1話 よろしくこんにちわお久しぶり。
お久しぶりです!
16歳になりました。
ただの近況報告です。気にしないで下さい。
さて、学年が上がり、僕達はこの世界のギルドとやらの代わりのようにある騎士団に勧誘を受けました。
勿論丁重にお断りしましたが。ああ、騎士団に属さずに魔物を狩ったりする人を放浪者と呼ぶとかなんとやら。
「なぁレイヴェアさん。あんたの持ってる能力《敏感察知》で他の神候補は見つけられないのか?」
「ああ・・・頑張ればいけますよ。ただ・・・条件がありまして」
「条件?」
「僕のやる気が無いと出来ないという難解が・・・」
「出せよやる気」
む!そんなに簡単に出せないから難解だと言ってますのに!
どうせやる気のないぐうたら女ですよー。
そもそも何故神候補を探す必要があるというのですか。
殺されたいんですか?
「いや・・・そいつらの能力を手に入れれば強くなれるかなぁ、と」
俗に言う他人任せの力ですね。なんて情けない。そんな子に育てた覚えはありません!育てた覚えは確かにありません!
「・・・ん?何故強くなる必要があるんですか?」
「え? そ、それは・・・レクヴィオ様に負けない様にレイヴェアさんを・・・///」
「?」
訳わかんないですねこの人。色々と。
「あらティナノール様ではありませんか」
あら。顔は可愛いのに中身は薄汚い子豚さんではありませんか。
後ろにも同様の子豚さんを引き連れてどうしたのでしょう。
「・・・ふぅん?貴方には気を許せる従者がいらっしゃらないのかしら?」
はい?なんの事でしょう?
そういえば子豚さん達の後ろには如何にもな従者さん達がいらっしゃいますね。
それが何か?
「お知りにならないのね。この学園では17歳から従者を1人連れてきても宜しい事になっていますのよ。そしてその従者との相性を見るんですの。どれくらいの絆の深さか。しかし異性と決まっていますのが特徴ですわ」
そうですか。長ったらしい説明どうもありがとうございました。
・・・で?
「おほほ!まぁこんな話、相応しい従者を持っていないティナノール家には関係ありませんわね」
ですね。
「そうですね。にしても有能な従者をお持ちなのに主が無能だと侘しいですね(笑)」
にこ
お?子豚さんの顔が青く・・・赤く(?)なっていきますね。百面相の御上手な無能な主様にはお似合いですね。
「ぶ、無礼ですわ!ティナノール家の分際で!わ、私が無能ですって!?」
「あら貴方だなんて言ってませんよ?ただ、有能な従者に無能な主だと可哀想ですね、と思って言っただけなのですが・・・自覚でも御有りで?」
「――っこの・・・っ。い、いいですわ。どっちが無能な主か決めましょうではありませんか。丁度、この学園にはそういった決闘のルールがありますの」
「いいですね。ですが・・・主としての技能を競うなら従者は必須。僕の従者を呼ぶので後日に・・・」
「ふふふ・・・では1週間後に」
「「ふふふふふふ・・・」」
「・・・そろそろ授業だぞ。レイヴェアさん」
おっと。熱くなりすぎましたか。
ですが乙女同士の微笑み合いに割り込むとは・・・思ったよりもやりますねソラ君。それともただの空気の読めない、いつの間にか厄介事に巻き込まれる系の人でしょうか?多分後者ですね。
決闘・・・さて従者ですが・・・やっぱりあの人しか居ませんよね・・・。
ちょっと後悔します。
あの人に頼らないといけないなんて・・・。
と、なんの前触れも無く投稿しました。すいません。。。
実は親が勉強するよう言う様になったので、
それなりに投稿してからぱったりと投稿出来なくなります。。。
ご迷惑をおかけします。。。
でわでわ、当分、またよろしくお願いします。




