農民って何だろう?
「オラァ! 走れぇこのゴブリン以下の穀潰しの不貞野郎が! この程度の泥沼もロクに走れんのか!」
俺は絶賛、泥沼を創り出した『最強の農民』のゼメスさんのシゴキを受けていた
何故、こんな事になったかと言うと、一言で言うなれば、魔力は絶倫の小枝男、だ、そうだ
俺から言わせれば、彼が周りの人のステータスより高いってモンじゃないら 埒外なのだ!
ステータスはと言うと
ゼメス
Lv.200/185
職業 農民
ステータス
体力 3000
力 2000
速さ 2000
魔力 1300
守備 2000
対魔 1500
スキル
パンチ
キック
右ストレート
左ブロー
ドロップキック
蹴り上げ
跳び蹴り
兜割り
ジャーマンスープレックス
鉄拳粉砕
ファイヤボール
ウォーターボール
アイスランス
ロックランス
サンドウォール
クレイウォール
マッドフィールド
称号
世界最強の農民
聖女の劔
肉弾戦最強
男神をシバきし者
畑を護りし最強の戦士
王より権力のある農民
魔法を拳で砕きし者
ヘタレ
裁きし者
弱点
女神
心臓
頭
と言うと具合だ他の農民で最も強い者は
カーチス
85/75
職業 農民
ステータス
体力 1200
力 1300
速さ 1150
魔力 50
守備 1250
対魔 400
スキル
パンチ
キック
右ストレート
蹴り上げ
ファイヤー
ウォーター
ウィンド
アイス
サンドウォール
マッドプール
称号
村一番の絶倫男
畑を愛する者
ロリィータコンプレックス
ヘタレ
鬼嫁にシバキ倒される男
アッフォウ!
野菜に興奮する男
こんなのでも村の戦士
だ、とてもゼメスさんには遠く及ばないが、強いのだ、因み、やる時はやるが殆ど大根に興奮をしているか、嫁さんにはっ倒されてる
まぁ、その、なんだ、俺の連れて来られた場所は、凄くヤバい場所だった訳だ
まぁ、こんな場所でも、良い事はあるのだ
最近、お姫様がこの国の兵士でさえ逃げ出す村にメイドとお付きの騎士の二人を連れてこの村を見てゼメスさんと何やら談笑して、顔を赤く染めたり逆に揶揄ってたりとしてから城に馬車で帰って行くのだ
まぁ、俺には関係の無い話だが
姫様は綺麗な銀髪でコバルトブルーの瞳で凛としてる、ドレスはいつも白いドレスを着ている首には剣を模したブルーサファイアの様でいてダイヤモンド並の輝きを放つ首飾りをしているだけだ
表情はゼメスさんと話す前は誰も寄せ付けないオーラを放っているが、ゼメスさんと話すとコロコロと表情が変わっていって年頃の少女に戻っている
村の中の噂ではゼメスさんの彼女だそうだ
一回魔王様に言われて聞いて見たがそしたら、その返答がゼメスさんの弟子にしてやると言うゼメスさんの照れ隠しの無いシゴキ宣告であった。
そして、現在に至る
「不貞野郎が! そんなもんか! テメェの股間もそんなに弱々しくのか! そんなもんなら、オークの雌にでさえ鼻で笑われるな! オラァ!もっと動け!イ◯ポ野郎! それとも、ゲイなのか!男色家でももっと動けるぞ!」
とまぁ、泥沼で頑張って走ってる俺だよ
「次は泥沼の中でこの剣を触れ」
そう言って泥沼の縁に兵士が持っている剣を置いた
(いや、おれ、一回も剣を持った事も触れた事もねぇよ!)
『まぁ、愚痴って無いで我の記憶の通りに持って振れば良いのさ』
(あぁ、そうかなら大丈夫だな)
そして魔王様の記憶に従って持ち泥沼の中心に向かって歩き、そして黙って剣を振る
(凄え重いな!剣って!)
『当たり前だ!モノを切る為の武器で鉄の塊だからな!』
そして、数回か、剣を振ったら、腕が上がらなくなってしまった
泥沼で体力の続く限り全力疾走の泥沼での剣の素振り、そしてゼメスさんに泥沼から引っ張りだされ、休憩を入れてから筋肉トレーニングと畑仕事など、雑用から様々な事をして1日が終わり
次の日には全身筋肉痛になりゼメスさんに自慢の野菜をたらふく食べさせて貰い次の日には筋肉痛などは残ってはいなかった。
ゼメスさん自慢の野菜
最強の農民戦士が一から丹精込めた魔力の溜まった野菜はゲームのエリクサー並みの回復があったのだった。
因みに筋肉痛の時に魔法を使って耳に前の世界の音楽を聴かせていた
少◯病の聖骸メルフ◯ビアを1〜10までずーっと流していたのだった。