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私の想い

スーパームーンを見られたなら…

作者: 深瀬 月乃

今日は、雲一つない空に大きな月が見えているはずだった。


現実は、雨が降っていて…何も見えない。

空を見上げても、透明な水が落ちてくるだけ。


「見たかったな…。」


スーパームーンは、願い事を叶えてくれるらしい。

私の願い事は、“楽しかったあの頃に、帰りたい”だったりする。


片想いしているあの人は、会わない度に距離が広がった。

離れて、1回だけ前のように2人で笑い合う事が出来たのは、嬉しかった。


それから、7ヶ月後…久し振りに会えたのに、あの人は笑いかけてくれなかった。

私は、その時…苦しくて悲しかった。


だから、今日のスーパームーンに…お願いをしたかった。

だけど、見られない…。


次に見られるのは、何年後なの…とニュースを見ながら考えていた。

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― 新着の感想 ―
[一言]  私も過去に戻りたいと思うことはあります。
2016/11/15 22:44 退会済み
管理
[一言] 何かに頼らなければ告げられない想い…。 切ないですね。 月乃さんの書くものはそんな切ない話が多いですね。 まるでご自身がそうなのではないかと思うほどに。 大丈夫です。 スーパームーンは…
[一言]  葵枝燕です。  『スーパームーンを見られたなら…』、拝読しました。  私の住む沖縄は、朝からいいお天気だったので、綺麗なお月様を見ることができました。しかし、そうではないところがきっと多か…
感想一覧
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