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世界の破滅を願う者(笑)  作者: 藍猫
今何時代?
119/145

119話 僕を邪魔する奴はみぃんな・・・。えへ☆










ふかーいふかい闇の中。

なんとなーくそこが僕の居場所だと分かるんですよね〜。


んでも、誰も居ないっていうのは嫌です。

僕ってば、寂しいと死んじゃうんですよ。精神的に。

こんな暗いとこにいたら病んでも仕方ないですしね。これで(精神が)死なないほうがどうかと思う訳ですよええ。


この部屋(・・・・)にはとても見覚えがあります。

ですけども、全然心当たりがないんですよ。知っている筈なのに知らないっていう不可思議。どこのちゅーにびょーww

でも、その記憶がいいものじゃないのは何となく分かるんですよ。僕の居場所だとも思えますけど。


これってあれですよあれ。

昔封印された僕の秘められた記憶ってやつですよ。


この世界での事を克服しろって事でしょうか?嫌ですよ。世界、嫌いですもん。

だから知る必要もないんです。克服する必要もないんです。

というか何故僕がこれを強要されなきゃ駄目なんだっつー話ですね。


僕には僕の生き方があるのだ。お、これ結構格好いい台詞じゃねーですか?



知る必要はありません。


でも、受け止める覚悟、というか諦めは既にあります。


ですから、もし封印された記憶ってものがあるんなら出て来てくれて構いませんよ?

もっともその時僕がどうなるかは知りませんが。

まぁいいです。


ところで。

時々この世界に声が聞こえるんですよ。

「レイ」って。

十中八九レクヴィオですね。後の一割くらいはその他脇役の方達数名、と。

はいはい今逝きますよ〜。

ん?違いますね。行きますよ〜。むしろあの世が今どちら側にあるかといえば僕のほうですしねぇ。


・・・む。


なかなか行けません。

ま、まさか!

・・・いえ、特に何も思いつきませんでしたね。流して下さい。


とりあえずレク。


行けないんです。声は聞こえるんですけど、行けないんです。

だから、そんな悲痛そうな声で叫ばないで下さい。

そんな声は聞きたくないのです。

塞ぐ耳はありません。


・・・なんの拷問ですかこれ。


もし。もしですよ?

もし僕の心の何処かでそちら(・・・)に行く事を拒んでるとしたら・・・何故でしょうね?

あ、そう思うとそんな気がしてきました。あぁ、悶々しますぅ。

もしかして、レクんとこ行っちゃいますとなにか起こるんでしょうか。

起こりますね。そんな気がしてきましたとも!


まぁ、そんときはそんときです。


兎に角、レクのところ行ったらあいつら殺すんだっ。

なんかのフラグみたいですね。

話は分かってます。

帰ったら先ずはソラ君を殴ってから兄様を蹴りましょう。

クレイト様も忘れずにっ。



ですから・・・





「僕の邪魔をするやつはみんな・・・失せろ」





——能力発動《絶対なる支配》





ほんっと。僕の邪魔するなんて馬鹿じゃねーのって感じだこいつら。なんなのかすらも謎の闇めが。なめんなーつーのー。












いやはややっとの出番ですか。なんといいますかね。僕ってばこういう事言う事がですね、多いと思うんですよね。

一応僕主人公ですのにね。


・・・なんだろうレイの声が聞こえたのは嬉しいのに、、凄く、背筋がぷるっと、したんだけど・・・。



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