんだよね。
あたたかく降り注ぐ日光。
うっかりすると眠ってしまいそうである。
中学校の時の家庭科の授業とおんなじだよ。
調理実習だと眠たくなったりはしない。
頭フル回転だからね。
だけれど普通の座学だと眠くなるでしょ?
まあ私は特に睡眠時間が四時間とかそれくらいだったからなおさらだね。
休みの日は朝も昼も夜も家の手伝い。
学校がある日は帰ってきてから夕食まで畑の手伝い。
自由なことができるのはそのあとからしかない。
だけれど夕食の時間が九時とかだったりするんだよね。
そうすると宿題やっているだけでもう深夜になってしまう。
その後自分のことをやろうとするとそれくらいの睡眠時間になってしまうという事。
まあ今はそんなことなく日の出とともに起きて日の入りと共に寝る非常に健康的な生活を送ってきているんですけれども。
だけれども暖かい日の光を浴びていれば眠気の一つくらい出てきてしまうのは仕方のないことでしょ?
昼寝したくなってしまう。
だから思考を絶やさないのだ。
少しでも頭を働かせていないと。
...寝ちゃってもいいかもしれないのでは?
誰も文句を言う人なんていやしないだろう。
はっ!
いけないいけない。
危うく悪魔の誘いに乗ってしまうところだった。
今は畑の拡張をするという大事な仕事があるのだから。
そう大事でもないけれど。
と、意味もないことを考えながら畑を耕していった。
取り敢えず大きいのを家から離れたところに一つ作った。
四町の正方形型。
そしてその後は家のベッドに戻って寝たよ。
まだ朝?
だが寝る!
眠気という巨大な波の前に私はただただ飲み込まれるだけであった。
ベッドしゃんあたたかい。
ねむねむ。
時間なんてそんないちいち確認していないのでどれだけ眠っていたかは知らないけど起きたときにはもう太陽は山頂でステッキを掲げていた。
ナ、ナントイウコトダー!
寝すぎてしまった。
昼寝と言いながらも朝方なので昼寝なんて表現は正しくないかなって思っていたのに正しくなってしまった。
もうお昼ですか。
お昼ご飯を考えないといけないねー。
あんまりお腹空いていないから軽めでいいと思うけど。
何にしようか―。
お肉しかないからそぼろ丼でも作ろうかな。
そぼろっていったら鳥そぼろだけれど今牛しかないので牛そぼろです。
+現在の資金 4629360円+
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