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1. かみんぐぺあれんつぺあれんつ


ピピピピピピピンポーン

「おっと、はいはーい!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…というわけで職場に呼ばれているので少しの間華ちゃんのことをお願いしますね。」

「なんだ龍之介君はゆっくりできんのか、つまらん。」

「ちょっとあなた、龍くんの大事な子たちなんだからそんなこと言わないの。ごめんね、龍くんうちの人がこんなので…。華子のことは私たちが見ているから保育園に行ってあげて?」

「ありがとうございます、お義母さん。お義父さんもすみません、また今度ご馳走させてください。」

「ふむ、それであれば仕方ない。行ってあげなさい。」

「えぇ、ありがとうございます。華ちゃんをよろしくお願いします。」

「龍くんも気を付けて行ってらっしゃいね、最近この辺りで事故が増えているらしいし。」

「そうなのですか?あまり聞いてはいませんが…ちょっと気を付けますね。」

「龍之介君になにかあれば私たちは落ち着いてはいられないからな、気を付けてくれ。」

「分かりました、それでは行ってきます。あっ、冷蔵庫に葡萄があるのでよかったらどうぞ。」

「わざわざごめんね?行ってらっしゃい。」

「あぁ、行ってらっしゃい。」


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「さて華子はじっとしているだろうか。」

「あの子がじっとしているわけないでしょう?さっきまで現場で作業していたって龍くんが言っていたわ。」

「ったく、あいつは誰に似たんだか…。」

(家の庭を公園にしてしまったあなたにそっくりですよ、あの子は)フフッ

「何をニヤけている?変なことを考えてるんじゃないんだろうな?」

「そんなわけないでしょう、あなたじゃあるまいし。」

「どういう意味だ、それは。」

「さぁ?そんなことより華のとこへ行きましょ?」

「そんなこと…。」

「落ち込まないの。」

「おぅ…。」

「娘の家の廊下でイチャイチャするなよ、二人とも。」

「あら華、久しぶりね。」

「一昨日も会っただろうが…。」

「何!?お前!?一人で!?」

「ああ、うるさいうるさい!父さんは黙っててくれ。」

「…シュン」

「いや、落ち込むなよ。」

「おとうさんはあなたが大事なのよ、華。」

「それはいいが、ここまで露骨だとちょっと…引く。」

「……。」

「おいおい、泣くな泣くな。なんでこんなにも面倒くさいんだ、わたしの父は。」

「ささ、リビングにいきましょ?龍くんが葡萄をくれるって言ってたわ。」

「ん?あぁ。ほら父さんも行くぞ。龍が父さん用にってマスカットを用意している。」

「り゛ゅ゛う゛の゛ずげぐんっ!」

「はいはい、行くぞ。」


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