侍女ハーレム
何時もの様に目覚めたユークだが起きたのは昼前だった。
おこしに来たエマも少し目が赤かったのは触れずにおいた。
昨夜の計画をユークはまだ知らない。
ミーシャ達は侍女だけに計画を話す。
「ご主人様を私達だけで独占してるのは仕方無い事だと理解してくれているのは解ってるの、でも皆もご主人様に可愛がって貰いたいでしょ。それに私達の声で欲求不満だとも解ってるわ。」
ミーシャの前置きにレミーが続ける。
「そこでね、貴方達にもユーク様のお情けが定期的に頂ける機会を作る事にしたの。ただし子供を授かる可能性がある人族はお情けを受けたいなら避妊術を受けてもらうわ」
レミーの言葉にミーシャが付け足す。
「ご主人様の子供は王妃が最優先ですもの当然でしょ!その条件がのめないならこの計画は取り止めにするわ、それと無理強いはしないから希望者だけね」
「あ、あの避妊術って言われましたが、お金が無いです」
「それは勿論ご主人様が出して下さいます」
ユークには全く話も通って無いのだがミーシャは言い切った。
「あ、あの処女では無いのですが良いのでしょうか?」
おどおどと一人が聞いて来た。
「非処女の方は病気の検査を受けて頂きますがその費用もこちらで出しますから問題は有りませんよ!検査が嫌ならその方も今後は我慢していただくしかありませんね」
リオが淡々と話す。
「術と検査は今日だけ医者を呼び行います。結果が出るまでは何も出来ませんが明日にはお情けも受けられるでしょう。今日は希望者で処女の方の中から10人とさせて戴きます。」
カーラの言葉にも質問が入った。
「今日お情けを頂けなかったら次は何時ですか?」
「今日から3日間毎日頑張って頂くわ。 これからは月に1回は計画するし、ご主人様が気に入った女性なら度々呼ばれるかもしれないわね、でもこれだけは覚えてて欲しいのだけど自分から結婚を迫ったり抱かれに来る様な真似は絶対にしないで欲しいの、ご主人様を困らせたりするなら躊躇なく処罰も与えるから覚悟しておいてね」
王妃の処罰と聞いてドリーの事も聞いていた侍女達は冷や汗も出るのだが追い出されるのは勘弁だと納得するのだった。
「そのために客間を1部屋開放します。10人でも大丈夫な様にベッドの交換や雰囲気作りの模様替え等今日の選考に外れた方たちで用意して下さい。それと医者の手配も早くした方が良いわね。」
ミーシャ達の言葉の後に希望者を聞いたが全員だった。
そうだろうと解っていたがユークのもてっぷりには些か呆れてしまった。
侍女達は部屋の用意、(後にハーレム部屋と呼ばれる)と医者の手配を急いだ。
ミーシャ達はユークに事の全容を話していた。
「ちょ、ちょっと待ってよ」
「ご主人様は諦めて下さい」
「お金は別に良いけど、全員と寝るなんて無茶苦茶だよ」
「そうですか? ドリーさんと違ってきちんと決めて抱かれるのです。彼女達も喜んでましたよ」
「そうかも知れないけど・・・」
「彼女達がドリーさんの様に襲って来ても良いと言うなら今回の話しは流しますが、使用人の面倒をみるのは主人の義務です」
「だからって抱く事までは義務じゃないよね」
「ええ、ですが彼女達も望んでいます。ご主人様がどうしても嫌だと仰っるなら止めませんから彼女達を説得して下さい」
一度チャンスを与えられた侍女達が納得する訳も無かった。
ましてや侍女達はユークの近くに居たくて応募してきたのだ。
確かにあわよくば妻にと思っている侍女もいるだろうが、ミーシャ達相手では勝てない事も理解している。
例え性奴隷と同じ扱いでも構わないから側に居たいと思ってる女性ばかりなのだ。
「ミーシャ達は、僕が侍女に手を出しても平気なの?」
「平気だと言えば嘘に成りますが、彼女達の気持ちもわかります。ですからご主人様が私達も後でたっぷり可愛がって下さるなら我慢もできます。それに心までは取られないと自信も有ります。」
「そうそう、肉体の快楽だけが全てじゃ無いもの、確かにユーク様が凄く気に入る娘が居るかも知れないけど、体だけならその娘を何度抱いても許せるわ、だから、ユーク様は心を取られたらお仕置きが待ってると思ってね」
「そんなの理不尽過ぎない?」
「あら、ご主人様は抱いた女性皆と結婚しないといけない。と、お考えですか?それは女性を侮辱してます。確かにご主人様程の方なら結婚して欲しいと思うでしょう。でも女性にも絶対曲げられな信念も御座います。同情で結婚されて嬉しい女性はいませんよ」
「そこまでは考えてないよ」
「彼女達にも言ってます。彼女達から結婚を迫ったり抱いて欲しいと強要するなら許さないと。ご主人様から望まれるのなら私たちは納得します」
こうして愛する妻達に公認の浮気宣言を逆に言い渡されてどうにか納得する。
侍女達はユークも納得したと聞かされて、張り切って仕事をしていた。
医者も直ぐに呼ばれて滞り無く終了した。
こっそりとクララも参加していたとレミーだけは知っていたがレミーは言わなかった。
レミーは一応エルダには確認したがこのままだと妹の扱いのままで、ユークから抱かれ無いまま大人に成るのではと危惧していた。
まだ早いのではと言う言葉にも兎種なら普通の事だと言われ納得した。
レミーはユークも驚いて面白いかもと黙っていたのだ。
昼食が終わり早速とばかりに侍女達にユークは大浴場に連れて行かれた。
勿論ミーシャ達も一緒だ。
ユークの体を洗うのはミーシャが絶対に譲らない。
ミーシャ達の裸体を見て体を隠す侍女は多かった。
「ミーシャ様達って、別次元で完璧よね」
「そうね、顔だけじゃなくて肌も綺麗でスタイルも抜群よね」
所々でミーシャ達を絶賛してる。
「それよりユーク様も素敵よね~」
「体も引き締まってて凄く男らしいわね」
「これからは定期的に抱かれると思うとドキドキしてきたわ」
そんな会話も丸聞こえなのだが気にすると恥ずかしいので堂々と振舞った。
今現在此処に居るのはほぼ全員の29名ミーシャ達もいるから侍女だけなら24名になる。ミーシャ達が少し離れたので、ユークは声を掛けた。
「皆本当にいいの?」
『はい』一斉に返事が帰って来た。
そこまでの覚悟が有るのならとユークも腹を括った。
「解った。今日は誰が僕の相手をしてくれるの?」
そこいらで手が上がる。
「そうか!こっちに来て!」
そう言っって侍女達を近くに集めて優しくだが力強く抱きしめていく。
侍女達はそれだけでもうっとりとしていまう。
もう良いだろうと風呂を上がり脱衣所に向かった。
ミーシャ達がユークの体を綺麗に拭いてきて、『余り激しくしない程度にお楽しみ下さい、私達は部屋で待ってます」と、言い残し寝室の方に行ってしまった。
ユークは侍女達とハーレム部屋に移動した。薄暗くされた部屋には香が焚かれていて、良い香りがした。
ベッドの上には既に1人が待機していた。
侍女達に連れられてベッドに向かう。
近づいてやっと解ったがベッドにいたのはクララだった。
「クララ?」
「はい」
「どうして此処に?」
「はい、ユーク様が侍女の方達にもお情けを差し上げると聞いて、それならば私が先だと思いレミーさんに協力して貰いました」
「いや、でもクララはまだ10歳でしょ」
「はい、でも兎種の女性は本当ならもっと早くに経験してるそうです。私もユーク様の婚約者として侍女の方達よりも先にお情けをいただきたいのです」
「エルダさんはしってるの?」
「はい、ユーク様ならと喜んで送り出して貰いました。私じゃダメですか?」
「ダメじゃ無いけど結婚が早く成る訳でも一緒に暮らす訳でも無いよ!」
「はい、成人までは他の侍女の方達と同じ扱いで構いません。抱いて貰えませんか?」
「良いんだね?」
「はい」
ユークは優しく壊れ物でも扱うかの様にクララを抱きしめた。
時間を掛けてしっかりと準備してクララと一つになったのだった。
「嬉しい」
クララは一声だけ言葉を発して部屋を出ていった。
その後もユークは代わる代わる侍女を抱いていき全員を抱き終わったのは夕食の時間を過ぎた頃だった。
一度寝室に戻り個室の風呂で体を綺麗にしてから夕食を取った。
その頃ユークに抱かれた侍女達は口々にユークを褒め称えていた。
場所は変わりアベル家でもクララの初体験を祝っていた。
「クララも大人に成った訳だけどもっとしっかりしないとユーク様のお嫁さんにはなれないわよ」
「うん」
「これからはもっとユーク様に尽くすのよ」
「うん、もっと一杯抱いて貰える様に頑張って仕事も覚える」
アベルは終始黙ったままだがユークならと納得もしていたので怒ってもいなかった。
その夜はミーシャ達を之でもかと言う位可愛がった。
以後2日間続いたがユークが誰かを特別に呼ぶことは無かった。
だがクララだけは関係無くおねだりしてくるので何度も抱く事になる。




