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神様の棄児  作者: ryo-KK
1章 捨て子
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覚醒

「ユーくん 女神像の前に立って」


レミーの指示に従って女神像の前に立つ。 以前、欠片を使ってやった覚醒とは全っく違う雰囲気に気後れしてしまう

が、別段 危険がないのも知っている。ただ成長の終わりがこないとも限らないのがドキドキだ


「覚醒 初めてだからって、そんなに緊張しなくても平気だよ! すぐに終わるからね」


レミーに言われたが緊張するものは仕方がない 


「これから覚醒をします これが覚醒の秘宝ね」


見せられた秘宝は、前に使った欠片とは全然違って、漂うオーラがすごかった

 

秘宝を女神像の躰に押し付けると消えてなくなった。代わりに女神像がふんわりした柔らかい光に包まれていた


「それでは、ユーくん女神像に触れてみて」


ドキドキしながら触れてみる 


触れた瞬間ユーク自身も光に包まれ数瞬でひかりは消え失せた


「はい これで覚醒終了ね、 後はランクとステータスを確認してね」


促されるまま ステータスと念じてみた。


ユーク 15歳


ランク E (白)


人族


パーティー なし


奴隷 なし


「ランクが白って事はまだ上がるってことだよね?}


「そうよ 次で止まるって事はないわ」


ほっと無でを撫で下ろし行きを吐いた


「後で、魔法や特殊スキルが付いているかの確認はしておいた方がいいよ」


「もし何も付いてなくても、今回では付かなかっただけで、次に付く場合もあるから落ち込まないでね」


「これからも付かない事もあるの?」


「そりゃぁ あるわよ ユーくんに魔法や冒険者としての資質が無い場合は、今後もつかないわ」


「うっ・・・」


「心配なら、今確認してみたら?」


確かに気になるのだが、魔法や特殊スキルは人に知られるのは、あまりよろしく無い、それがギルドの職員なら尚更だ。技能をしられると利用されかねない。レミーがそう言う事をしないと信じていても、どこから話が漏れるかわからないので、部屋に帰ってから確認することにした。


「お疲れ様でした。 また何かあれば何時でもきいてね」


スキルが気になるので、足早にギルドを出て宿屋に向かう


宿屋に帰り リーンさんに鍵を受け取り部屋に入り鍵までかけて、ステータスと念じた


ユーク 15歳


ランク E (白)


人族


パーティー なし


奴隷 なし


体力 450


魔力 220


所持魔法


生活魔法 4


魔法


ファイア 

ウォーター

アース

サンダー

フリーズ

ウインド


特殊スキル


探索

神がかり


と出ていた。生活魔法と探索は、元からもってたのでいいとして、属性魔法全種と神がかりなる特殊スキルが付いてた。 


「魔法は嬉しいけど、神がかりってなんだ?」


聞いたこともないスキルに考え込む


(一度使ってみるのが早いかな だとしたらここじゃまずいかも)


(ここならいいかな ひともいないし)


選んだ場所は薬草採取できた川の近くの森だ 少し開けた場所に立ち (神がかり)と念じた

 

頭の中にワープと言う言葉が浮かんできた 


(ワープって冒険者スキルに有ったと思うんだけど 神がかりって実際なんなのやら???)


結果ワープ以外の言葉は浮かんでこなかった、物は試しとステータスを確認する 


(魔力220か) 


来る前に野営したセルラト平原入り口の場所を想いながらワープと念じる

一瞬で見覚えのある場所に移動した。もう一度ステータスと念じる


(魔力200になってるって事は20消費か) 


続いて、ファイアと念じた。3m程前に、自分の背丈より大きい炎が上がる。これにはすこし驚いて、尻餅をついてしまった。


(結構な威力がありそうだな~)


もういちどステータスを確認してみると 195になってた。系統魔法の消費MPは一定なのでMP5が必要らしい


確認と操作性を確かめる為、10m程離れた場所に枝を立て今度は枝を意識して、サンダーと念じてみた。

見事に枝を打ち抜いた稲妻 


(狙ったところにも行くし MPもやっぱり5減ってたし 確認終了かな) 


後は、ワープの距離とかだけど 村に帰ったらビックリされるだろうから どこか遠出した時にでも試そうと考え

もう一度ワープと念じ門の近くの森に移動して、部屋に帰った


神がかりが何なのかは、はっきりしないが王都に有るという図書館にでも行く事を思いつき、後日行くことにした。


夕食を食べ、お風呂に入ったあと、ステータスをもう一度確認してみた。

2時間程経ってたので、MPがどれだけ回復したのか知るためである。


(もう戻ってるんだ。明日は魔法をつかって、どれくらいの時間で、回復するのかも確認しないと・・・)


ベッドに寝転び意識を手放した

  

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