特別な依頼
<ちゅっ・・・>
「あんっご主人様」
「おはようミーシャ」
何時ものミーシャのキスで目覚めたのだが、手がミーシャの胸を触っていたので、そのまま揉みまくってしまった。
こうなると当然の様にリオのメロンも触ってしまう。
仲間外れをすると怒られるので、レミーの胸も揉みまくった。
おかげで朝からテンションは高かった。
朝食を食べながら予定を決める。
門番のアーロンがギルドから使いが来たと知らせに来た。
食事を終えてミーシャ達には片付けを頼みギルドに行ってみた。
ギルドに入ると様々な冒険者に囲まれるのも最近では慣れたものだ。
受付のパルミナに挨拶をしギルドマスターの部屋に勝手に向かう。
ノックをして返事を待ち中に入った。
「マスター来ましたが、依頼ですか?」
「おぉ、マホガリアの神秘の森はご存知かな?」
「はい、行った事は有りませんが知ってます。」
「その森の中の集落からの依頼です。 依頼者はボリス、内容は神秘の森の中に有る泉に水神竜が住み着いたので討伐して欲しいと言う事です。 報酬はそんなに出せないが、出来る限り支払うとの事です」
「報酬の明記の無い依頼って初めてですが、良く有ることですか?」
「本来なら通さない依頼ですが、神秘の森は重要な場所です。普通ならギルドで報酬をお渡しするのですが、今回ギルドは紹介だけのボランティアだと思ってください」
マスターの話をまとめると、依頼の場所が特別で今回ギルドは紹介だけで無関係、報酬の交渉も現地でしろと言う事だ。特別の理由は覚醒の秘宝がそこでしか採れないからだそうだ。
泉は浅いので取り逃がす心配は無いそうだが、なるべく森を破壊しないで欲しいとの事だった。
受ける事を伝えて屋敷に戻る。
屋敷で依頼の内容を話したのだが、ミーシャは焦った様に落ち着きが無くなっていた。
「ミーシャどうかした?」
「あっあの、依頼の集落って、私の故郷だと思います。」
「そ、そうなの?」
「神秘の森には幾つかの集落が有るのですが、泉の管理は私の居た集落がしてましたので」
「じゃあ、依頼者のボリスさんって知ってる?」
「えっ、あ、あの父です?」
「乳?、ち、父!、ミーシャのお父さんなの?」
「はい、間違いないと思います。」
「気が引けるなら今回は留守番でも良いよ」
ミーシャに残っても良いと告げるのだが、首を横に振った。
「私は、ご主人様の物です。奴隷が自分の家だからと気にしていては意味が有りません。それにご主人様に巡り合わせて頂いたのも、父が怪我をした御蔭でもありますから、お礼も言いたいです。」
「そうか、いい機会だし皆で行くか」
ユークが告げるとレミーが一番喜んでいた。
アベルさんに暫く依頼に全員で行くからと留守を頼んだ。
神秘の森はマホガリアだがフルールに近い、バリウ湖からなら歩いても2日と掛からないそうだ。
バリウ湖まで、ワープで行くと馬車が借りれない。
かと言ってフルール経由にするとバリウ湖まで馬車で3日掛かるから大幅なタイムロスになる。
歩いて行く事にして、野営の用意もして行く。
装備を整え、一気にバリウ湖に飛んだ。
ミーシャの案内で神秘の森を目指した。
2日後の朝に神秘の森の入口に到着した。
入口には結界が張ってあり、弱い魔物は近づけないそうだ。
1時間程歩いて、集落に到着した。
ミーシャは緊張気味だ。
ミーシャの自宅に行く前にもう一度確認する。
「ミーシャ、今ならまだ引き返せるよ、ワープで家まで送るけどどうする?」
「私なら大丈夫です、懐かしく思っただけですから」
「解った、案内してくれる?」
ミーシャの案内で依頼者の家に行く。(ミーシャの実家だけど)
ミーシャがノックをして声を掛けた。
「ただいま~」
娘の声に両親が慌てて出てきた。
「「ミーシャ!」」
「帰って来れたのか?」
この人が依頼主兼ミーシャの父ボリスさんだろう。
「ううん、違うのお父さんが出した依頼で来たの」
そう言ってユークを紹介した。
「指名を受けて来ましたユークと言います。」
「ミーシャ、この人が?」
「うん、私のご主人様のユーク様、それと仲間のリオとレミーよ」
紹介されてリオとレミーも頭を下げた。
立ち話もなんだと家に入るように薦められ、ミーシャに続いて入っていった。
通されたのはダイニングで、椅子を勧められたので腰掛けた。
「積もる話も有るでしょうが急ぎだと伺いましたので、依頼の話からお願いします。」
ユークの言葉に動揺を隠せないままボリスは話し始めた。
内容は聞いてた通りだ。報酬は集落でかき集めた金貨30枚(かなり少ない)が限界だと言う。
泉までは歩いて2時間で着くらしいので早速向かう。
「ミーシャは積もる話も有るだろうからここに残って良いよ、多分3時間位で戻るから」
リオとレミーだけを連れていく。
家に残ったミーシャは両親と話し込んでいた。
「さっきのユークさんが主人だと言ったが、連れの女の子はどう言う関係だ」
「リオとレミーの事?、彼女達もご主人様の奴隷よ」
「ミーシャ以外にも奴隷が居るのか」
「冒険者なら複数の奴隷を持つのは普通の事よ」
ボリスはなにやら考え込んでいた。
「ミーシャは大事にされてるのかい」
「えぇ、お母さんが心配する事は何もないわ」
「私はミーシャが幸せならそれでいいんだよ」
「良い事があるか!娘があんな若者の慰み者に成ってるんだぞ!」
テーブルを叩き大声でまくし立てた。
「あなた、少し落ち着いて・・・」
「落ち着いてられるか!ミーシャ」
「なに?」
「やっぱりお前を買い戻す」
「えっ」
「お前は奴隷になった時に『買い戻すな』と言ったが、父さんはずっと後悔していた。絶対に買い戻すからまた一緒に暮らそう」
ボリスの言葉にミーシャは反論したのだ。
「待ってよ!私は買い戻して何て言ってない。奴隷に成ったのも自分だし、私の意思でご主人様と一緒に居たいの」
「ご、ご主人様だと!さっきも言ってたがそう言えと命令されてるのか!」
「違うわよ、私がそう呼びたいから呼んでるの」
「あなたは少し落ち着きなさい」
ボリスの頭を叩きミーシャの母はミーシャに質問を続けた。
「ミーシャはあの方に恋してるのね」
母のズバリの指摘にミーシャは顔を真っ赤にして頷いた。
「そう、でもお父さんの気持ちも解ってあげて、毎晩あなたの事を心配してたのよ」
「うん、でもお父さんにも解って欲しいの、ご主人様は大変素晴らしい方なの、何度も私の為に戦ってくれたわ、確かに他にも奴隷が居るけど、皆に分け隔てもなく接して下さるの。私はリオやレミーの事も大好きなの、ご主人様のお母様にも結婚も考えていると紹介して頂いた。今の私が不幸に見える?」
「いいえ、此処に居た頃よりも幸せそうだし綺麗になったわ」
「しかし、奴隷を買うような奴は信用できん」
少し落ち着いたボリスが口を開いた。
「お父さん、私のご主人様を悪く言わないで、ご主人様は私達に一度も無理を言った事も無いし。戦いにだって参加させたりしないの、私達が怪我をするといけないからって近くで見てるだけなのよ」
「それなら尚更、慰み者にする為にお前を買ったんだろ」
「それも違う、ご主人様は側に居てくれるだけでも良いって言って下さるの、私から抱いて頂いたのよ」
「・・・」
「ミーシャの幸せはミーシャが決めればいい事よ、ユークさんだったわね」
「えぇ」
「種族は違うけど良い青年だと母さんは思うわ、男前だしね」
「お母さんたらっ、でもその通りだと私も思うわ、ご主人様以外の奴隷も見た事が有るけど扱いも全く違う、ご主人様は私達を絶対に奴隷としては扱わないの、普通の女の子として扱って下さるのよ」
ボリスはまだ考えていたのだが、娘の告白で反対も出来無く成ってた。
その頃ユーク達は水神竜と戦っていた。
「リオとレミーはそこから動かないで、周囲の警戒とブレスに注意してて」
言い残しユークは水神竜に向かって行った。
森を壊さない様にとの依頼だから短期決戦だ。
被害の大きい魔法も使えない火や雷は燃え広がる可能性もあるので使えない。
土も湖に被害が出るので駄目だ。
水は効かないし風も森に被害が出る。
ブレスを吐かれてもまずい。
ユークはフリーズで顔を凍らせる。
凍ってる間にエストックで、弱点の腹をめった突きにするのだが予想以上に硬い。
仕方ないので、フリーズを連発して窒息させる。
もがき苦しむ水神竜は暴れまくる。
もう一度と腹にエストックを差し込んだ。
何とか通った所でエストックは中程から折れてしまった。
刺さったエストックに威力を落としたサンダーを乱発で叩き込み討伐は終わった。
「ふ~何とか終わったね」
リオとレミーが近づいてきた。
「剣、折れちゃいましたね」
「滅多に使わないから別に良いんだけど、もう少し頑丈な剣を買わないとね」
ドロップアイテムは水竜の牙だった。
「さて戻ろうか」
ワープで、ボリスの家の前に転移した。
ノックして合図を送る。
出てきたボリスに水竜の牙を見せて討伐完了を知らせた。
「お帰りなさいませご主人様」
「ただいまミーシャ、話は出来た?」
「はい、有難うございました」
「気にしないで、剣が折れたけど討伐自体は問題なかったし、泉にも被害は出してないよ」
「愛用のエストックが折れたのですか?」
「うん、思ったより硬かった。帰ったらワイルスさんの所に行くから付き合って」
「解りました」
ダイニングに戻りミーシャに改めて両親を紹介してもらった。
「ご主人様、父のボリスと母のジーナです。」
「ユークと言います。宜しくお願いします」
「あらあら、ご丁寧に、母のジーナです。娘がお世話になってます。」
「ボリスだ」
ぶっきらぼうにボリスが答える。
「お父さん、ご主人様に失礼よ、幾らお父さんだって許せません」
ミーシャに言われ改めて自己紹介をしてきた。
「その~なんだ、こちらこそ娘を宜しく頼む」
取り敢えず依頼の完了で報酬を貰う時にユークは告げた。
「大切なミーシャの故郷から報酬は頂けません、それに見た所この集落も何かと入用でしょう」
ボリスの住む集落は泉に近い為水神竜の被害を多少なりと受けていたのだ。
「僕で役に立つ事でしたら何時でも依頼して下さい最優先で駆けつけます。」
ボリスも正直助かると頷いてくれた。
「僕達は帰るけど、ミーシャが残りたいなら2,3日残っても良いよ、後で迎えに来るから」
「いえ、私はご主人様と常に一緒に居たいのです。こうして両親とも話せましたしもう十分です」
「解った、また来ればいいし、ボリスさん達もミーシャに会いに来て下さい」
そう告げて住所も教えた。
帰る前にジーナから呼び止められた。
「ユークさんミーシャを宜しくお願いします。ミーシャから聞きましたが、嫁にも貰って頂けるとか」
「ミーシャはそこまで話したのですか」
ユークの顔も真っ赤に成ってたがジーナをしっかり見つめて宣言した。
「まだ先の話しですがミーシャとは必ず一緒に成ります。その時は挨拶にも来ます。それにミーシャの事は僕が必ず幸せにしてみせます。お任せ下さい。」
「うふっ、ミーシャの言った通りのご主人様みたいね、次に来る時がその時だと期待して待ってます。」
ユークは2人に挨拶をして、ミーシャは抱き合って別れを告げてワープで屋敷に戻った。
「今度はリオとレミーの家にも挨拶に行かないとね」
帰って来た事をアベルに告げミーシャと2人でギルドに報告に向かった。
帰りにカーンの店に寄りワイルスを呼んで貰った。
「よう、久しぶりだな、何か用か?」
「ワイルスさんに新しい剣を頼みたくて来ました」
「買い換えるのか?」
「いえ、水神竜と戦ったら折れまして」
言いながら折れたエストックを見せた。
「水神竜とこの剣で戦ったのか?」
「はい、でも折れてしまったので魔法で倒しましたけど」
エストックでSランクの魔物と戦う事自体が無謀だと怒られた。
ユーククラスならもっと良い剣を持ってる物だとも言われた。
「この店に有るのなら両手剣がいいかも知れんが滅多に使わないのなら邪魔だろうし、やっぱり片手剣が良いか?」
「そうですねその方が邪魔に成りませんし、良いの有りませんか?」
「今は無いから数日待ってくれんか、あてが有るから聞いてみる」
「有難う御座います。宜しくお願いします」
ワイルスに剣も頼んだので屋敷に戻った。
夕食の時間まで、クララと遊び食後に風呂に入ってベッドに入った。
甘えてくるミーシャが可愛くていつも以上に張り切ってしまった。
4回づつ抱いてしまった。良い夢が見れそうだとそのもまま寝たのだった。
ガールズトーク IN ベッド(念話)
㋹(ユーク様、今日は激しかったわね)
㋷(でも、とても良かったです)
㋯(そうね、愛されてるって実感出来るわ)
㋷(その通りです)
㋹(ミーシャも両親公認になったし羨ましいな~)
㋯(今度リオとレミーの両親にも挨拶に行きたいと仰ってたわ)
㋹(そうね、楽しみだわ)
㋷(私の両親が先ですよ)
㋹(なんでよ)
㋷(順番です)
㋹(ユーク様が決める事だから)
㋷(レミーさんご主人様に先にとかお願いは無しですよ)
㋹(な、何のことかしら、そんな事しないわよ)
㋷(する気満々じゃないですか)
㋯(どちらにせよご主人様に迷惑だけはかけないでね)
㋷㋹(は~い)
㋯(明日も早いしそろそろ寝ましょ)
㋷㋹((おやすみ~))
㋯(はい、おやすみなさい)




