プロローグ
初めまして、工藤翼と申します。
まず最初に早く投稿できる様にはしますが投稿は不定期になります。すいません。
それに久しぶりに小説を書いていますので、誤字などが有りましたら、コメント下さると嬉しいです。
誰が分かっただろうか。
誰が想像しただろうか。
誰の仕業だろうか。
だか、今はそんな事どうでも良かった。
何故なら……。
時は少し遡り1時間程前のこと。
俺。國井アラタは、幼馴染で今年からまた同じ学校に通い始めた少女、西村ツナと学校帰りに公園のベンチで駄弁っていた。
「えぇぇ。本当に?じゃあ、今は高校通うために一人暮らししてるの?!」
「あぁ」
ツナが大袈裟に驚いた様なリアクションを取る。
「そっかぁ。もう…一人暮らしかぁ……」
アラタの頭は良い方では無かった。
地元の高校の入試に落ち、「少し遠いけど」と担任両親に紹介され入った高校で偶然にも、幼い頃から家族ぐるみの付き合いがあったツナと再会したのである。
ツナは今は、首だけを上に向け空を見上げ何かを考えるようにゆっくりと呟いていた。
アラタも同じく空を見上げ息を吐き出して立ち上がる。
心地いい微風が2人の間を駆け抜けてツナのセミロングの綺麗な黒髪をなびかせる。
ここ数年でかなり顔立ちが整ったその顔と綺麗な髪がサラサラと風になびかれる姿は、気を抜いてしまうと目を奪われる程美しかった。
「どうしたの?」
「俺さ………お前と久々に会って、話して、笑って、分かった事が一つだけあるのだよな」
「何が、分かったの?」
アラタは顔を上げツナの目を見据えてある事を告げようとしていた。
「俺さ、お前の事が………」
するともう少して全てを吐き出せると思った直後。
『ゴウゥ』と音を鳴らし微風とは言い難い風が2人の間を通り、2人とも目を瞑る。
すると、風と共に辺り一面に眩い閃光が走った。
その日を境にある高校に通っていた2人の生徒が行方不明になった事はマスコミなどに大々的に報道された。
しかし、自宅を荒らされた形跡無し、それに学校が終わりそれから2人の姿を見た者がいないとなると、警察やマスコミは遂には神隠しなどと報道し始め、その事件は1年もしない内に人々から忘れ去られていた。




