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世界の破滅を願う者(笑)  作者: 藍猫
がきんちょ時代
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1話 ふむ。知らぬ間に世界が滅んじゃってた。てへ。

何となく緩い感じのものが書きたくなってこうなりました(笑)

作者の自己満足で終わるような作品ですがどうぞ見てください。

小説の無いようにはん、と鼻ででも笑っていただけたらいいなとは思います。



僕は世界が嫌いだ。


例えば、指パッチンをしたら世界が滅びるとしよう。

なら僕は、掠れて音の出ない指を暇な時に何度も擦りつけて鳴る様にするだろう。

そして僕はかっこつけて音を鳴らし世界を滅びさせる。

多分そういう時に限って失敗するんだろうけど。


兎に角、僕はそれくらい、後腐れなく地味に世界が嫌いだ。


で、僕はある日何となく呟いた言葉がある。

まぁ、誰でも言える簡単な言葉で実際に起こると色々と大変な内容の言葉だ。

僕は願った。


「あ~・・・世界滅びないかな~」


と、それだけ。


僕が何でこんな話をし出したかって?


簡単な事だよ。

だって僕の言葉(ねがい)は遠回りに本当の事になってしまったのだから・・・。



さて、今の状況。

まず、溶岩が流れている。

そんでもって地面が見事に割れて、マグマが覗いて見る事が出来てしまう。

しかも空まで割れている始末だ。もう清々しいほどにパックリと。


とまぁそんな状況だ。


・・・うん。

どうしたらいいんだろう?


兎に角、僕はその状況を理解しつつも動かない。いや・・・動けない(・・・・)わけなんだが。

だって何か白い物に包まれているし。

その中は白いだけじゃなく、澄み切った感じがする。まさしく天国に居る様に錯覚してしまう。

目の前はまさしく地獄だが。


「・・・ああ、世界の終わりってやつ?」


既に世界は地獄と化しているので、もう終わりも過ぎたんだろうな~。

とか悠長に構える今日この頃な僕。

ま、世界が終ったのだから『今日』とか意味はないんだろうけど。


さて、そろそろどうにかしないと・・・いけないよね?


「・・・どーすっかなぁ・・・」


何か死ねなさそうだし、この後どうしたらいいかも分かんないし・・・。


・・・よしっ。 兎に角寝るか!


《待ちなさい! 何でこの状況でその選択肢が存在するの!?》


む? 何やら変な声が・・・。


「何言っているんだ? それしか選択肢ないじゃないか」


《もっと他にあると思うのだけど!? てか世界の最後を見て、その選択肢は間違っていると思う!》


「だってな~・・・ああ、なるほど。お前はこんなのを見せられて困惑する人に、現実逃避という手段を選ばさせず狂えと言うのか! なんて酷い――てか誰よあんた。」


なんて理不尽な人――声なんだ! 人の気持ちを考えて言葉を選びなさいと、先生に習わなかったのか?


《今更!? よく姿も見えない声に律儀に答えていたわね!? その精神力には恐れ入るわっ!》


「あはは~どうもどうも。」


ふむ。思いがけない状況で褒められてしまった。 もしかして僕って・・・天才だったのか!?

こんな状況で褒められる僕。 僕ってばどんな時にでも褒められていたからな~・・・いい思い出、って訳でもないけど。


「・・・で? どなた様でいらっしゃいますか~?」


《・・・ふう。やっと話を進める事が出来るみたいね。全く・・・なんて捻くれた坊やなのかしら?》


声の主は大分年上の様だ。

意外に数100歳くらいのばばあだったりして~。


《・・・殺すわよ?》


ぅわい!丸聞こえだったみたい。

うむ。僕のセンサーはびんびんに反応している。この声の主は本気で殺す気だと・・・。

しぃませんー。僕が悪かったです!

でも怒るってことは認めなくても近いってことだよね?

んじゃあ、本当は何歳で――


《一度死になさい》


ドクン! 心臓の音が大きく鳴る。


んで・・・あ、世界が暗くなってく。

悪ふざけが過ぎたみたいで本当に殺されちゃったみたい(笑)(カッコワライ)


とまぁ冗談はこのくらいにして・・・


僕はどうなるんでしょうかね~?


そういえばほんとに何歳だったんだろ?









一応多めにストックがあるので無くなるまでは毎日更新したいと思います。

ここまで読んでくださって有難うございました!

次も読んで下さるとうれしいです!


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