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魔法第二波 聞いたことのある声

めぐみは、電車のなかで夢を見ていた

男の声を聞いた、それは初めて聞くような声ではなく

とても懐かしく思った・・・・

そして体育の時間・・・

異変が起きる!

「はぁはぁはぁはぁ」

私は暗い闇の中を走っていた

後ろを振り向くと黒いものが追いかけてくる

私にはなんだかそれが怖くてたまらなくて逃げていた

「どこまで逃げれば・・・」

私は絶望に陥っていた

暗いくらい闇の中をずっとひたすら走り続けている

もう、どのくらい走っているのだろうか

全くわからなかった

でも、不思議なことに全然疲れを感じなかった

すると・・・すぐ近くに黒いものが居た

殺される!そう思った

黒いものが腕を伸ばし私をつかもうとした瞬間だった

「思い出して・・・本当の自分の事を・・自分の力の事を・・」

声が聞こえた・・聞いたことのある声

とても落ち着く声・・

まるで優しくささやくような若い男性の声

「え?本当の・・・自分?力?」



プルルルル!

「!?」

「やば!降りなきゃ!乗り越しちゃう!!」

どうやら私は夢を見ていたようだ

あわてて席を立ち電車を出た。

「本当の自分ってどういう事?もしかして私記憶でもなくしてるのかな?」

そう思ったがまさかと笑った。

「それにしても今の声聞いたことのある声だった、何か落ち着く声」

駅のホームを歩きながらブツブツ呟いていた。

階段を反対側のホームに行く

それにしてもあの黒いものは何だったんだろう

どこかで見たことあるようなそう考えていると電車がきた



学校に着いて教室に行くとじゅんりがいた

「じゅんりおはよー」

「おはよーリニカ」

「・・・じゅんり」

「はい?」

「その名前で呼ばないでって言ってるじゃん」

「え?あぁ、ごめんごめんwwwついwww

「つい・・ってもう、どうすんのよリニカが私ってみんなにばれたら」

「まぁ、そんときはそんときっしょ!」

「あんたねぇ」

「あははは」

リニカとは私のユーザーネームだ

イラスト広場というサイトにイラストを描いては投稿している

「まぁまぁ、メグの絵は上手いんだから、大丈夫だよ

みんなにばれてもきっと褒めてくれるって」

「そういう問題じゃない!!みんなにばれるのが恥ずかしいの!」

そういう会話をしているうちにクラスは全員登校してきたようだ



「リニ・・・・メグー早くー」

「恵美ちゃん早くしないと体育の時間遅れるよ?」

「あー待って今行くからー」

ったく、今じゅんりの奴リニカって呼ぼうとしたな?

まぁさやかも聞いていないようだし、まぁいっか

そう思いながら体育着に着替え終えてじゅんりとさやかのとこまで走って行く


体育館にみんな並んで出席を取り解散となった

どうやら今日はバドミントンをするようだ

ぐるるる

お腹がなった

「あー・・お腹減ったぁ・・」

今は4時間目だ

「メグ、お腹減ったとか言ってる場合じゃないよ、なんとしても今日は

さやかたちに勝つんだから!」

どうやらじゅんりはやる気満々らしい

「いつにもましてやる気満々じゃない、どうしたの?w」

そうじゅんりに聞くと

「さやかたちに勝つことができたらお菓子おごるって言われたの!!」

え?お菓子?そこ!?

ネットの向こう側ではさやかと美咲がニコニコわらいながら

「「私達に勝つことはできない」」と声をそろえていっている

ちなみに、私含め、じゅんり、さやか、美咲はいつも一緒にいる

いわゆるいつめんだ

「お菓子を賭けてバドで勝負ってwwまぁ、付き合ってあげますよ!」

すると急に眩い赤い光とともに

またあの声が聞こえてきた・・

「思い出して・・・本当の自分の事を・・自分の力の事を・・」

「また・・・なの?・・・」

次の瞬間さっきの赤い光が全体を包みこんだ、まるで赤い血のように・・・

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