19 - 雨の午後
ブックマークありがとうございます!
ご飯を食べた後の食休みも兼ねて銃の手入れを終わらせてしまいましょうか。
バレルの内側を掃除しようと思うんだけれど下手にそこら辺をいじるとライフリングとかに悪影響を与えてしまいそうで心配なんだよね。
やったら悪影響が出てしまうかもしれない。
でもやらなかったらそっちの方が困ることになってしまうだろう。
という訳で意を決してクリーニングロッドと銅ブラシを買う事にしよう。
私はできればお金をあまり使いたくない人種だから(みんなそう)できれば安いのを買いたいんだけど銃用の清掃用具は高ければ高い方が高品質になっていくっていうから銃を損して余計にお金を失うよりいいもを買った方がいいのかな。
クリーンロッド(洗矢) 10000円
銅ブラシ 8000円
ナイロンブラシ 8000円
コットンクリーニングパッチ10m八個入り 2000円
ロッドガイド 3000円
ボアソルベント200ml 1000円
そうしたらロッドにナイロンブラシをくっつける。
ナイロンブラシに口径に合わせてカットしたクリーニングパッチを巻き付ける。
アクション側からガイドを入れてそこにクリーニングパッチを巻き付けたロッドを挿入!
まずは大体の汚れを取るよ!
そうしたらパッチを裏返してここで秘密兵器を投入!
ボアソルベント!
秘密って言っても普通にみんな使っているんだけどね。
パッチを巻き付けたロッドをボアソルベントに浸ける。
そうして浸したブラシでバレルを往復していく。
しゃーこしゃーこしゃーこ
磨けたらすぐにブラシを替える。
ナイロンブラシはパッチを巻き付けるのにちょうどいい。
けれどごしごしするのなら銅ブラシ。
ごーしごーしごーし
銅ブラシで傷がついてしまわないように丁寧に往復させるとすぐにまたナイロンブラシに取り換える。
ナイロンブラシの先には新しいパッチが。
そうしてそれをまたバレルの中に通す。
チェンバーを乾燥させる意味も持つ。
で、そんな感じで最後にマズルをもう一度磨いて...
「完了でーす」
幼いころに地元のマタギさんに聞いたうろ覚え知識で掃除をしましたー。
使い終わったクリーニングパッチを洗濯場に置いておく。
洗ってしつこく使い続ける人とすぐに捨てちゃう人で分かれるらしい。
洗う方が少数派なんだとか。
まあ私はもったいないと思うのでしつこく使うよ。
クリーニングパッチくらいなら銃の精度に大きく影響を及ぼしたりしないと思うから。
さて。
お昼ご飯も食べ終わったしやり途中だった銃の手入れも終わった。
外はこんな雨。
雨の中畑仕事は出来ない。
ご飯食べる前に言ったよねー。
何をやるつもりか決めているって。
えーっとね。
読書をしようと思っているんだ!
読書。
Reading。
ほら、うちって書斎あるじゃん。
それなりの大きさの。
っていうか4畳って言うとほぼ私が住んでいた下宿じゃん。
4.5畳だったけど。
まあ、世間一般の一部屋。
私における一家ほどの大きさの書斎は空っぽなわけですよ。
本棚が寂しそうだ...
もったいないよね。
あ、そういえば関係ない話だけれどもったいないって言ったら実家じゃ有り余っているような土地が札幌だととても貴重なものだってことが特にそうだよね。
東京とか人口密度凄いらしいじゃん。
人が多いから住むところがいっぱい必要になって土地の値段が上がるんでしょ?
なんとかして実家の近くに大都市でもできんかなーって良く思ってた。
そしたら将来高く売れるじゃん。
それか高速道路建設予定地にでもならないか。
あとは成田空港っとかて住人の反対運動凄かったんでしょ?
うちだったら喜んで土地売るけどな。
まあそんなことはどうでもいいんだよ。
読書。
私の好きな読書。
心の落ち着く読書!
いや、まあこの世界何やってても癒されるし落ち着くけど。
それに農家って言ったら晴耕雨読って四字熟語にもあるように雨の日は本を読むものだ。
みんなそうしている。
うちの近所の人も。
ちょっとチャラい若者以外は。
そういう人たちは私の兄上や姉上のように休みにパチンコ行くのだ。
私は読書。
友達とかもみんな読書してる。
近所のおじさんやおばさんたちも。
という訳で今日は本について話していこ―!
まあつまり、本を買いながらダラダラと独り言を言っていこうという事である。
まず私が普段どんな本を読んでいるか。
まあ結構いろいろな種類の本を読んだりしているよ。
私は転生の時に言ったかもしれないけどそういうファンタジー物とか言うやつも少しは読んだことあるし。
でも私は基本的に町の図書館に行って読書をしていたからジャンルは限られてくるかな。
ティーンズエリアとかに行くといくらかファンタジー物が置いてあるけれど結構狭い。
私がよく読んだ、っていうか図書館に置いてあったからよく見たファンタジー物は結構のんびりした物が多かったかな。
物静かな異世界旅系の物とか戦争後の荒廃した世界でゆったり生きていくやつとかそういうのんびり系。
あー。
あのキャンプするやつもいいねー。
小説じゃなくて漫画になっちゃったけど。
これは普通に本屋いって買って読んだ。
図書館に置いてある漫画って昭和初期とかの癖の強い漫画くらいしか置いてないんだもん。
今のは逆に癖がなさすぎるってよく言うけど。
でも最近の絵は奇麗で好きだし。
日用品の家具の欄を開く。
そこからさらに本の欄へ。
本って家具なの?
まいいけど。
お!
色んな種類の本がある!
検索機能も付いているから知っている本は探しやすいね。
ん?
これは...?
”分類方を選択してください”
なんだろ。
押してみよ。
ぽちっ
分類方一覧
ジャンル別
年代別
国家別
作者あいうえお順
作品名あいうえお順
売れ筋順
新着順
......
....
..
ああ。
表の並び順を替えるためのやつかー。
じゃあ取り敢えず一番上にあるジャンル別で。
総記
辞典
宗教
哲学
歴史
翻訳
......
....
..
うわー。
沢山ある―。
うーん。
哲学とか興味ないしな―。
もっと下にスクロール。
面白そうなのは趣味とかその辺かな?
ぽちっ
剥製の作り方
釣り入門
キャンプはそこまで難しくない!
ムース探して三千里。
雨の日
......
....
..
お!
結構面白そうなのあるねー!
私にはこの大自然を精一杯堪能するという使命があるのだ。
テント買おうかな。
テント買って水辺に張ってショットガン持って鳥狩とかもしてみたい。
あと普通にキャンプ。
ピックアップトラックにキャンプ用具一式載せてただひたすら地平線の向こうを目指して走っていくとか。
そして釣りもやりたい。
流石に肉ばかりは嫌だ。
お魚も欲しい。
川だってあったし川釣りもいいかな。
そういえばこの湖に魚っている?
アウトレットもインレットもなさそうだけど。
魚についてはよく知らない。
秋味以外。
釣りは一応私有地の川とかでしたことあるけど木の棒に凧紐結んで先っぽに針と虫をくっつけたDIYなものを使ってしかやったことがないから。
なんかリールってかっこいいよね。
ぐるんぐるん回るの。
高い釣り竿とかのメタリックな感じとか好き。
買ったことないけど。
魚との格闘とかもしたことないし。
よくそういう番組とか見ていると「引きが強いです! これは結構大物ですよ!」とか言っているのを聞くけど私が吊り上げるような奴は大体くいっと手先を捻れば釣れちゃうようなちっちゃい奴ばっかりだし。
秋味は釣らない。
釣ったら犯罪になっちゃうし。
あとは剥製かぁー。
剥製かぁー。
...
グロくない?
だって皮をはぐんでしょ?
うーん。
まあ、またいつか時間に余裕があるときにやろうと思い立ったらやろう。
ムース探して三千里?
何これ。
どういう本?
すごく興味があるんだけど。
狩りの本かな?
それともドキュメンタリーみたいな感じの本かな?
あ、でもそれだと趣味の欄には出てこないか。
あとで買って読んでみよう。
ここら辺にもムースはいるみたいだし。
もしかしたら何か参考になるかもしれない。
+現在の資金 4686900円+
評価ありがとうございます!
明日ちょっと更新休みます。