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黄金のレシーブ  作者: たこたこさん
8/15

入部

次の日から、俺は、正式に部活に入部することになった。


お決まりの自己紹介をしている。


「矢乃木大地、小学生からバドミントンをやっていました!好きな食べ物は、牛丼で一番好きな食べ物はスッポンです」


ガヤガヤと笑い声がおきる。


「はいはい、初っぱなから噛ましてくれたね。じゃあ。次そこの女の子いってみようか。」


長野さんは、俺のとなりに座っている女の子を指差していう。


隣の女の子は、二つ結びの大きな目の特徴な女の子だ。


「大原です!バドミントンは、初心者です!」


ほいほい、大原さん。覚えた。


次!甲野!と言った。


「はい!バドミントンは、初心者です。よろしくお願いします!」


うそこけーっと、大地が騒いだ。うるさい。


じゃあ次!と長野さんが言うと、俺の右隣の男が立ち上がった。


「浅見大悟です。中学までバドミントン を、やっていました。彼女募集中です、好きなタイプは、矢乃木さんみたいな、綺麗な人…」


「あ、?俺のことか?」と大地


「ちっげーーよ青さんのほうだよ!俺が一年の中で一番の実力者だと思うので、大会では、使ってくたさい。」


「………………」甲野は無言で指を大悟に指し、大地を見た。


「戦えばわかるだろ」と大地は、笑いなからいった。


大悟の自己紹介が終わると大悟のとなりの女の子が立ち上がる。


「陽菜乃中でバドミントンしてました。月岡都です。」


月岡都は、陶器のような白いはだの女の子だ。ひのしたにでたことがあんのかこいつ?と思うような少女だ。


「はーい、都ちゃんは、特定の彼氏とかいます!!??」と大悟が言った。


月岡都は、眉をよせると俺を指差し言った。


「この人にこの前コクられて付き合いました。」


!?はぁ?


「人違いじゃないか?」


「はぁー?甲野てめぇ、抜け駆けかこのやろう!!なぁ、都ちゃんこんな男より俺の方がええやろー??」


「私は、バドミントンが上手い人がすきなんてす。付き合いたいならこの人より上手くなってください!」


「上等だ!おい、甲野!21シングルだ。」


………なんかよくわからなくなってきた。


青さんは、何故かじっとこちらをにらんでるし、大地は、笑ってるし、大原さんは…ボーッと聞いてる。


「あー、あー、静かにしろ。此処にいないが、榊直司ってやつも、入部したからな。じゃあ、以上!今日はこれであとは、部活やるもよし。帰るもよし、お疲れ様。」

長野さんが、きれながらいった。


こうして、自己紹介が終った。


ーーーーーーーーーーー


「どうしてあんな嘘ついたの??」


俺は、体育館の隅で月岡に、不機嫌な顔をしながら聞いた。


付き合うも何も、俺達は、今はじめて話したような仲だ。


すると月岡は、頬を膨らむして、


「あの、大悟ってやつ中学の時しつこくて有名だったのよ。こちらが拒んでも、ガンガン来るっていうか、だから、ああいった条件つければ、諦めるかなって。」


「俺のメリットは?」


「私のあんたにたいしての好感度が少し上がる。」


「さぁーって、大悟に誤解を解いてくるか。」


「わぁー!!!まてまて、ほんとしつこいんだから、別にいいでしょ??あんたバドミントン確実に大悟よりは、上手そうだし、負けなきゃいいはなしよ。」


「……俺初心者っていったじゃん。」


「あのレシーブで初心者なわけないじゃん。昨日ちょっと、あんたのやってるとこ見たけど。」


恐らく俺がレシーブだけやっていたときのところをみたのだろう。


ーーーーーーーーーー


「えっ、じゃあ、本当に初心者??」


「だから言ったろ。」


月岡に俺は、あのレシーブの正体を教えてあげた。


そのとき、大悟が俺達に近づいてきた。


「やばっ!」


あ?


「特別に試合してもいいって話がでたから、甲野俺と試合だ。15点サンセットだ。そしてかったら、学年1の美少女月岡をもらうぞ!!」


「あ?、もうあげるよ。」


バシンと、月岡が頭をはたく。


「いいわ、勝負しましょう。その代わり勝ったら二度と私につきまとわらないで」


「へっ、ラッキー。おい、甲野、俺は、中学までずっとバドミントンしてきたんだぜ?お前の話は聞いている。レシーブだけやたらヤバイ、初心者だってな。」


「ばれてんじゃん。」


「ほら、試合するぞ」


ーーーーーーーーーーー

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