大好きな君
「…やぁ」
「風琴!?」
あの後意識が戻った僕は2つ目の条件を聞いた
2つ目の条件は僕を追い出し一緒に暮らす事
さもなくは僕は死ぬ
「って事で僕は自ら逃げてきたんだ」
「ちょっと…行ってくるわ…」
「鬼舞…!行かないで!」
「…でも、あんたはいいの!?好きな人取られるんだよ!?」
「婚約者なら仕方がないじゃん!大体二人は幼馴染って言ってたしよそ者の僕に入る隙間なんてないよ!」
「…そうね…ごめんなさい…泣かないで?」
「…うん」
今日は泣いてばっかりで正直疲れた
「…今日は疲れたでしょうもう寝ちゃいなさいよ」
「僕…叫んじゃう…」
「…あら、悪夢?」
「…うん」
「これはお守りだから握りしめて眠りなさい」
「…うん…」
僕は眠気には勝てず目を瞑った
「やっぱりあんたは幸せになれない」
「俺らを殺してるんだから当たり前だよな?」
「あんただけしあわせになるとか許さないわよ」
嘘つき…やっぱりこの夢を見る…
地味に近寄ってくるお父さん達
「来るな…来るなぁー!!!」
すると3人は光って消えた
「風琴」
光は形を変えて修斗になった
「義兄ちゃん!」
飛び起きると鬼舞は居なかった
「鬼舞…?」
まさか…また…
「鬼舞…!」
「何よ?」
「鬼舞!」
「買い物行ってたのよ?」
「まさか…」
「今回は行ってないわよ帰ってきてまだ眠ってたら行こうと思って」
「良かった…」
「でも、悍味組があんたを探してるのは事実ね」
「え…?」
「そんなに僕を殺したいの?って思ったでしょ」
「…うん…」
「私は違うと思うの今度は離さないって私に誓ってくれたしね」
「でも…」
「もうそろそろ…」
ーピンポーン
「ほらね?」
…?でも気配が違う…
「待って!鬼舞!」
「え?」
鍵を開けてドアノブに手を付けた所で止めて鍵をかける
「…外にいるのは婚約者だ…」
「開けてくれませんか?鬼舞さん貴方に大事な話があるんですの」
「燈瑪さんって人…?」
「…(コクコク)」
「チッ…困ったわね…」
「あちゃーすんません〜どいてもらえますかー?」
「なんですか?」
「わしここのもんやねん〜鬼舞言う奴はもう出て行っとるで」
「…すれ違いましたか…行きますわよ!」
ドアが開くとそこには鬼舞の腹違いの義兄鹽さんがいた鹽さんは口に指を当てて服を脱いだ
ゴミ袋に服を入れて再び外に
「どーしたんだろうね?」
「さぁ?でも捕まるのは確実ね」
「あ…」
「あっぶな!捕まる所やったわ!」
「馬鹿ね。」
「おう!久し振りやな鬼舞、風琴!」
「ご飯食べていくの?」
「おう!」
「今日泊まってもええか?」
「既にお泊りが居るのあんたは別荘に帰んなさい」
「ならお泊りでええから来てぇな〜…一人は寂しいんや〜…」
「…どーする?」
「いきたい!」
「仕方が無いわね…」
「あ、ここに来る時にな?スーツの人に風琴の事聞かれたからここ教えといたで?」
「…何してくれとんじゃー!」
「えっ!?なんで!?」
「…多分…さっきの人が来れた理由は鹽のせいだと思う…」
「わしはスーツの人にやな!?」
「その人がさっきの人の使えてる人から無線を聞いたか…」
「あ…。」
「あほー!」
「すんまへん!!!」
またチャイムが鳴り静かになる
「風琴…?居ますか?俺です臺です…お話が…」
「…大丈夫みたい…行ってくる」
「風琴…やっぱり鬼舞の所に来てましたね…」
「ごめんなさい…」
「いえ、大丈夫です…」
「…あの…僕は…死んでも…いいので…最後ぐらいは…」
「俺らは風琴を絶対に守りますのでご安心を。戻りますよ」




