大好きな君
「…チッ…」
目が覚めるとそこは牢獄
つまりここは家って事だ
「目が覚めやしたか」
「…親父」
「さてと?直球で申し訳無いんやがお前を離す代わりに条件があるんや〜」
「離さなくていいし戻る気も無い」
「誰のおかげで生まれた思っとるん?」
「…」
発砲音が聞こえて次の瞬間頬に鋭い痛みが走る
「…っ」
「また偉そうな事喋ってみ今度は頭と身体がおさらばや」
「…」
「意味分かるよな?」
「それなら縄はもうちょいキツメにしとき」
拳銃を取り出して親父に撃つ
親父の頭に貫通
「銃は借りまっせ後、弾も」
さてと?行きますか
ーガチャ
「パパ!!!」
「貴方!!!」
姉貴とお母さんが案外早めに来た
「…誰か!!!この殺人鬼を抹殺して頂戴!!!」
「…パパー!」
「…さよならや」
銃口を二人の頭にくっつけて笑顔で撃った
「…俺らは…どこで間違えたんだろうね…」
元々幸せな普通の家族だった
皆が羨むくらいに
「どうしてなん…」
俺は泣きながら見つめる事しか出来なかった
「風琴…!」
「これは…!」
「木賀一家は必ず幸せにはなれないその前に大事な人を無くすから必ず最後に僕らは大切な人を殺す昔からそう決まっている」
「風琴…?何言っているの…?」
「僕は幸せになれない大切にされないその前に死んじゃうか殺しちゃう僕に近づかないで」
僕は涙を流したまま笑顔で銃を自分に向ける
「…鬼舞こんな僕と一緒に暮らしてくれてありがとう楽しかった」
俺は鬼舞は泣いてくれると思ってたでも鬼舞は真顔でこっちに近づいてきた
「…る…」
「…近づかないで…お願いやから…」
「あ?聞こえんな?風琴近づいて欲しくないなら撃てよ」
「やだ…!嫌なんだよ…!頼むから…!」
「…お前の過去なんてどうでもいい。俺は親友として変わらずに接する」
「鬼舞…」
「決まったですわね風琴そんな物騒な物しまいなさいな」
「糞餓鬼赤ちゃんみたいに泣くんじゃねぇよ!みっともねぇ!」
「仕方がありませんよつらい経験があるんですから…」
「…皆…僕は…小さい頃から自分の銃は持ってたんだ…」
「小さい頃から!?」
「僕は最初は分からなかった…でも、この世の中危ない事だらけだからって…自分を守るためだって…」
「まぁ、俺と同じだな」
「でも…ある日…練習台として…友達だった人を殺せってゆう命令があったんだ…」
「は…?」
「クソ野郎…こいつ」
「鬼舞蹴りなさんな蹴るんなら…」
「りょーかい。」
「辞めろお前ら」
「当時…逆らう事を知らなかったから…」
「撃ったんだな〜ばっかじゃねぇの?」
「おい、口を慎め馬鹿」
「す、すみません…」
「その時…皆の前で殺したんだ…そっから殺人鬼〜とか言われて…でも一番怖かったのは殺した時に快感があった事…」
「それで…?」
「それでも…あの快感を忘れられなかった僕は…ある重大な事を言われたんだ…悍味組を潰せって…」
「お前が最初に来た時に銃を持っていたのはそれでか」
「納得ですね…」
「でも向かってる間に僕階段から落ちて記憶を失ってそのまま…」
「辿り着いたって訳か」
「いつも…夢で皆を殺す夢を見るんだそして家族皆で僕を見て笑いながらこうゆうんだ殺すことしか知らない可哀想な子って…」
「…普通だった事って無かったの?」
「…あったんだよ?でもね悍味組の一員だって人に壊されたんだ」
「…!?名前は!」
「悍味…寛貴…って言ってたかな…」
「その人から何か買ってたか!?」
「…多分あれは…薬物…かと…」
「…チッ…」
「ちょっと!どうゆう事よ!」
「寛貴は…俺の兄貴だ…殺人罪、薬物罪、強盗罪、暴力罪と罪が重なっててな…いつ出れるか分からないらしい」
「あんたの兄貴のせいで風琴は…!」
「すまなかった…」
「あ、大丈夫だよ!?買ったお母さん達も悪いし…」
「そう言えば糞餓鬼」
「なぁに?避諱さん」
「あの猫を取り上げた時唯一の家族って叫んでたよな?」
「あぁ…うん、そうなんだ郁弥は僕の事を家族だって認めてくれた唯一のペットなんだ…」
「あら、家族じゃないけど私だって大切に思っているわよ?」
「…ほんと?」
「当たり前じゃない親友の時点で思ってるわよ」
「鬼舞…」
「…鬼舞色々すまなかったな…」
「猫を取り上げたって聞いた時はほんと危なかったのよ?」
「危なかったって…乗り込んできてたじゃねぇか!何も知らねぇ俺らの気持ちになってみろ!」
「大体大切にしてるものを取り上げるあんた達の頭がどーかしてんのよ!一人にしてどーすんのよ!」
「…そこ言われると何とも言えねぇ…」
「ほんとさいって!」
「…………鬼舞?」
「何よ?」
「乗り込んだって…何?」
「あ…」
「秘密にしてたのか?ザマーミロw」
「宝物を取り上げたあんたに言われたく無いわよ懐かれようと必死だったくせに」
「…は!?見てたのか!?」
「あら?見ちゃダメだった〜?」
「クソオカマ…」
「オカマじゃないわよ!」
「二人は放っといて。風琴」
「何…?」
「あの時はすまなかったな(ギュッ)」
「…義兄ちゃん…?」
「また、戻って来い皆お前の事心配してた」
「嬉しいけど…無理だよ…」
「なんでだ?」
「…僕は…人を殺してるんだ…」
「お前…この傷なんだ」
「えっ?」
「傷!?どこよ!見せなさい!」
「こいつら何撃ってくれてんだよっこいつみたいにオカマになってしまえ!」
「だからオカマじゃないって言ってるでしょ!」
「知らねぇな〜」
「ぶっ飛ばすわよ!」
「あぁ…さっき脅された時に…」
「…出ろ。」
「…何する気…?」
「いいから出ろ」
「義兄ちゃん!やだよ…!今一緒に居てよ…!(ギュウ)」
「…家族になるか?なら一緒にいてやる」
「…僕…皆を殺すかもしれないんだよ…?」
「俺が全力で止める」
「…その時は…僕を殺してね…」
「…………分かった…………」
「毎日…「黙れクソオカマ」
「オカマじゃないって言ってるでしょ!?大体毎日しか言ってないわよ!」
「お前が次なんて言うかなんて簡単に分かるんだよ…!」
「好きだから?」
「違う(即答)」
「喧嘩してねぇで帰るぞ起亜」
「もう準備してますわ外に行きましょうよ」
「ほら二人共そこで辞めなさい鬼舞さんはそのままお泊りでいいですか?」
「あー…いいです私帰らないとw」
「なら送りますよ…避諱が。」
「歩いて帰ります」
「でしょうね」
「はい。か弱いんで何されるか…」
「おい。一旦ツッコむ時間くれや」
「二人共仲いいね(フフッ)」
「仲いい…?このオカマの相手を仕方無くしてあげてるだけ」
「何よ!郁弥に猫語使って威嚇されてた癖に!」
「ぶふっw」
「…若頭…出来れば笑ってほしくなかったです…」
「可愛かったから動画撮っちゃった」
「私に見せなさいな」
「はいはいいいですよ」
「あ、僕も!」
「風琴!見るなって!」
「わっ…!なんで?」
「お前は一番ダメだ」
「見たい…」
「可愛子ぶってもだめだ」
「…(シュン)」
「見せてやりなさいな避諱」
「嫌っすよ!」
「…ちょっと来なさいな」
「え?なんっすか?」
「わっ…!」
「今のうちに見とけ」
「義兄ちゃん見た?」
「今から」
「ほらほら〜」
「わぁ〜可愛い〜」
「かわwww」
「寝てる時に猫耳もつけたの〜」
「…ちょっと待て…俺が寝てる時になしてんだぁー!」
「や〜ね可愛かったんだから仕方が無いでしょ!?」
「なに逆ギレしてんだよ!」
「さて、そろそろ出るぞ〜」
「わっ…!僕歩けるよ?」
「お前は一番ダメージ受けるだろうからな」
「…ありがとう」
僕は肩に顔を伏せた
「行くぞ」




