大好きな君
「聞いて聞いて!昨日ね?義兄ちゃんとお風呂に入ったの〜!」
「あんたそうゆうの憧れるって言ってたもんね〜」
「で、でもね?」
「どうしたの?」
「格好いいからすぐにのぼせちゃって…」
「あら勿体無い」
「うー…でも…どこ見ていいのか分かんなかった…」
「初ねぇ…」
「鬼舞好きな人いないの?」
「居るわよ?絶対意外って言うけどねw」
「教えて!!!」
「避諱よ」
「ふぇっ!?」
「無邪気な顔とか口悪いけど優しい所とか…」
「…笑うの?」
「あら、笑うわよ?」
「…笑うんだ…」
「そう言えば一番びっくりしたのが修斗って笑うのね」
「えっ?笑ってるよ?ほら」
「あんたの時と違うのよ」
「…?何処が?」
「鈍感…」
「えっ?鋭い方だと思ってた…」
「…違うわね」
「そっか…」
「そんな事より!あんたいつ泊まりに来るのよ!打ち合わせしたいって言ったのあんたなのよ?」
「今週末でいい?」
「いいからちゃんと来なさいよ!」
「はぁい…」
「あ、そうだあんたさっき告白されてたわよね」
「即答で断ったよ?」
「…やるじゃない」
「僕好きな人がいるからごめんなさいって言ってそのまま帰ってきた!」
「いい子じゃないw」
「うん!」
「告白すればいいのに」
「…義兄ちゃん…は優しいから一生懸命悩んで断ってくれると思う…」
「残酷な優しさよね」
「…うん」
―――✽✽✽✽―――
「へぇ、お前妹いたのか」
今はお家に帰って義兄ちゃんに報告中!
「うん、家族がおかしくなる前に親戚が預かってくれてたんだけど近いうち会おうと思って」
「武器はちゃんと持って行くんだぞ?」
「うん!持って行くよ!」
「…それで?その子は…」
「普通の子だよ、ちゃんと僕も説明してあるそれを踏まえた上で逢いたいって言ってくれたんだ…」
「そうか…楽しみだな?」
「うん!」
「そうだ…弟の件なんだけどな…」
「あ、いつくるか決まったの?」
「今週末には来るらしい
「あ、そうなの?準備しなきゃね!」
「何かされたらちゃんと言ってこいよ?」
「うん、でも大丈夫じゃ…?」
「念の為に脅してはおくけど…」
「だ…だめじゃない?」
「お前をこれ以上傷付けたくないしな」
「…そっか…ありがとう」
「俺らは家族だから」
そう家族だから
僕は冷水を被った気持ちになった




