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俺は平穏に過ごしたいだけなんだ!!   作者: 社畜人 紫護
一章 呼び出された生贄達(勇者達)
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閑話 狼と狐と猫

とある所で勇者と『破壊』がイチャイチャとしてる時刻でとある場所で『狼』と『狐』と『猫』が集まっていた。


『狼』は灰色の体毛をしているが毛は艶を帯びていて動く度『狼』の魔力の色である緑の燐光を散らしている。


余談だか、この世界では魔力の燐光を放つ魔獣や獣は神獣、霊獣など高位の存在である、そしてそれだけ魔力量が莫大に保有している事でもある。


『狐』は白色の体毛ではあるが、日が当たると金色に輝き月の光か当たると銀色に輝く特異な体毛である、そして矢張り『狐』も『狼』と同じく燐光を放っており色は赤の燐光を散らしている、そしてとても綺麗好きの様だ、『狼』と『猫』と話している時も毛繕いをしている。


『猫』は黒色の体毛に眼の色が金と緑のオッドアイそして特筆すべきは尻尾が三本生えている事である。 体毛からは此方も燐光を放っており色は紫と金の色が交互に燐光を散らしている。


『狼』がぶっきらぼうに話始めた


「それで、『龍』に雄の影があるって本当の事かよ」


人間達が聴いたら「ウォン、ウォン」としか聴こえないだろう

そして『狐』が肯定するように鳴く、これも「キャン、キャン」としか聴こえない


『えぇ、そうです。 とても寝顔が可愛らしい男の子ですよぉ〜 起きてる時は表情筋がピクリとも動いてはいませんし、フルプレートで全身を守っていますわよぉ〜』


『猫』がその男の子に興味を持ち、詳しく『狐』に聞いている


「それは、それは あのお花畑『ドラゴン』が懐くくらいですし相当強くて可愛らしい少年なのよね! それならオネーさんがペロッて食べたらどんな感じで悔しがるんだろうかニー」


矢張り『猫』も「ニャア、ゴロゴロ」などとしか聴こえない

『猫』の言葉に反応して嗜める様に『狐』が鳴く


「やめなさい! お母さん怒りますよ! それに『龍』が泣き崩れた後貴女の事をまた「泥棒クソ発情猫がぁ!貴様の核をまた粉微塵に粉砕して魔獣達の餌にされたいか!」って言って襲って来て『異獣』が『龍』を物理的に止めて『鳥』がまた貴女が寝ている時に寝床を焼きますよ、それが嫌ならやめなさいな〜」


そして『狼』も同意するように首肯する


「そうだぜ〜 そしてオレも混ざって猫を狩ろうかねぇ久し振りのハントだぜ!」


る気満々に尻尾を左右に振りそして飛び跳ねる

『狐』がそれを止める


「やめてくださいな『ワンちゃん』私の火が貴女の毛並みを煤だらけになりますよぉ〜 ではなく、コホン! えー取り敢えず私が『龍』と接触しますので私の指示があるまで皆さんは静かに待って頂きますので、それを破った子はオシオキですからねぇ〜」と締めくくり狐は輪郭がボヤけ消えた

そして残った二匹


「それで、『狐』はああ言ってたがオメェはどうすんだ『猫』 オレは遠目から観察してるがな」


『狼』は後ろ足で首を掻きながら『猫』に尋ねる


「オネーさんは勿論、知った事ではないわ〜 だってぇ〜『龍』を弄るのが楽しいから 『狐』が接触した時に背後から男の子を襲うよ 決まってるでしょ?」


『猫』はそう言いながら牙を見せる様に口を開くそして、『狼』は呆れながら言う


『そーかい、そーかい オレは知らねぇからな! 『龍』の大切なモノを攻撃したらどうなるかなんて直ぐ分かるだろうあーあ また自然が消えて不毛な大地が広がるぜ』


そう言って『狼』は立ち上がり燐光を散らしながら何処かへジャンプして行った

残っていた『猫』は霧の様に姿、形が消えていた。

出来れば火曜、金曜を中心に更新しようと心がけています。

調子が良ければ他の日にも更新しますので

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