大好きな君
「今日は有難うございました」
「泊まっていいんですよ?」
「いえ…」
「今日は…ね…」
「えぇ、風琴も来てね」
「うん!」
「では」
「避諱頼んだぞ」
「………はい。」
嫌そう…
「風琴風呂入れよ」
「着替え…」
「準備してあげるから入りなさいな」
「え?」
「服は俺の貸す下着はどーすんだ」
「すっぽんぽん♡」
「…至急用意…」
「はい、もしもし避諱か?ちょっと用事でだな…」
「あら、気にしなさんな」
「ダメに決まってんだろ」
「そう睨みなさんな」
「そうか、助かる」
「どうなった」
「さっき居た鬼舞が随分前に買ったパジャマと一緒に暮らしてた時のものがあるらしいのでそれを準備するそうです」
「そうか、助かる」
「風琴の着替えが届くまで待っときましょうか」
「そうだな起亜、臺、頼めるか?」
「勿論です」
「分かってますわ」
「風琴、眠そうだな」
「うん…いつもなら寝てるから…」
「風呂は明日にするか?」
「…やだ…」
「なら起こしてやるから俺の部屋で寝てろ」
「…うん…」
僕は義兄ちゃんの腕の中で意識を手放した
―――✽✽✽―――
「義兄ちゃん!」
「また来たのか…お前…」
「あれ…?なんで縮んで…」
「あ?何言ってんだお前」
「あれ?僕はそのままだ…」
「変な奴…後ろお前の両親か?」
「…え?」
「風琴〜帰るわよ〜」
「今日はお前の大好きなハンバーグだぞ!」
「え…?なんで…」
「もう、何言ってるのよ(フフッ)」
「すみませんね…」
「いや、大丈夫っす」
「帰ろうか」
「ほら手を出して?すぐ迷子になっちゃうんだから」
「う…うん…」
昔に戻った…?
…でも、この後…
「…風琴、あそこの公園で遊んできて?」
「すぐに迎えに来てやるからな」
そう、この後両親は壊れた。
この後両親は両親じゃなくなった
「やだ!僕も戦う!」
自分の銃を構えて二人の前に出る
「「風琴!!!」」
「え…?」
でも後ろにいた筈の二人が前にいた
目の前には両親の血が飛び舞う
「お父さん…!!!お母さん…!!!」
そこで飛び起きる
「風琴…?どーした」
「…お話中だった…?」
「まぁな」
「…ごめん」
「…大丈夫だから泣きそうな顔すんな」
「義兄ちゃん…」
「不安が無くなるまで一緒の部屋な」
「うん!」
「若頭。荷物が届きました」
「そうか、すぐ行く」
「分かりました」




