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俺は平穏に過ごしたいだけなんだ!!   作者: 社畜人 紫護
一章 呼び出された生贄達(勇者達)
34/115

平穏の形 理想の平穏を夢想する

誰か、良い作業曲知りませんか?


限界が来そうです。

王子が言うには明日には村に着いて、そこから森に入り中にある魔王が生息しているポイントに向かうらしい。


勿論自分がであるが、因みに他の国にも助力を請うたが、鼻で笑われる、化け物である勇者だけで魔王を殲滅しろと言われた。


そしてどうやって請うたかた言うと王子が持っていた通信石と言う柘榴の様な色の石で。


その通信石は通信石同士をぶつけると共鳴しあいお互いを見せたり話したり出来ると言う魔法の石だった。


そして、夜の野営では自分が料理を作りその傍らでは夜華さんが料理の仕方を教えて欲しいと言ってきたのだ調理しながら教えていたりなどだ、王子がウザかった、そんな野蛮なモノを食べるより僕達の料理を食べようよって夜華さんに言ってたので、美味しいの食べさせてもらえるなら食べてきて下さいと言うと、夜華さんは膨れっ面で自分を睨み、王子の胸ぐら掴んで馬車の方に投げて、手を払い、悪は去ったとか残念な事を言っていた

そして、久木に注意されしょぼくれながら自分の調理を見ていたり、火を熾してくれたりたそして出来たロックワームの香草焼きや、串焼き、シチューなどを美味しそうに食べていたのを見て魔王様が『こう見ると、唯の乙女に見えるから不思議だな』と言っていた。


そして寝る時には何処からに夜華さんに久木共々連れ去られ、久木は防御結界の中で寝て、自分はと言うと、夜華さんに抱きつかれ俺が上で夜華さんが下で寝ている状態だ、 他人から見ると一人で寝てる男と鎧を抱きしめて寝てる女にしか見えないから不思議、とてもシュールだとも思う、そして、良い事なのか、感情が少しづつ出て来たりする。


そして、久木、夜華さんと話した平穏の事を考える


未来から来たあの者達の事も、最近、夢で見る色んな人達、確かに繋がりを感じてしまう、何かの因果で繋がっている様に


ならば、いっそのこと平穏は俺の庇護の下に作り上げて仕舞えばいいんだ、死んでしまうけれど、生まれ変わったらそうしよう、俺の護るべき者達の笑顔、満たされた表情、そうだ、平和、平穏其れこそが俺の望む概念でありエゴであり決して壊されたく無いパーソナルゾーンにしよう、あぁ、俺はその未来を掴む!

彼等の望んだ未来の為に!


『承認、 貴方様の願う未来を絶対のものにしましょう』


『切望、私は貴方様の武器、ただ一振りの剣にして絶対なら盾になりましょう』


『質問、 最後にソレを手に入れる為なら貴方様は何かを失う覚悟はありますか』


頭に響く機械音声の様な無機質で起伏の無い聲


あぁ、くれてやるよ、感情でも命でも持って行けよ、そして必ず自分の平穏を寄越せ!


『目覚めます、貴方の負の感情以外の感情を喰らい私は再起動致します。 貴方の覚醒に合わせて、私は目覚めます。 我が主人』


ソレからは本当に喰われたのか、幸せと思える想像しても感じ無い魔王様の眠ってしまってるし、しかし、自分は悪魔に契約でもしてしまったのだろうか、そのまま眠れず朝を迎え、夜華さんに同じ様に連れ去られて戻って、朝食の支度をするのだった。

次が最後かもです。



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