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神様の棄児  作者: ryo-KK
冒険者
85/88

酒癖

翌日レミーは執務室でカーラの代わりに仕事をしていた。


カーラはと言うとフルール王国に戻っているのだ。


用件はと言うと別に大した理由では無い。


知り合いの結婚式に参加しているだけだった。


早朝ピエールで出かけていったのを皆で見送ったのだ。


レミーは意外と事務仕事はお手の物だったが時期が悪すぎた。


漁村の復興と街の治安維持、それに新たにユークから指示された輸送船の建造と海神竜の小屋作りとやる事が多かったのだ。


島への橋渡し的役割はユージンとウィンが行う事に成っている。


これは別に他の海神竜でも構わないのだが、ユージンが自身の訓練の為に丁度良いからと買って出たのだ。


運行計画としては1日2往復、朝に出て昼に戻り、昼一に出て夜戻ると言う風に決まった。


その頃ユーク達は冒険者ギルドにいた。


覚醒をする為だ。


リオは残念だがSランクで黒になり成長が止まってしまった。


ミーシャは青でSSで止まる事が決定してしまった。


EXランクとは、今迄無かったのだが、ユークのSSランク以上が確定した時にギルドが新たに作ったランクだ。


ランクの呼び方にあまり意味は無いのだが・・・。


ユークも覚醒は行ったが白のままなのでEX以上確定だと言えるがギルドは又何かランクを作るのだろうからそれまでは置いておく。


覚醒後の結果、ミーシャとリオのステータスは・・・




ミーシャ 19歳                

ランク S (青)        

獣族                


パーティー             

ユーク  人族

リオ エルフ族

レミー  人族             

                           

ユーク  人族                            


体力 650          


魔力 300            


所持魔法              

 

生活魔法 4            


魔法                 


ウォーター

ウォーターストーム


特殊スキル


剣技・探索・念話・ダンジョンウォーク




リオ 18歳                

ランク S(黒)        

エルフ族                


パーティー

ユーク  人族             

ミーシャ 獣族 

レミー  人族            

                           

ユーク  人族                            


体力 600            


魔力 380           


所持魔法              

 

生活魔法 4            


魔法 


ウォーター

ウォーターストーム

アース

アースストーム

フリーズ

フリーズストーム

ウインド

ウインドストーム


特殊スキル


探索・念話・ダンジョンウォーク


となっている。



ユークはと言うと・・・。


ユーク 18歳                

ランク SS(白)

    F (白)        

人族                


パーティー             

ミーシャ 獣族 

リオ エルフ族

レミー  人族                                       

ミーシャ 獣族

リオ エルフ族

レミー  人族                            


体力 3800            


魔力 3800           


所持魔法              

 

生活魔法 4            


魔法                 


ファイア

ファイアストーム

ウォーター

ウォーターストーム

アース

アースストーム

サンダー

サンダーレイジ

フリーズ

フリーズストーム

ウインド

ウインドストーム


特殊スキル


探索・神がかり 


神がかり

ワープ パーティー強化 念話 ブリザード(氷超絶) フレア(火超絶) ウェーブ(水超絶) ハリケーン(風超絶) パルス(雷超絶) 震地(土超絶)



単純に言うとハーデスに体力と魔力が並んだ事になるのだが、本人は知らない。


ユークはミーシャとリオの祝いと言う事で、ドリーの店に行く事にしていた。


勿論予約済みだ。


ギルドを後にした一行は【まんぷく亭】を訪れた。


「いらっしゃいませ。」


ジャネットに迎えられて席に案内される。


「頑張ってるようだね。」


「はい、お客様も大勢いらして下さるので忙しいですが、楽しく働かせて頂いてます」


「それなら構わないんだけど、ドリーさんは?」


ユークの問いかけに答える様にドリーが厨房から顔を出してきた。


「ミーシャ様、リオ様Sランク昇格おめでとう御座います。」


ミーシャ達に声を掛けながらワインを手に持ってやって来たのだ。


「ドリーさんお酒は・・・・。」


「あら、ユーク様、おめでたい時は何よりも乾杯するものでしょ。それに少し位なら平気ですわよ」


ドリーはそう言いながらユーク、ミーシャ、リオの順にワインを注いでいく。


貸切にしているので他に客は居ないとドリーと3Jジャネット・ジャニス・ジョアンも乾杯に参加している。


「それではお2人の昇格にか・ん・ぱ~~い!」


ドリーの言葉にグラスを打ち付け合い軽く一口、口づけた。


初めて飲むワインは甘くてとても飲みやすかった。


ミーシャ達も一口位なら全然平気なのだが、ドリーや3Jはここぞとばかりに飲み干していくのだ。


「ドリーさん、この後も店が有るから程々にしないと・・・。」


「これ位全然大したこと無いわよ」


「そうです。それよりユーク様達ももっと飲んでください。」


ドリーに続きジョアンがユーク達のグラスにワインを注ぎながら言ってくるのだ。


「いや、本当に僕はもう良いから、飲ませるならミーシャ達だけでお願い」


ユークはそれとなく断ったのだが、この一言が間違いの始まりだった。


ジョアンはそれならとミーシャとリオに次から次へとワインを注いで、気がつけば2本空いてしまっていた。


ミーシャとリオだけで2本なのだ。ドリー達は既に3倍の6本は空いていた。


「ご主人様も飲んで下さい。」


リオに進められ仕方無く少しづつワインを飲むユークにミーシャが口移しでワインを飲ませて来た。


「ミーシャ、ちょっと・・・・ごくっ」


「私も~」


リオまで口移しで飲ませてくる。


これの繰り返しで気がつけば更に2本空になている。


ただこれだけなら良かったのだが、何分飲酒も初めてだったユークの酒癖等誰も知らなかった。


かなり酔っていたのかそこからは自分で注ぎながらどんどんワインを空にして行くのだった。


異変は突然起こった。


ユークは突然立ち上がりジャネットとジャニスを口説いて裸にしてその場で初めてしまったのだ。


ミーシャは酔いも忘れて止めに入るのだがユークを止める事等不可能なのだ。


ドリーもチャンスとばかりに全裸でユークにしな垂れ係りお情けを頂こうと必死になっていた。


しかしユークはドリーを無視して3Jとミーシャ達だけ抱いてからさっと服を着て店を出ていった。


ミーシャとリオは慌てて後を追いかけたが、ユークは直ぐに見つかった。


見つかったと言うより。店を出て直ぐに道行く女性を口説いていたのだ。


「君、可愛いね。ミーシャ程では無いけど、気に入ったよ。」


「君も良い匂いがするよ」


「ああ、君に出会えて幸せだ」


等等、出会う女性を片っ端にナンパしていたのであった。


しかもユークの知名度はコンラットなら200%なので誰も断らないのだ。


下は15~上は26位迄で合計20人はナンパしていた。


勝率10割だ。


「ご主人様。お気を確かに!」


「あれ、君はミーシャに良く似ているね。こっちの子はリオにそっくりだ!」


「本人ですご主人様!」


「えっミーシャなの、そうだよねミーシャみたいな美人が2人も居たら驚きだよ。」


そう言いながらユークはミーシャとリオを抱き寄せて城の方に戻っていく。


当然ナンパした女性を従えてだ。


城についた時には何とも50人近くの女性を引き連れていたのだ。


直ぐに大浴場で桃色の時間が始まるのだが、ミーシャが水をユークに掛けた事でユークは酔いから覚醒することができた。


「えっ、あれっ、ここは??」


「やっと正気に戻られましたか」


声の方を振り向くと全裸のミーシャが立っていた。


「ミーシャ?」


「はい、私です!」


「これってどう言う状況?」


「全然覚えていらっしゃら無いのですか?」


ユークは必死に思い出そうとするが全く覚えてない。


「それより彼女達は誰?」


「は~っ」


ミーシャは溜め息をついた後ナンパされた女性達に解散を告げた。


「皆さん、誠に勝手ですが、今日は此処までで我慢して下さい。次が有れば、お情けが頂ける様に手配しますから今日の所はお帰り下さい」


「「「え~~~~~~~~~!」」」


一斉のブーイングだがミーシャは気にしない。


「ご主人様のお体を拝見出来ただけでも、有り難く思って下さい。それに次はきちんとすると申し上げた筈です。文句が有る様なら私達が相手になりますよ」


ミーシャが相手をすると言うのはイヤラシイ事をするというのでは無く力ずくで黙らせると言う事だ。


ユークはまだ何の事か解っていない・・・。


渋々女性達は大浴場から出ていき其々城を後にした。


ユークはミーシャとリオに連行されて自室のベッドに押し倒されていた。


「ご主人様、何処まで覚えておいでですか?」


「まんぷく亭で飲んでた所位かな、あっ、ミーシャに口移しでワインを飲まされたのは覚えてるよ。その後も何回か同じ事があった様な・・・?」


「その辺りは私も記憶があやふやですが、ジャネット達にお情けを授けたのは覚えてますか?」


「・・・えっ!」


「やはり覚えておられないのですね。」


「そんな事したの?」


「はい、その後私とリオもお抱きになりました。」


「ご、ごめん」


「それは別に構いません。ジャネット達もエルフですからまあ良いとしましょう。」


「もしかしてドリーさんにまで手を出したとか?」


「そこがどうしてか解りませんが、手を出してませんでした。」


ホッと胸を撫で下ろしたユークを見てミーシャは更に話を続けた。


「私達を抱いた後店を飛び出したので直ぐに追いかけたのですが、既に数名の女性に声をかけていらっしゃいましたね。」


「それがさっきの人達?」


「そうです。『全員俺の女だ~』とか言ってましたし、城に帰る道中でも次から次へと女性に声をかけてましたね」


「・・・」


「私の事も最初は別人だと思っていた様ですし。」


「うそ!僕がミーシャを間違えるなんて」


「間違っては居ませんよ。ただ解らなかっただけです。直ぐに気づいて下さいました。」


「だよね。ミーシャ達は特別だし」


ミーシャはニッコりと微笑んでからユークの息子を握りながら言い放った。


「ですが、節操がなさ過ぎます。世界中の女性をご主人様ならお抱きに成る事も出来るでしょう。ですが、お酒の力を借りてと言うのは頂けません。もし抱きたいと思える女性がいらしたら私達に仰って下さい。私達で手配します。・・・ですが私達以外とは・・・あまり・・・し・・・無いです。」


尻下がりに声が小さくなって行く。


ミーシャの顔は拗ねた様でも有り悲しんでいる様でも有りと複雑な表情をしていたが耳まで真っ赤になっていた。


「本当にごめん!リオにも迷惑をかけたね」


黙って聞いていたリオにも頭を下げた。


「私は、別に何時でも何処でも何回でも構いません。ですから私達以外には出来るだけ声をかけないで欲しいです」


勿論ミーシャも同じ気持ちだと頷いた。


どうやらユークは酔うとハーデスの血が色濃く出るようだ。


ただ今回の事件では納得出来ていない女性が大勢誕生した事に成る。


特にドリーは一番悲しかった筈だ。


店に居た女性6人の中でドリーだけ抱いて貰えなかったのだ。


ただ以前よりはチャンスが広がったとも思っている。


そう、ユークを酔わせてしまえば良いのだ。


当然もう一度と考えている3Jも同じことを考えて居た。



ガールズトーク in まんぷく亭


ドリー「貴女達だけずるい」


ジャネ「仕方無いじゃ無いですか。ユーク様がドリーさんを相手にしなかったんですもの」


ジョ 「そうです。私達に罪はあリません」


ドリー「そうね今回は諦めるわ、でも次は協力してよ?」


ジャネ「ええ、勿論ですわ」


ジャニ「はい勿論お手伝いします」


ドリー「それで、どうだったの?」


ジャネ「そうですね。一言で言うなら最高でした。」


ジャニ「はい、気持ち良かったです」


ジョ 「凄いテクニックって訳では有りませんが、力強くて、でも優しくて抱かれている間幸せな気持ちで満たされてましたね」


ジャネ「その通りよね。あっ、だめっ、思い出しただけで・・・・」


ドリー「いいわね~今度は絶対に私からだからね。もし裏切ったら、セドリック様に言って、貴女達を首にして貰うから。勿論奴隷商の逆戻りよ」


ジョ 「・・・いやですね~裏切る訳無いじゃ無いですか」


ジャネ「そ、そうですよ!裏切るなんて人聞きの悪い・・・」


ドリー「まあ良いわ。次は絶対だからね、頼んだわよ!」




「ご主人様は外でお酒を召し上がるのは辞めて下さい」


「うん、もう飲まない」


「ご主人様、飲むなと言ってるのでは有りませんよ。飲むなら城の中で召し上がって下さいと言ってるのです。もし城以外ですと子供が出来たり病気の心配も御座います。その点城の侍女達なら検査や避妊も済んでますから。」


「解った。これからはそうする。でももう飲まないと思うけど・・・。」


ユークは固く誓うのだった。

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