大好きな君
「お前先に入って来い」
「えっ?」
「血飛沫がすげぇからな」
「あ…すぐ入るね!」
「着替えは後で持って行かせる」
「ありがとう!」
―――✽✽✽―――
「んー!気持ちいい…」
血…落ちるかな…
「大丈夫だよね…」
頭洗う時も頭にまで飛んだみたいで硬い所もあったし…
「…糞餓鬼もう上がるか?」
「えっ?もう待ってる人がいるの!?」
「いや、お前にお客さんだ」
「え?僕に?何方ですか?」
「あの昼の燈瑪に使えていた奴ら」
「えっ?…分かりました…すぐにあがります」
「頼んだぞ糞餓鬼」
はい、ポン男さんって言ったら怒られる…?
―――✽✽✽―――
「これから真面目な話なのに…」
今日置かれていたのはやっぱりモコモコの半袖(犬耳のフード付き)モコモコの短パン昨日みたいな膨らみじゃなくて普通に後ろにしっぽがついてる…
「わざと…だよね…?」
「お前女子かよ遅えぞ」
「…避諱さん…これってわざとかどうか聞いていいですか?」
「あ?何言ってんだ?」
「絶対わざとですよね!?」
僕はドアを開けて身長的に僕より高い避諱さんを睨みつけた
「お前のイメージにぴったりだろ行くぞ」
「僕のイメージって!?あ、掴まないで!?」
―――✽✽✽―――
「お待たせしました」
「…うぅ…」
「「「え…あ…はい…」」」
「避諱さんのせいだ…」
「俺のせいにすんな糞餓鬼」
「…(プイッ)」
「あのぉ…」
「あ、はい」
「俺ら可愛い物が大好きで…!それってどうやって作るられたんですか!?」
「えっ…?」
「…俺はツッコまないぞ」
「…えっ?」
すると後ろに義兄ちゃんの気配がした
「何だ今日はわんこか」
「義兄ちゃん!」
「こいつになんの様だ?」
「あ、はい。実は…僕らあそこの仕事を辞めてきたんです」
「俺らはいつも家族だって言ってくれてたんですけど…」
「あいつの言い方で俺らは道具としてしか思われてない事が分かったんでいいかなって」
「僕らをここで雇ってくれませんか?」
「…僕が決めるわけじゃないので…義兄ちゃん…」
「親父の所にいけそこで話を決めてこい」
「「「はい!!!」」」
「あら可愛いねぇ〜」
「似合っていますね」
「イメージ通りだろ」
「あら?私はリスと思うねぇ〜」
「あ、俺も」
「人懐っこいじゃねぇか」
「まぁ…そうねぇ」
「にしても凄いですね…」
「どんだけ暇人なんだよあいつ」
「さて、飯の準備しなさいな♡」
「へいへい…って今日はお前じゃねぇか!」
「あら?ごめんあそばせ」
「風琴もしてみる?」
「いいの!?」
「エプロン持って来なさいな」
「確かあのリュックに入ってたぞ」
「頑張れよ風琴」
「うん!義兄ちゃんが一番に食べてね!」
「当たり前だろ」
頭も撫でてもらったし頑張ろう!!!




