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大好きな君  作者:
4/29

大好きな君

「…お邪魔します…」


「あら、いらっしゃい!良かったわ〜そろそろ迎えに行こうかとしてた所なの」


服装はかっこいいのにな〜…口調が…


「何見てるのよ!早く入りなさいよ」


「…うん…」


「さてと〜そこに座って」


「…ねぇ…鬼舞…ほんとにするの…?」


「当たり前でしょ!?何よ今更!」


「…ちょっとだけ…時間…」


「…分かってるわよほら駄菓子あるから食べなさい」


「ほんと!?」


「反応早いわね買っておいて正解だったわ」


ーピンポーン


「あら、お客さんかしら風琴これ食べてて」


「…(コクコク)」


必死に食べていると声が聞こえてくる


それは聞いたことある声でー。


「やっぱりここにいたか」


「もう!ここは靴禁止なの!脱いで頂戴」


「うるせぇな!糞オカマ!!!雑巾よこせ!」


「んまっ!失礼しちゃうわ!待ってなさいよ!」


「…(モグモグ)」


「何だ糞餓鬼髪切ってもらうのか?」


「…(コクコク)」


「へぇ…どこ切ってもらうんだ?似合わなそうだけど聞いといてやる」


「…前…髪…」


「…は…?」


驚くのも無理はない


だってあんなに頑なに切らないって言ってた僕が


今ここに座って切ろうとしてるもんね


「珍しいことしてんじゃねぇよ糞餓鬼」


「…似合わないかな…」


「…似合うんじゃねぇの!?」


「…ありがとう…」


「チッ…早くしろよおっせぇな!」


「うるっさいわよ!」


喧嘩するほど仲が良い…。

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