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なろうラジオ大賞

ルームメイトと添い寝していたら婚約者にキレられました、これ俺が悪いんですか?

作者: 幌あきら
掲載日:2024/12/11

なろラジ6応募の1000文字作品です。

お題は「ルームメイト」です。

よろしくお願いいたします!

 竜騎士団の宿舎の一室。

不潔(ふけつ)!」

 甲高(かんだか)い声が響いたのでダレンはハッと目が覚めた。


 寝ぼけた目を上げると婚約者のレナがいた。

「レナ? なんでここに」


「ひと月ぶりの約束なのにあなた来ないんだもの。それで宿舎(のぞ)いてみたら、こんなふしだらな……」


「ふしだら?」

 ポカンとしてダレンが聞き返すと、レナは怒った。

「その女よ! なんで同じベッドで寝てるのよ!」


 ダレンは怪訝(けげん)そうな顔をした。

「女? んなわけねーだろ! これはルームメイトのエド……じゃねえっ! えーっと、あの、どちら様ですか……?」

 ダレンは女に驚き、気味悪そうに聞く。


 女は首を(かし)げた。

「僕はエドだよ」


「んなわけねーだろ! エドは男だ、おまえ女じゃねーか!」

 ダレンが言い返すと、女はムッとした。

「昨晩のこと覚えてないの?」


「昨晩のこと……?」

 何も覚えてないダレンは(おそ)(おそ)る聞き返す。


「僕が昨日の竜討伐で【竜の呪い】かけられて女になって、昨晩ずっと慰めてくれたじゃん! 頭()でながら『おまえ可愛(かわい)いから女の人生でもいけんじゃね』って。僕ダレンの胸を借りて泣いたんだ。そしたら力強い腕で抱きしめられて僕……」


 ダレンは頭を抱えた。

「だあーっ! 俺まさかおまえに手を出した?」


「覚えてないの?」

 エドの言葉に、ダレンは()()った。


「最低、別れる!」

 レナはくるりと背を向けて出て行こうとした。


「待て、レナ! 俺はおまえを愛してる!」

 ダレンが顔面蒼白(がんめんそうはく)で叫んだがレナは吐き捨てた。

「ばか! 浮気もだけど、呪いで心細い同僚に見境(みさかい)なく手を出す根性が最低」


「それは俺もアホとしか――! でも別れるなんて嫌だ、レナが好き! くそっ、なんで俺!」

 ダレンは頭を()きむしる。


 するとエドが笑い出した。

「ごめん、慰めて手を出したは嘘」


「は?」


「僕、もともと女になりたかったんだよね。ワンチャン【竜の呪い】で女になれるかもって竜騎士団に入ったんだから」


「は?」


「昨晩はさ、ダレンが【竜の呪い】から僕を(かば)えずごめんって取り乱しちゃって、逆に僕がダレンを必死で(なだ)めたんだよ。鎮静剤で寝かしつけて、ごめん、そのまま僕も一緒に」

 エドはペロッと舌を出した。


「えっと、なんで嘘?」

 レナは(われ)に返って聞いた。


 エドはにやりとした。

「ダレンは竜討伐頑張(がんば)()ぎてレナをほったらかし。だからレナへの気持ち再確認させようとね」


 ダレンとレナは顔を赤くした。


「さて、団長に女になったこと話してこよっと。部屋替えもだね」

 エドの顔はうきうきしていた。



お読みくださってありがとうございます!

とっても嬉しいです!!!


なろラジ用掌編です!\(^o^)/

1000文字ってめっちゃ難しい~!

登場人物の名前が短いのはそういうことです笑


もし少しでも面白いと思ってくださったら、

感想やブックマーク、ご評価★★★★★の方いただけますと、

作者の励みになります!(*´ω`*)


どうぞよろしくお願いいたします!

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【完結・全7話】 囚われ姫の結婚の約束 (作品は こちら

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イラスト: ウバ クロネ
― 新着の感想 ―
えっエドひどくない!? そんな目の前で既成事実あったみたいなこと言ったら、当然レナは怒るし別れ話になるじゃん!てかレナが出てったあとにネタバラシとか、それダレンがひどい目遭ってるだけじゃん! >ダレ…
BLかと思いきや、まさかのTS(笑) 浮気が事実無根で良かった! エドも希望が叶って良かった! これぞ円満解決ハッピーエンド!! 面白かったです!
まぁエドちゃんたら。やり手なんだから。 1000文字で、ちゃんとまとまるなんて凄い. 面白かったです.
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