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守ってあげたい

小さな手に木の棘が刺さっている。


僕がこんなこと頼まなければ、


君に怪我させて泣かせることはなかったのに。


君の耳元でごめんね、痛かったねって謝った。


それから、余計なものなんて何もついていない


ビー玉のように透き通った君の目から


流れている涙を指や唇で拭う。


僕は魔法使いじゃないので今すぐ怪我を治すことはできない。


そんな君にしてあげられるのは涙を拭うことくらいだった。


役に立たないかもしれないけれど、


君が泣きたい時は守ってあげたいって思ってしまった。

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