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大好きな君
「…あれ…?」
それから十一年後
「…郁弥…何処…」
「にゃー」
「…あれ…何処に行ってたの…」
郁弥を抱え上げ頭を撫でる
「おう、起きたか糞餓鬼」
この人は僕のお義父さんの部下
悍味 避諱
口は悪いけど優しくて
お母さん…的な…?
口悪いけど…
「あれ…今日は…」
「あ、いや今日は猫見に来たんだよこいつかっけーからさお前とは違って」
「…ご飯…食べる…?」
「食べきたんだよ何時だと思ってんだ遅刻すんぞ」
「…へ…?何時…」
「ふーうーきぃー!」
「あ…鬼舞…」
「んまっ!まだ着替えてなかったの!?もう!早くしてよ!」
「…ごめん…」
「全く!」
僕の親友の寿 鬼舞
僕の相談を聞いてくれてオネェ口調でバイ
でも優しくていい人
「あら、いい男じゃない」
「来るな!近寄るな!鳥肌立つ!」
「まぁ!失礼しちゃうわ!」
「…け…喧嘩は…」
「来るなぁー!」
賑やか