表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LIBERTALIA  作者: BIG・MASYU
Now I am become Death, the destroyer of worlds
1/5

ぷろろ~ぐ 前編

1969年7月12日、PM11:00、インド洋海上。

吹き荒れる豪風、地面に激しく打ちつける豪雨。誰の目にとっても海に近づくべきでないとわかる今日この時、闇に包まれた海の上にうっすらと小さなゴムボートが見える。

そのゴムボートは波にのまれそうになりながらも、必死に砂浜に近づこうとしており、海上を暴れまわっている。

そして、幾分か経つとどうやら砂浜までの糸を手繰り寄せれたようで、ゴムボートが砂浜に乗りあがった。

すると、そのゴムボートを操縦していた男がゆっくりと立ち上がり、首元のスロートマイクに話しかけ始めた。

「こちらクリード、目標地点に上陸」

<予定通りだ。よくやった、クリード。それにしても気分はどうだ?>

男の耳に、しわがれた老人の声が雨音交じりで聞こえる。

「そんなもんは最悪だよ。こんな状況が俺のCIA工作員としての初陣とはな」

男は顔を少し歪ませて言った。

<まぁ、そう言うな。君の双肩には我々の多大なる希望がかかっているのだから>

「はいはい、わかったよ。それはちょっと大袈裟だがな」

男はそう言うとゴムボートに積んでいた荷物に手を付け始めた。

大粒の雨が降りかかってくる上、あまりの強風のため時折態勢が崩れそうになるものだから荷物の開封にてこずっていると、近くの空でいきなり光線が走るとともにひどく大きな雷鳴が轟いて、あたりの空気感がより重くなった。

そして、また再び老人の声が耳に入ってきた。

<それではクリード。本任務の概要について私からもう一度説明させてもらおう>

作者のぼやき

一章完結予定だけど、それをしてしまうとBADENDになるからどうしようかなあ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ