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訓練3

「ゴーレムも~ある程度出来たので~次は~死霊魔法についてだね~。ただ~私は~あまり死霊魔法は使わないから~死霊魔法が得意な人に~来て貰いました~。」

ミルスラ様が教えてくれると思ったがそうでも無かったらしい。すると、転移魔法の兆候が現れ、死神と思わせる黒いローブに大きなデスサイズを持った女の人が現れた。

「おーう。ミルスラー。お前が急に呼び出すとは珍しいな。なんだ、お陀仏しない厄介な魂でもあるのか?」

「やっほー。ク~ロちゃん。女の子なんだから~そんな口調使ったらダメって言ったよね~。」

「別にいいだろうー。おれの勝手なんだからよー。で?今回はなんの用だ?あとそこの男は?お前の彼氏か?」

「違うよ~。ほら~リュカちゃんが~間違って死なせちゃった子だよ~。クロちゃんにも~連絡来てたでしょ~。」

「ああー、そういやそんな連絡が部下から来てたな-。それでそこの男がそうなのか。」

「うん。さっきまで~土魔法や~ゴーレム魔法を~教えていたんだよ~。」

「げっ!お前がそこの男に魔法教えてたんかよ・・・。それはご愁傷様だったな・・・。」

「えっと・・・?どういう事ですか・・・?」

「ミルスラは魔法に関しては一切妥協しないんだよ。そして魔法を教えるときは自分が納得するまでずっと修練させるんだ。お陰でこいつから魔法を教えて貰おうとするやつがいなくなるくらいだ。お前はよく乗り切ったなー。」



なんだって・・・?



リュスカ様め、これを知っていて紹介したんだな・・・。後で何かお仕置きを考えておこう・・・。


「で、ミルスラ。おれはこいつに何をすればいいんだ?」

「うん。クロちゃんは~リョージ君に~死霊魔法を教えてほしいんだ~。」

「なるほど。うし、分かった。おい!」

「は、はい!」

「おまえ、名前は?」

「高峯 良二です。」

「よし。リョウジ。おれはクラウディアだ。主にミルスラのやつに依頼されて現世に残る悪霊の魂を狩るのが仕事だ。おまえにはみっちりと死霊魔法をたたき込んでやる。なに、ミルスラの魔法講義についていけたんだ。多少荒くても大丈夫だよな?」

「・・・・はい。」

「あ~、クロちゃん。ついでに~回復魔法や~時空魔法のアイテムボックスについてもお願い~。」

「あいよ。序でに教えておくよ。じゃあ、ここでは教えにくいから少し移動するぞ。」

「ミルスラ様ありがとうございました。」

「うん。じゃあ~また後で~。」

俺はクラウディア様に連れられ転移していった・・・。




「ここは・・・・?」

クラウディア様の転移で連れてこられたのはまるで闘技場のような場所だった。

「クラウディア様、俺は今から死霊魔法を学ぶんですよね?」

「ん?おう、今からやるのは死霊魔法だぞ。だがな、死霊魔法を使うには触媒が必要でな。それがよく手に入りやすい場所に跳んだのさ。あとはおまえの杖術やゴーレムの使役に役に立つことも教えるためにピッタリなやつがいるんだ。多分今はここで修練しているはずなんだが・・・。」


セイ!ヌリャッ!オラァッ!!     ドッコーーーン!!!



「お、どうやら今もやっているみたいだな。行くぞ。」

「あ、はい。」

何やら闘技場から掛け声と大きな音が聞こえてきたがクラウディア様について行った・・・。




「うわー。なんだ?あれは・・・?」

俺が見た光景は青いフード付きコートを身にまとった青年が杖を振ると闘技場内に魔方陣が出現し、そこから大きなトリケラトプスに似た生物が現れ、それに笑いながら赤い髪を短髪にしたおっさんが単身突撃しているところだった。

「リョウジ。あそこに見える2人はおれと同じ眷属である、サッカラーンとジェイラストだ。青いコートがサッカラーンで脳筋に突撃していっているのがジェイラストだ。」

どうやら2人も創造神の眷属みたいだ。


「うぉぉぉぉぉ!!!これで終いだっ!!!」


ヅッカーーーーン!!!


ジェイラスト様が止めと拳で殴るとトリケラトプスもどきは大きく吹っ飛んでいった。いやいやいや、全長7,8メートルある巨体をどうやって闘技場の端まで飛ばせるんですか!?


「いやー、良い運動だった。サッカラーンも付き合いありがとうな。」

「本当ですよ。私にも仕事があるのに毎回毎回呼び出しては「運動したいから強いやつを創造してくれ!」って、これじゃあ私の仕事が進みませんよ!」

「そう怒るなって。あとでうまい酒を送っておくからさ。」

「酒で喜ぶのはあなただけですよ。」


なんか、仲いいのか悪いのかよく分からない2人だな・・・。


「で?クラウディアとそこのやつ、なんの用だ?」


え?まだジェイラスト様は闘技場内にいるのに観客席にいる俺たちに気づいていたのか?


「ああ、ジェイラストとサッカラーン。少し手伝ってほしいんだがいいかー?」

「内容にもよりますが構いませんよ。」

「おう。それは上々。こいつを鍛えたいからサッカラーンは生物創造を、ジェイラストは杖術や戦略、統率の仕方を教えてやってくれ。」

「ん?そいつを鍛えるのか?そいつはいいんだが・・・。こいつは誰なんだ?」

「そうですね。私も良いんですが、一体誰なのか紹介して下さい。」

「ああ、リュスカのやつがポカして死んでしまったリョウジだ。」

「高峯 良二です。ミルスラ様から魔法を学んでました。」

「ほほう。ミルスラから魔法を・・・。」

「究極のドMですね。」

「えっと・・・・。」

「まあまあ、そう言うなって。どうやらこいつもリュスカからなにも聞かされずにミルスラから学んでたんだし。」

俺は3人の神からドMだと思われてしまった・・・。絶対にリュスカ様に何かしないと気が済まないな・・・。






「まず、死霊魔法だが生物の死体を操る魔法だ。主に知られているのは骨を使ったスカル系、死体その物を使ったゾンビ系、強い怨念が現世に残ったゴースト系。この3つが死霊系モンスターだな。死霊魔法は兎に角、制御が難しい。下手をすると術者に関係なく襲ってくる。なので強大な魔力でひれ伏させて隷属化させるのが基本だ。おまえはミルスラの修練で私たちに近い魔力量になっているから、今なら中級の竜族のゾンビでも従えることが出来るはずだ。」



・・・・・・・は?



「え・・・?ちょっと待って下さい。今聞き捨てならないことが聞こえた気がしたんですが。魔力量があなた方、神に近い?なんでそうなっているんですか・・・・?」

「ん?むしろ知っていて修練してると思ってたぞ?あそこは魔法は発動出来るが著しく魔力が霧散されやすい上に大気中の魔力量も極端に少ない空間だったんだぞ?」


・・・・・なんだって・・・?



「俺・・・そんなところで訓練してたんですか・・・。」

「まあ、いいじゃないか。魔力はいくらあっても困らん。兎に角、さっさと切り替えろ。最初にジェイラストが杖術を教えてくれる。そして、サッカラーンが生物創造でモンスターを召喚してくれるから戦う。

そして、おれが倒したモンスターに死霊魔法を掛ける方法を教える。これを繰り返すから頑張れよ。」



またしても、俺の短期強化のブートキャンプが行なわれるのが決まった・・・・。













「よし、こんなもんだな。死霊魔法に関してはこれで教える部分は無くなった。」

「俺様もだ。杖術だけじゃなく、格闘やサバイバル、ゴーレムを操る時の戦術や隊列などミッチリやったぞ。久々に教え甲斐のある奴だったわ。がはははっ!」

「そうですね。私もそこまで教える部分は無いと思ってましたが飲み込み早いですね。調子に乗って薬剤に関しても教えてしまいました。」

「はい・・・・。師匠、ありがとうございました・・・。」


俺はまさかの3人の神によるブートキャンプ3年間がやっと終わった・・・・。

絶対これは違うだろ!って思うような訓練もあったがこれがのちに自分の糧になると思って乗り越えた。しかし、この姿が神々の何かに火が付いたらしく、内容がよりしんどい物へと変わっていってしまった・・・。だが、これで3人の神から及第点も貰った・・・。俺も自分が思っていたより成長してると実感出来た。これで異世界に行っても大丈夫だろう。



俺はジェイラスト様とサッカラーン様にお礼をいい、クラウディア様の転移でリュスカ様の屋敷へと跳んでいった・・・。








これで次回から異世界編へ移ります。今回は前の内容より簡略化しました。

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